かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

ザ・ベストテン

ザ・ベストテン・ルポ〜月刊・明星78年5月号より〜

えー、この間もTwitterでつぶやいたんですが、只今、「むかーし・むかし」の月刊・明星付録「Young Song」を随時、ヤフオクで購入してまして。。。

先日の75年、76年分に引き続き、 今週は78年分をまとめて10冊ほど落札。

さっき、届きまして、只今、内容購読中。


その中で78年5月号(78年3月発売)に、「ザ・ベストテン」が、テレビ番組ルポってことで紹介されていますねぇ。

78年1月放送開始で、3月に既に「明星」で取り上げられているってことは、やっぱ、当初から注目されていたんですねぇ。


まあ、イラスト・レポということで、ちょっと見ずらいし、字も細かいんで、オヤジのワタシとしては、読むのもちょっと辛いんだけども。。。

スタジオ配置図内。
それによるとランクボードとソファーを中心に、スタジオの両側にそれぞれ、オーケストラボックスと、セットボックスが配置されていたことも判明。

テレビで見ていたよりもかなり狭いスペースで放送してた訳ですわな。


それ以上に、この時点で、すでに「ランク」の各要素の配点割合を公開していたことにちょっとビックリ。

それによると

・ハガキ  40%
・ラジオ   30%
・レコード売り上げ 20%
・有線   10%
(当時のプロデューサー 今里氏 談)

となっておりました。

それと、本番当日のスケジュール表も公開。 

本番後 22時〜 ストックVTR撮り

となっております。
11位〜20位で流れる「本人」が歌っているVTRって、やっぱ本番後に撮ってたんですね。
ナットク。


やっぱねぇ、昔の「資料」には、今となっては「お宝」と思える内容が、いろいろ埋まってますね

性(さが) / ツイスト

1979_02_性(さが)_ツイスト


今回の1曲セレクトは、「性(さが)」ツイストです。

まずはデータです。


・タイトル     性(さが)
・アーティスト   ツイスト
・作詞       世良公則
・作曲       世良公則
・編曲       ツイスト
・リリース日        1978年12月21日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数   31.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1979年1月15日〜2月26日付

えー、今回もマクラ無しで、いきなり本題に行っちゃいますぞ。

今回セレクトしてきた曲は、ツイストの「性(さが)」どぇす

えー、長い事この「1曲セレクト」を読んでくださってる方は気がついてると思うんだけど、今回ひっぱってきた、「性(さが)」、 過去に一度書いちゃってるんですねぇ

↓ コレ 
http://livedoor.blogcms.jp/blog/kajiyan0777/article/edit?id=52012973

今はブログの底〜にひっそりと眠っちゃってるんで、気がつかない方も多いかもしれないけど。。。


でもねどうも、頭ん中がここのところ1979年になっちゃってさ。。 しょうがないんで、79年の今頃ヒットしていた、この曲を、再度持ってきちゃいました。

あ、でも一度書いた・・・と言っても、前回書いたのは、今から10年前なんだよな。。そそ、上のリンク先のトピックスは元々は、10年前にmixiに「友達向け」に書いたもんなんだよね。
でも、友達向けって限定にしておくのは勿体ないんで、一昨年から、このブログにmixiから移植してきて公開したもんなんだけどさ。
 流石に文章、若いな。 いまねぇ、こういう新鮮な文章書けないのよ、ワタシ。。。 まだ30代でしたからねぇ、書いた時は。
まあ、よろしかったら併せて読んでいただけるとありがたいかなぁ


・・・・と取りとめもない事を書いてもしょうがないんだけど。。。

↑で、この頃頭が79年になってる・・・っちゅうのは、ついこの間、ヤフオクで79年〜80年の「月刊・明星」の付録の歌本・・通称「Youn Song」を大量に落札しまして。。。
今ねぇ、毎晩寝る前に1冊ずつ読んでるんですわ〜

わあ、悪趣味〜  ・・・って言われてもしょうがないんだけどさあ、でもね、やっぱ気分はあの時代に戻りますね。

当時、ワタシは9才。小学3年生。

流石に月刊明星を買うには、ほんの少しガキだったからねぇ。 うん、実際に買い始めたのは小学5年だった1981年3月号からだからさ。 そこからは、当時買ったものを「後生大事」に取ってあるんだけどね。

