かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

シブがき隊

喝! / シブがき隊

1984_04_喝!_シブがき隊






今回の1曲セレクトは、「喝!」シブがき隊です。

 まずはデータです。

・タイトル    喝!
・アーティスト  シブがき隊
・作詞      売野雅勇
・作曲      後藤次利
・編曲      後藤次利
・リリース日   1984年3月30日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   25.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1984年4月9日〜5月7日付

 TBS系の「サンデーモーニング」毎週見てますよん。
 あれは、やっぱし、張本氏の「スポーツコーナー」だっぺな。目玉は・・・

 そそそ、「喝!」と「アッパレ〜!」ですわ。

 まあ、良きにしろ悪きにしろ、最近は、張本氏の「暴走」がネット上でも話題になって来てますが。。

 ・・・なんてことが、頭に浮かんできたんで、ほんじゃ、まぁ、今日の1曲セレクトは「喝!」どぇす。

 あ〜〜、手抜きや〜〜 手抜き〜〜

 ほーい、ワタシの選曲人生手抜きだらけ・・・たらーっ(汗) 

 まあ、プロセスはどうであれ、受ければ・・・ね、勝ちな世界なのですよ。音楽業界はあせあせ

 リクツぢゃなくて・・・あせあせ 半分は「アソビゴコロ」ですよ、うん。


・・・ということで、シブがき隊の「喝!」


 う〜〜〜ん 喝!


・・・・と、そのまま、どえす。。。ふらふら


 さいしょ聴いた時は、ちょっちビックリしたけどね。「なんじゃ、これ・・・」と。。。


 どーも、この曲は、曲先で出来てたらしく、もともと後藤次利氏のメロディがあったらしいんだけど、この最初の「喝!」の部分は、「ハッ!」ってデモテープでは歌ってたらしいよね。

 それを売野氏に持っていったところ、「喝!」になって帰ってきて、なるほど、さすがに売野氏のセンスだな・・・って感心したらしいね。

 この辺は、時代の波に乗り切ってるウレセン真っ最中だったってことだろうな、売野氏は。 この年は、ホントに売れてたもんねぇ。

 まあ、当の後藤次利氏も、この年をきっかけにしてたね。このころは、ほとんど「ヤロー」ばっかに曲を提供してて、「硬派」後藤印がついてたんねぇ。
 自分でも、ホントは女のコにも曲書きたいんだけどね・・・と言ってましたね当時。
 まさか、次の年から「イヤ」という言うほど書くことになるとは、このころは露知らず。。。ふらふら

 ただね、この「う〜〜〜ん 喝!」ってところは、アイデア、インパクト的に面白かったけど、他の部分は、対して、面白くなかったりして・・・この曲。

 イントロにのっかってる、流れるようなシンセは良かったけどねぇ。それだけ・・・。

 いや、何分「喝!」 っていうのが強すぎるんだよ。

 まあ、アクの強かった、このころのシブがきには、この位の曲が適度によかったんだけどね。
 そのおかげか、オリコンで1位も取れたし・・・。

 うーんとね、シブがき隊で、1位を取ったのは、この曲だけなのですよ、ハイ。

 なに? 「スシ食いねェ!」しか知らんだと? あの曲は10位までしか行ってないの・・・。



 ところでさ、「喝!」って言ったら、やっぱ「アッパレ!」だよねー、という御仁。

 ご安心めされぃ! ちゃんと、「アッパレ!」も歌ってるのよ、シブがき隊。

 「喝!」の次の次の曲は、「アッパレ!フジヤマ」って曲だったりして。。。ふらふら


 是非、これらの曲を、「サンデーモーニング」の「喝!」と「アッパレ!」の効果音で使っていただきたい!

