1994_04_今夜はブギーバック_小沢健二






今回の1曲セレクトは、「今夜はブギーバック (nice vocal)」です。

 まずはデータです。

・タイトル   今夜はブギーバック (nice vocal)
・アーティスト 小沢健二 featuring スチャダラパー
・作詞      小沢健二 光崎誠 松本真介 松本洋介
・作曲      小沢健二 光崎誠 松本真介 松本洋介
・編曲      小沢健二 光崎誠 松本真介 松本洋介
・リリース日   1994年3月9日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 15位
・売上げ枚数   22.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 17位
・タイアップ:フジテレビ系「タモリのスーパーボキャブラ天国」エンディングテーマ

 ここんところ、ずっとPCの前にすわりっきり・・・なんていう不健康な生活が続いておりまして、えー、今日は何曜日だ? 
 ・・・ってか、大丈夫か? 自分。。。

 なんて、訳が分からん生活だな。。。 

 ・・・なんて、前置きが長い。。


 ハイ、今回は「今夜はブギーバック」です。

 正式には、「今夜はブギーバック (nice vocal)」ね。 そそ、実際は、もうひとつ、スチャダラパーがメインで、小沢健二がフィーチャリングになってる、「今夜はブギーバック (smooth rap)」っちゅうバージョンもあるのは、ま、ここに来ている方のほとんとが、ご存知のとおり。

 でも、通常、よくかかるのは、今日ひっぱってきた小沢健二メインの「nice vocal」の方なんだけどさ。

 しかし、この曲は、いつ聴いても、脱力感いっぱいだ。小沢健二はやる気があったんでしょうか・・・とか書いたりして。。ふらふら

 当時、この曲聴いた時は、正直、どーでもいい曲って感じだったんだよね。
 今でこそ、普通に聴けるけど、あのころから、どーもHIPHOP系は苦手だっんだよなぁ。 ヒット曲にHIPHOPを絡ませて〜・・・っていう形を本格的に作ったのは、この曲あたりが走りだったよなぁ。

 でも、どうしても、このノリには着いていけなかったワタシがいたりして。 いまでこそ、それが当たり前のようになってるからさあ、とりあえず「免疫」は出来たけど。。。


 ただ、今、改めて聴くと、ちょっと、今の形とは違うかな。。 何が違うかっちゅうと、曲の軽さだねぇ。

 もともと小沢健二は、あのころでは「渋谷系」に括られていたから、歌謡曲が根っこのJ-POPとはちょっと毛色が異なるっていうか、軽いんだよねノリが。HIPHOPっていう異種混合でも親和性があるって言うか。。

 いまは、同じヒップホップ歌謡でも、完全に根っこは歌謡曲じゃん。本来、歌謡曲とHIPHOPってまったく起源が違うとろこから、日本人の得意の和洋折衷術で無理やりくっつけちゃったんだよね。最初は、それも面白かったんだけど、そもそも親和性は少ないわけだから、さすがに最近では飽きてきたっちゅうかねぇ。。。

 ま、いずれにしても、最近のヒット曲のフォーマットになった曲の一つではありますな。確実に。

ところで、この曲は、未だにいろんなアーティストがカバーしてますな。
恐らくそれは、この曲がいわいる、日本のヒットプホップの一つのフォーマットになっているからなんだろうね。
で、そのフォーマットが懐かしいと思っているアーティストが多いからなんだろうなぁ。
今から21年前の曲なんで、今の30歳前後の方は、この辺りがJ-POPの原点だろうし。

 ただ、個人的な「仕事」的に見て、困るの、 カバーの元曲が、果たして「nice vocal」なのか「smooth rap」なのか・・っちゅうところなんだよねぇ。
 ・・・というのも、「nice vocal」と「smooth rap」では、著作権者が微妙に異なってて、JASRACの管理番号も違うのよ。
 なんで、この曲は、JASRACに使用報告する時、いつも困る。。。




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