ワタシが買い始めた頃は、既に80年代アイドルの時代に入ってた訳で、ヤンソンもトシちゃん、まっち先生、聖子ちゃん、奈保子ちゃん・・といった、80年デビュー組が中心、うん、アイドルが中心だったんだけども、今回購入した79年〜80年頃は、ニューミュージックが中心。

うん、時代はニューミュージックブームでしたからねぇ。 で、そのブームの頂点だったのが79年ってわけでね。

何せ、ヤンソン恒例のハガキリクエスト「あなたが選ぶ今月のベスト20」も、ツイストとゴダイゴで、1位、2位を争っている時代。ちょっと前までは郷ひろみだったんだけどね。このハガキリクエストコーナーも。

ニューミュージックがアイドルだった・・・そんな時代なんだよね、79年は。

ちなみに、当時ロックBIG3と言われた、ツイスト、ゴダイゴ、サザンオールスターズの中で、リクエスト票数が一番低かったのが、サザン。

これ、今からしてみれば意外かもなぁ。

結局さ、ルックスのツイスト、演奏(技術)力のゴダイゴ、に対して、「お笑い」のサザンだったからさ、当時は。。  アイドルというよりも「イロモノ」だっんだよねぇ。 
そこが、リクエスト票数が伸びなかった所以だよね。 なにせ「明星」は、今も昔も変わらず、小中高生向けのバイブルだからさあ。


ま、そんなことで、昨今、頭ん中が79年になっているワタシな訳だけど、今回、この「性(さが)」を引っ張ってきたのは、それだけじゃないかもなぁ。
 うん、さっき気がついたんだけども、今年のカレンダー、79年と同じ並びなんだよね。 2月9日が木曜日になってる。。。

え? なんで、それで79年とカレンダー並びが同じって分かるの?  って事なんだけど・・・。

実は、初めて「ベストテン」をカセットテープに録音したのが、1979年2月9日なんですねぇ。。。

・・・っつうことは、1979年2月9日は「木曜日」だったはずで、今年と一緒なわけなんだよね。

あの時、「ベストテン」のベスト3は、1位アリス「チャンピオン」、2位ゴダイゴ「ガンダーラ」、3位が、今回のツイスト「性(さが)」って言うランナップ。
 当時、欠席がちだったアリスも、この時初めての1位獲得と言う事もあって出演して大熱演したのを覚えてるワ。

でもね、それよりなにより、個人的に一番すきだったが、このツイスト「性(さが)」だったんだよなぁ。
アリスも大熱演だったけど、この「性(さが)」もそれに負けないくらいの大熱演でさあ、 めちゃくちゃカッコ良かったんですよ。

ツイストっていえば、ベストテンで10週連続1位をとった「銃爪」であり、「燃えろいい女」であり、「宿無し」であり・・・他にも数々の大ヒットがあるんだけども、個人的にはこの「性(さが)」なんだよなぁ、誰がなんと言おうともさ。

兎に角、当時の大熱演の印象が、頭にこびりついちゃってるからさ。

あれから40年近く経っちゃったわけだけど、未だに、テレビの歌番組であそこまで熱く、大熱唱した歌唱って、ほとんど聴いた事がない。

 高々、3分程度の歌唱時間、考えようによっては単なる曲のプロモーションとも捉えられるわけだし、だから、昨今ではテレビの歌番組で「本気」で歌うアーティストも少なくなったしな。ましてや口パクだったもするしさ。

でも、当時は、テレビの歌番組でも、「マジ(本気)」で歌うアーティストもいたんだよね。 
聴いてるこっち側も、こういうところって敏感に分かるじゃん。 ましてや、当時、小学3年だったクソガキでさえ、「マジ」さを感じて、感動しちゃう訳だからさ。