 ・・・・と思っているのは、ワタシくらいか。。。。あせあせ




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処女的衝撃! / シブがき隊

1983_04_処女的衝撃_シブがき隊






今回の1曲セレクトは、「処女的衝撃!」シブがき隊です。

 まずはデータです。

・タイトル    処女的衝撃!
・アーティスト  シブがき隊
・作詞      三浦徳子
・作曲      井上大輔
・編曲      水谷公生
・リリース日   1983年2月25日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   20.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1983年3月7日〜3月28日 4月11日〜4月18日付

 今回の1曲セレクトは、またまた、CBSソニーの曲になっちゃったなぁ・・・。
 いやー、他のレーベルの曲も平等に引っ張ってこよう・・と頭では考えているんだけども、うーん・・・・、まあ、80年代の前半は、どうしてもCBSソニー抜きではヒット曲の世界は語れない・・・って言うくらい、ヒット曲が多かったからねぇ。。。

 まあ、どうしても、確率的に多くなっちゃうんだよなぁ。


 ・・・・ということで、今日は、久方ぶりにシブがき隊をひっぱってきました。


 それにしても、この曲タイトル読めます??

 処女的衝撃!・・・・しょじょてきしょうげき?

うんにゃ、「バージンショック」って読むんですわ。。

 まあ、あの時代を知ってるヒトにとっちゃ、常識っていう感じだけど、知らなかったら読めんですわねぇ。

 そのまえに「処女的衝撃」よ! うーん、誰が考えるんだろうねぇ。
 このころのジャニーズ関係の曲のタイトルは結構、うまく考えてるよなぁ・・・っていうのが多いんだよね。

 ふざけてるんか・・・と思うギリギリのキワドさっていうかさぁ、それが逆にインパクトにつながってるんだよね。だから、目を引いちゃうっていうかさ。

 まあ、タイトルについてはジャニーズのスタッフが考えているようなんだけどさ。


 しかし、それに負けない詞の内容だもんね。

♪まぶし過ぎるぜ こんな衝撃 ショック ショック ショック 処女的衝撃! ♪

 だもんね。

 この曲、三浦徳子さんの作詞なんだけど、図太いですよねぇ、このころの三浦徳子さんの詞って。女性が書くような内容ぢゃないよなぁ。

 一時の阿木耀子さんを凌ぐ図太さなんじゃないかなぁ。・・って思っちゃいますよ。この曲の詞を見ると。

 片や、同じ時期、早見優の「夏色のナンシー」なんて。とってもハツラツした女性らしい作詞をしてたりして・・・。

 この変わり身は一体なんなの? って感じだったですよね。

 うーん、シブがき隊ならではの内容だったんかなぁ。

 まあ、それにしても、この当時の三浦徳子さんは当たってたよなぁ。最高潮の頃ぢゃなかったかなぁ。
最近は、ずっかりアニソンのヒトになっちったけど、またJ-POPに戻って来て、一流どころのアイドルにバンバン書いて欲しいですよねぇ、こんな図太い詞をさあ


 曲の方は、近田春夫氏曰く、「やりたい」っていう衝急な気持ちが「ヘビメタ」になっちゃいました・・・。

 ってことで、ヘビメタ歌謡っす。 シブがきって、なんかゴチャゴチャっとした曲が多かったんだけど、この曲から、ヘビメタ歌謡に突入したんですよね。
 それが、また超大げさでして・・・

 兎に角、詞、曲共にめっちゃくちゃに「濃い」んですわ。シブがきの曲って。濃すぎてクサイ! 当時の大映ドラマに通じる「クサ〜イ大げさ感」があったよなぁ。

 うん、このクサヤくらいにクサ〜イ、ヘビメタ歌謡になじめるかどうか・・・っていうところが、当時、シブがきの曲をちゃんと聴けるかどうかのバロメーターになってたんぢゃないですかねぇ。
 この曲の3曲後の「挑発∞」が最高潮でしたけどね。

 個人的には、当時から割合、いけた口なんだけどさ、シブがきの曲って・・・。しかもクサければクサイほどよかった気がしますね。

 ただ、その分、ヒトによっては好き嫌いが激しかったんだろうね。このヒトたち、1位取ったの「喝!」の1曲だけだもんね。

 ジャニーズとしては、ちょっと淋しいんでねぇかい? ・・・ってあの当時は、ジャニーズといえど1位は遠かったのです。 なにせ、The Good-byeは1曲も1位とってないからして・・。