まあ、すべての歌番組で「本気」を出しているかどうかは別なんだけどさ、 事、ベストテンの「スタジオ」で歌う時には、本気で歌唱していたヒトが多かったよなぁ、当時は。
ま、それほど、ベストテンって言う番組のスタジオの雰囲気が、それぞれのアーティストにとって、「本気」を出したくなるような熱気に包まれていたんだろうけどね。

だからなんだろうね、あの時代の歌が「いい」って感じるのは。 それにリンクして「ベストテン」ガ面白かったのは。

行きつきところは、「情熱」なんだろうなぁ。 いかに「ユーザー」に本気で伝える情熱を燃やせられるか。この1点に尽きるんだよね。


あー、また説教じみた事を熱く書いてしまったワイ。。。  最近、年取ったせいか説教臭くなってしまって如何ねぇ。
うーん、79年の曲になると、こうなっちゃうんだよなぁ、それだけあの頃の曲が好きなんだけどさぁ




これは、87年に「再結成」した時のベストテンのスポットライトなんだけどさ、この時も相変わらず「大熱唱」でしたねぇ。他のアーティストたちとの温度差が凄ごかったの、よく覚えてるわ。。。
87年と言ったら、すでにアイドル全盛期だったわけで、この手の曲はベストテンでは聴きたくても聴けなくなっちゃてましたからね。

世良氏の大熱唱のボーカルもそうだけども、世良氏のボーカルに絡んでくる、神本氏のエレピと、エレクトーンの音色が大好物なんだよな、ワタシ。
このグルーヴ感、泥臭さこそ、70年代ジャパニーズロックだったと思う。 

あの時代のグルーヴ感をもう一度っていうアーティストが、もう一度出てくれば、個人的には手放しで応援するんだけども、もう出てこないんだろうねぇ。 時代が違うもんな。。。 

これは、やっぱり今年5月の「僕らのポプコンエイジ」で味わってくるしかないか。。。

↓ コレ
http://entameclip.com/news/44692


こんな感じで、今回は1曲書いた曲を、再セレクトしてきたけども、この先は、時々こんな感じで「再セレクト」しようかなぁ。
以前書いた時とは、ちょっと違う視点から書けそうだしね。。(単純に「キラー」コンテンツとなりそうな大ヒット曲が枯渇してきた・・・ってのもあるけど)

ちなみに、以前書いた時と、今回書いたものでは、「データ」に書いた、「ベストテンランクイン」の期間が違っていたりするけど、前回のベストテン入りデータは「ザ・ベストテン」でのベストテン入り期間。今回のは、僭越ながら、ワタクシのチャートでのベストテンいり期間どえす。




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風の駅 / 野口五郎

1977_11_風の駅_野口五郎


今回の1曲セレクトは、「風の駅」野口五郎です。

まずはデータです。

・タイトル     風の駅
・アーティスト   野口五郎
・作詞       喜多条忠
・作曲       筒美京平
・編曲       筒美京平
・リリース日    1977年10月25日
・発売元      ポリドール
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数  25.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1977年11月14日〜12月26日付

ここのところ90年代中心に書いてきた1曲セレクトだけど、ちょこっと偏り気味なんで、今回は70年代へ遡ってみますか。。。

野口五郎 「風の駅」なんてどうでしょうかねぇ。

この曲と言って、真っ先に「ピン」と来た方は、「ザ・ベストテン」フリークですよねぇ。
そそそ、「ザ・ベストテン」が放送開始後、第1回目のチャート発表で、一番最初に登場したのが、この曲だったんですねぇ。
 つまりは、第1回ランク発表の時の、第10位がこの曲だったって事ですわね。 それが1978年1月19日放送分の事。

うむ、「ベストテン」フリークだったら、常識中の常識なんだけどね。

でもね、実際78年の1月第3週で、オリコンではどうだったのか・・・・というと、この曲、すでに40位にランクダウンしてたんですねぇ。
まあ、、ベストテンの場合、実際はランク発表の前週分のチャートを使用・・・ということは、1月19日放送分については、1月第2週のランクを使用していた訳だから、40位までは下がっていないまでも、オリコンでは1月第2週は、30位だったんだけどね。。。。

・・・となると、「え? なにこのランキングの差は・・・」って事になるだろうけどねぇ。

うむ、ベストテンの順位はレコード売り上げだけで決まるのではなく、その他、有線、ラジオ、ハガキリクエストの4要素の順位の総合ランクだったんでね。
 だから、レコード売り上げは如何に下がっていても、他の要素で補てん出来れば、おのずからランクは上になる仕組みだったんだよね。

ちなみに、この時の各要素の順位は、レコードの他、有線もラジオもベストテン外だったんだけども、ハガキリクエストだけは「4位」・・・とハガキリクエストが圧倒的に強かった事が分かるんだよね。

加えて、ベストテンって、放送開始当時は、4要素の中で、ハガキリクエストの得点比率が一番高かったからさ、だから、他の3要素でベストテン入りしていなくても、ハガキが強かったらベストテン入りも十分可能だったんだよね。

そんな恩恵もあって、レコード売り上げは既に下降線を辿っていたこの曲が、「ザ・ベストテン」ではベストテン入り出来たって訳なのよね。

五郎だけではなく、当時は秀樹もハガキが強かったからねぇ。 この「風の駅」がダウンしてすぐ後、秀樹の「ブーツを脱いで朝食を」がベストテンでは1位になってるんだけど、これは完璧にハガキリクエストの効果だったもんな。 なんせ、オリコンでは、この曲最高8位だったわけで。。。

まあ、この当時だけでなく、ベストテンが終わるまで、アイドル系は得てしてハガキリクエストが良かったんだけどもね。 ただ、これもだんだんエスカレートしてきて、ファンクラブぐるみでリクエスト・・・いわいる「組織票」の割合が酷くなって行ったんで、ハガキの得点比率は、年ごとに下がって行ったんだけどさ、「ベストテン」も。



ところで、肝心の曲の方だけど、正直言って、当時はよく分かんなかったんだよな、この曲。
まあ、この曲の頃は、個人的には、まだ「ベストテン」は見てなかったし、・・・・というか、まだヒット曲の世界に足を踏み入れてなかったし、だからリアルタイムでは聴いてなかったからねぇ。

後年、ベストテンとかで、第1回放送での最初のお客様・・・ってことで、この曲が流れているのを聴いてたくらいだからさ、よく分かんなかったのも当然なんだけど。。。

きちんと聴いたのは、「筒美京平BOX」に収録されていたのを聴いてからだから、かなり後になってからですねぇ。

あー、この曲が、ベストテンで最初にランクインされた曲か・・・なんて、ちょっと感激したような気がする。

ただ、それでもパッと聴きは、よく分かんなかったんだけどさ。

当時の野口五郎氏の曲って、言ってみれば、当時の「歌謡ポップス」の王道みたいなもんだったじゃん。「THAT'S 70'S」って感じでさ。
まあ、この曲の頃が、歌謡ポップスの完成度が一番高かった・・・と思うんだけどね。 この曲の頃、ヒットしてた曲は、どの曲も完成度が高いと思うわ。

その中で筒美京平氏の曲って、当時、個人的に最初に引っかかった曲は、もっと洋楽・・・というかバタ臭かったんだけどね。例えば、庄野真代さんの「飛んでイスタンブール」とか、大橋純子さんの「たそがれマイラブ」とか。

でも、こと、野口五郎氏の筒美作品ってあんまり、そういうバタ臭さを感じなかったんだよな。
まあ、野口五郎氏の、いわいるビブラート唱法が、どうしても歌謡曲っぽさを感じさせちゃったしてたってのも大きいんだけどさ。

この曲もパッと聴き、まさにそんな感じだったからねぇ。 「あ、70年代」っていう引っかかりはあっても、でも、「あ、これは自分の時代の曲じゃない」っていうところも感じちゃったりしてね。

うん、「自分の時代」っていうのは、自分でリアルタイムで聴いた以降の音楽ってことですね。

でもね、それでも、パッと聴き、この曲がヒットしていた当時・・・だから、1977年の今頃ですね・・・の風景、匂いが、一瞬のうちに甦って来るんだから、ヒット曲って不思議なんだよな。うん、当時、まだ、ヒット曲なんて聴いてなかったっちゅうのにさ。