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Gジャンブルース / シブがき隊

1983_02_Gジャンブルース_シブがき隊






今回の1曲セレキトは、「Gジャンブルース」シブがき隊です。

 まずはデータです。

・タイトル    Gジャンブルース
・アーティスト  シブがき隊
・作詞      三浦徳子
・作曲      井上大輔
・編曲      沢健一
・リリース日   1982年10月28日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数   33.6万枚 

さてさて、久しぶりのシブがき隊です。

 「Gジャンブルース」

 へへへ、どうだexclamation 知ってるヒトしか知らないだろ・・・ 

 なんてね・・・。 ここに来てるくれてるヒトの多くは、「はは、常識、常識・・・」ってところか、この曲の程度だと。。

 うん、もともと、シブがきの第3弾シングルの「ZIG ZAGセブンティーン」の「片面」だった曲ね。

 でもさ、当初は、「ZIG ZAGセブンティーン」の陰に隠れて、全く話題に出てこなかったんだけど、当時のファンの間では「隠れ名曲」なんていわれてたよな。
 うんそうね、この曲が最初なんだよな、いわいる「硬派路線」のシブがきって。その後「ヘビメタ歌謡」にまで昇華してしまった、シブがきの本格的ロック路線・・・・うーん、歌謡ロック路線っちゅうかね。

 考えてみれば、今のKAT-TUNとかもさあ、下敷きにしてるのは、この辺だよね、源流は。 そういう意味では、今のジャニーズに繋がるような1曲かもしれない、この曲。まあ、大げさも知れないけど・・。


 だけど、最初は、「隠れ名曲」なんて言われてたけど、1983年に入ってから、「ザ・ベストテン」なんかでは、上がってきたんだよな。
 うん、通常「ZIG ZAG セブンティーン」っていう「タイトル曲」の片面だから、ベストテンでは「レコード売上げ」はランクされないんだけどさ、それだけリクエストが多かったんだろうな。 実際、あの頃、圧倒的にリクエストが強かった、田原俊彦、近藤真彦についで、3位まで行ってたりする。 まあ、それで、ベストテンでは、異例の「片面」でのベストテン入りを果たしちゃったりするんだけどさ(最高10位)。

 タイトル曲の片面でのヒットといえば、松田聖子の「Sweet Memories」が圧倒的に有名だけど、それに先んじること、約半年前。実は、この曲のほうが先立ったんだよね。 意外と忘れられがちだけど・・。 でも、そういう意味では1983年っていうのは、「片面」曲の当たり年だったんだよね。っていうか、「片面」も力が入ってたっていうかねぇ。。

 で、最終的には、「両A面」扱いになるんだけど・・・。
あれ? でも、最初っから、この曲、両A面扱いだったのかなぁ。。うーん、どーも、その辺は、今ひとつはっきりしない。。

・・・ってか、過去のオリコンチャートを見ると、初登場の時から「両A面」扱いになってたね


動画・・・、まあ期待する方が間違ってたかもしれないけど、やっぱ落ちてないなぁ・・・。
残念。

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挑発∞ / シブがき隊

1983_11_挑発∞_シブがき隊






今日の1曲セレクトは、「挑発∞」シブがき隊です。

 まずはデータから

・タイトル    挑発∞
・アーティスト  シブがき隊
・作詞      売野雅勇
・作曲      井上大輔
・編曲      馬飼野康二
・リリース日   1983年10月14日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   27.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1983年10月24日〜12月5日


えー、シブがき隊です。
 のっけから、意味不明な入りですが、どう入ったらいいか、きっかけがつかめなくてねー。
 このすごいタイトルの曲、果たして、どう切り込んでいこうか・・・と悩みまして。。。