ただね、パッと聴き、あんまり引っかからなかったこの曲ではあるけども、聴きこんでくると、だんだん味が出てきたんだよなぁ。
 そもそも、イントロのストリングスの動きからして、「風の駅」っていうタイトルにピッタリしてるじゃん。
16分音符で動く、ストリングスのフレーズが、いかにも「風の中」の風景を現してるしさ。

でね、個人的に一番、「らしさ」を感じるのが、サビの部分のストリングスのハーモニーなんだよな。

うん、サビの♪ ただ 君の 髪の毛の香り〜 この指が覚えてるだけさ〜 ♪ でバックで流れているストリングスのハーモニー。

ま、単純に、「シロタマ」(全音符)で、ハーモニーを奏でてるだけなんだけど、このハーモニーが切ないんですよ。

そう、♪ 遠い風の音〜 ♪って歌詞にあるように、本当に遠くで鳴ってる風の音のように感じたりして。

この曲、歌詞の内容としては「過去」を振り返っている内容じゃん。そんな切なさが、このストリングスのハーモニーと重なるんだよね。

そんな仕掛けに、なるほど流石は筒美氏だな・・・なんて思わず納得しちゃうワタシだったりするんだよね。





ちなみに、この曲が、野口五郎氏としては、最後の売り上げ25万枚オーバーの曲だったんだよね。
↑は、「夜ヒット」だけど、こと、ベストテンは、売り上げが全体的に下降線に入った時にスタートだから、野口五郎氏としては、ちょっとタイミングが悪かったんですよね。
その辺、新御三家の他の人、郷ひろみ氏、西城秀樹氏と比べると、ちょっと可哀想だったかな。


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季節の中で / 松山千春

1978_12_季節の中で_松山千春








今回の1曲セレクトは、「季節の中で」松山千春です。

まずはデータです。

・タイトル     季節の中で
・アーティスト   松山千春
・作詞       松山千春
・作曲       松山千春
・編曲       清須邦義
・リリース日    1978年8月21日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    85.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1978年10月16日〜1979年1月29日付
・タイアップ:グリコ「アーモンドチョコレート」CM曲

 いや〜、最近は毎回そうなんたけど、今回の1曲セレクトも何にしようか・・・。結構まよった。
浮かんできた曲、1発で決まれば後は書くだけなんで楽なんだけどさ、浮かんできた曲、頭の中で一度否定しちゃうと、なかなか定まんなくてさ、結構、苦しんじゃうんだよね。
好きで書いてるのに、なんか変な話なんだけどさ

・・・ちょっと煮詰まっているところもあるんで、1回休もうかなぁ・・・と思いつつも、まあ、簡単に書けばいいか・・と引っ張ってきました。

 松山千春   季節の中で

 この曲リリース日は、1978年8月21日・・・ということは、リリースされたのは「真夏」なわけですわ。
 
・・・とかくと、今の感覚だと、え? なんかのまちがい?

と思われちゃうかもしれないけど、しっかり「今ごろ」のヒットなのですヨ。

松山千春って、たしかにこの曲の頃はすでに北海道ではスターだったわけだけど、、まだまだ全国区ではなかったんだよね。 だから、ヒットの火がつくまで、結構時間がかかったんだよね。

で、この曲がグリコのCMに起用されて、大ブレイクしたわけですわ。

 まあ、得てして、ブレイクの時はロングヒットになるもんだけど、この曲なんかはその典型ですね。

 それと、なんと言っても「ザ・ベストテン」の効果が「大」だったんだよなぁ。
 なにせ、テレビには「出ない」と公言はばからなかった、松山千春が「テレビに出て歌う」っていうのは、これは、一つの事件でしたよね。
 時は1978年11月16日放送の初の1位獲得の際でしたね。
ワタシがベストテンを見始めて3週目のことですわ。でもさ、この時の記憶がほとんどないんだよね。ワタシ・・・。

これについては、この間、「さんまのまんま」に千春と黒柳徹子さんがゲストに出たときも話題に上がってましたねぇ。
 千春のトークが長すぎて、千春の後に歌う予定だった山口百恵さん(この日は別の番組出演で遅れて到着し、千春の後に歌う予定だった)の歌が飛んだって事を蒸し返されていたり。。。


まだね、個人的には「テレビ」に出ないアーティストがいるっていうこともよく理解できていなかったからかもしれないなぁ。
歌手っていうのは、テレビに出るのが当たり前だと思ってたからさぁ。
でまあ、あとになってから、これはすごいことだったんだ・・・って事を理解したわけなんだけどさ。

 でも、ほんと、この番組では随分、勉強しましたね、ゲーノー界の事情のことを。
 その最初だったなぁ、テレビに出ないアーティストがいるって事を知ったのが・・・。(実際に意識したのは、このすぐあとの南こうせつ「夢一夜」のときですね)

 曲のほうですが・・・、うーん、これは、もう、ほんと有名な曲だからなぁ。みんな知っているだろうとしなぁ、いまさら、こうでした・・・っていうことを書くこともないんだけどね。

 とにかく、キャッチーでしたよね。サビが強烈に印象に残る曲ですもんね。

 ♪ めーーーぐるーーー めぐる季節の中で 
   あーーーなたはーー 何をみつけるのだろう ♪

 この簡単なサビでも、数多くのものが浮かんでくるっていうかね。

 もちろん、この部分がCMにも使われていたわけで、数秒でお客さんをガッチリ掴まなきゃいけないCMの曲ならではの曲ともいえますよね。
 まあ、当時、グリコのCMに、当時人気絶頂の三浦友和氏が出てたってのもインパクトがでかかったんだけども。。

 ちなみにこの曲、フルコーラスでも3分そこそこなんですよね。たしかに今の曲よりは当時の曲はフルコーラスが短かったといっても、その中でもかなりシンプルな作りな曲だったなぁ。

 やっぱり、曲っていうのは、ただ、長ければいいってもんでもないんだよねぇ。シンプル イズ ベスト。
 要は「掴み」って訳だよね。


動画、どうも、ここからリンクを貼ると蹴られちゃうんで、ようつべに直接リンク。 みたい方はどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=5sFdLKlr0Xw


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黄砂に吹かれて / 工藤静香

1989_10_黄砂に吹かれて_工藤静香






今回の1曲セレクトは、「黄砂に吹かれて」工藤静香です。

 まずはデータです。

・タイトル    黄砂に吹かれて
・アーティスト  工藤静香
・作詞      中島みゆき
・作曲      後藤次利
・編曲      後藤次利
・リリース日   1989年9月6日
・発売元     ポニーキャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   58.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1989年9月18日〜11月27日付 

 先月も書いたんだけど、個人的にどうも、工藤静香ってヒトが鬼門でね。決してキライなヒトじゃないんだけど、こと、歌ってる曲については、なかなかレビューが書けないんだよな。
 だから、あれだけ大ヒットを持っていながら、今までレビュー書いた曲って少ないんだよね。

でもねぇ、それじやイカン・・・と思いーの、1曲セレクトしてきました。

「黄砂に吹かれて」

 そうだ、あれから26年経つんだなぁ。 それを考えると、やっぱし早ーよなー、月日が経つのって。
 ワタシャ、あのとき20才だったんだよなぁ。 なんか、いまじゃ信じられないんだけどさぁ、自分にも20歳の頃があったなんて。。

まあ、あのときのことは、はっきり覚えてるしさぁ、感覚からすると、昨日の出来事って感じよ、ワタシの感覚からすれば。。。 でも、すでに平成だったもんね、昭和じゃなくて。。。

 ただ、「あ、やっぱり、平成元年だよね」っていう感覚はしてくる。
そーいえば、フジテレビの深夜に放送してた「マーケティング天国」でよく聴いたよな・・・・とかあせあせ

 そうだ、この曲っていうと、フジテレビの「マーケティング天国」を連想するんだ。
 「マーケティング天国」は当時、毎週、「録画」してたからなぁ、今でもちょくちょく見てるし。。。