 「挑発∞」⇒ちょうはつ「むげんだい」  っすよ。

数学が苦手、記号をみるのもイヤ!っていう方にはとんでもないタイトルですな。

 シブがき隊。いわずと知れた、ジャニーズ軍団ですが、いまや、影が薄いですよねぇ。確かに、あれから20数年経ってますし、これ・・といった代表曲も・・・。あんまり浮かんでこないっつうかね。
 まあ、あの時代を知ってい方なら、いざ知らずですが、いまの若いコには、ピンとこないっすかねぇ。

薬丸裕英(ヤッくん)
布川敏和(フックン)
本木雅弘(モックン)

の3人組っすね。

 えー、いまや、薬丸氏は、「ハナマルマーケット」の顔。本木氏は、完全に「俳優」となってしまいましたわね。

 しかし、影が薄い、シブがき隊っすが、もち歌は、「濃い」曲が多いんだよねぇ。
 だいたいが、歌唱力のない3人(本木は、後年結構ウタはうまかったけど)だったんで、結局は「力任せ」に歌うしかなかったわけでね、結局たどり着いたところが、ヘビメタ歌謡というわけで・・・(^^;;;;;

今考えても、ジャニーズの中でも、結構異色なポジションにいるよねぇ。
 この傾向は、4曲目の「処女的衝撃」あたりから始まったのかな。
 え? 読めます? 上の曲のタイトル・・・「バージンショック」っすよ。。。。。
 普通、読めへんって。。知らない人は。
 ♪まぶしすぎるぜ、こんな衝撃 ショョク ショック ショック バージンショック! ♪
 すんげえ歌詞だ。いま、パンク系のアーティストって結構いるけど、ここまでかける奴ら、あんまりいないよねぇ。
 次が「ZOKKON命」・・・。これは、イントロがナイトレンジャーの「炎の彼方」のパクリで有名な曲だわね。
(俺は好きだけど・・)

 で、1曲飛んで、この「挑発∞」となるわけですが、なんか、だんだんエスカレートしていってるんだよね。タイトルが。 ここまで来ると、ちょっとやりすぎだろ? って感じだったもん。
 曲も、めちゃくちゃ大げさだったんだよねぇ。めちゃくちゃ大げさのラッパに、ストリングスが絡んで・・・。
 メロディは、処女的衝撃にくらべると、まともだけど、全体のサウンドが大げさなんだよね。
 当時としては、かなり重いっていうかしつこいんですよ。音が。まあ、冬場にはいいけど、夏場にはかなり堪えるサウンドだったよなぁ。
 (現に次の年の夏の「アッパレフジヤマ」には辟易した。当時の私でさえ。。)
 

 極め付けが、曲の間に挟まる「セリフ」。

(薬丸)「信じていいの なんて やめろよ」
(布川)「感じたハートがちぎれそうさ」
(本木)「もう迷わないぜ 抱いてやる!」

クサーーーーッて感じでしょ。
 田舎の肥溜めよりクサイわねー。

 当時、さすがにこれは、カウンターパンチだったねぇ。

例えば、俺たちの世代より上の世代には、青春ドラマがあったわけですよ。
 例の「夕日に向かってはしれ! それが青春だ!」ってやつね。 それみてクサーッ っていってた奴が笑えるかって感じよ。

 でもさ、逆に言うと、そのあとのジャニーズは、ここまで、やる人たちもいないからねぇ。
 かえって、貴重なんだよね。 考えようによっては。

 だってさ、SMAPがこんなセリフの曲やらないじゃん。

 だからさ、結局1位は、84年の「喝!」しか取れなかったけど、ジャニーズの歴史の中では貴重なグループですよ。
 このくらい過激なグループがジャニーズから、また、出てきてもいいとは思うけどねぇ。
 最近のジャニーズは、見た目はヤンキーのあんちゃんぽい奴もいるけど、みんなおとなしいよなぁ。 
 ことに曲に関しては。。。





※2005年11月に書いたものの再掲載です。
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