 だから、この曲、聴いてて全然懐かしくないんだ。。。


 なに? マーケティング天国をしらない? チャートマニアのヒトとしては、もぐりですぞ。
まあ、当時のフジテレビ、月曜日24時30分〜放送してた番組なんだけど、音楽(オリコン)、映画興行成績、テレビ視聴率、ベストセラー、etc、いろいろなメディアやエンターテイメントの毎週のランキングを紹介する番組ですわ。

 うん、今のワタシを形成した番組のひとつだったなぁ。各チャート評が、自局のフジテレビの番組を含めて、いちいち「辛口」でよかったのよね、 本当は、ワタシ、これやりたかったのよネット上で。
 
・・・ってか、これ関東ローカルだったんですかねぇ? もしかすると地方の方は知らないかもしれないなぁ。


 それにしても、工藤静香って人気あったよね、当時。ってか、いまでもそこそこ人気あるわけか。。。
 
 ワタシより1つ年下だから、当時19歳だったはずた。それにしては、今見ると大人っぽかったよなぁ。。

 ワンレン、ボディコンで。。ふらふらふらふら  

 あー、完全に「死語」な世界だよなぁ。今の20代のヒトにゃ、なんじゃそれ? な世界でしょう。。

 まあ、「おみず」な世界のお姉さんっぽかったというか。。。

 ま、だから人気あったんだろうね、逆に言えば。 やっぱ、ゲーノー人たるもの、「お水」の匂いがなくちゃいけません。昔から、そう相場が決まってるじゃん。
 そう考えると、このヒトって、当時としてもかなりアナクロなゲーノー人の匂いのするヒトだったんだよね。

 兎角、アイドルといえば、門限は夕方までで、健全健康な雰囲気なヒトがほとんどなわけじゃん。

 このヒトの場合は、もっと夜に向かった匂いをさせるヒトだったのよね。そういう意味では、70年代の「飲み屋」のおねーサン達の匂いのするゲーノー人に近かったわけで、ゆえに当時としても、アナクロのにおいがしてたわけよ。
 そこに人気があった・・・・と。


 この曲、正直、どこが、どういう風にいい・・・っていうのは、よく分かんない。
 ただ、完全に工藤静香っていうヒトのうたになっているところがいいんだろうな。
 作詞の中島みゆき女史もセルフカバーで歌っているけど、やっぱし、この曲は工藤静香の方に軍配があがっちゃうもの。
 それだけ、完全に工藤静香のウタになっているんだよね。

 いいとすれば、そこがいいんだろうな。 それ以上でも以下でもないんじゃないかなぁ。

 うーん、少なくとも個人的にはそう見てるんだけどねぇ。曲を分析的に見て、ここがいいんです・・ってはいえないんだよね、この曲の場合。 曲全体をトータルに見て、そういう感覚がする・・・っていう曲だな。


動画、You Tubeにもあるんだけど、画像飛びと音ずれが酷いんで、別のサイトにリンク

http://www.dailymotion.com/video/x2r1y97_%E9%BB%84%E7%A0%82%E3%81%AB%E5%90%B9%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%A6-%E5%B7%A5%E8%97%A4%E9%9D%99%E9%A6%99_music

あ、いまさら書くことでもないんだけど、この曲が「ザ・ベストテン」で最後に1位になった曲ですね。



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哀愁のカサブランカ / 郷ひろみ

1982_09_哀愁のカサブランカ_郷ひろみ






今回の1曲セレクトは、「哀愁のカサブランカ」郷ひろみです。

 まずはデータです。

・タイトル    哀愁のカサブランカ
・アーティスト  郷ひろみ
・作詞      B.HIGGUNS S.LIMBO J.HEALY   
・作曲      B.HIGGUNS S.LIMBO J.HEALY
・日本語詩   山川啓介
・編曲      若草恵
・リリース日   1982年7月17日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   50.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1982年8月2日〜10月11日付

 えー、長年ヒット曲を聴いてくると、ヒット当時はキライだったけど、今は・・・って言う曲が結構あるもんなんですよね。
 まあ、自分の置かれる立場とか、周りの環境、年齢によって、同じ「曲」でも違って聴こえるから、これが不思議なもんなんだよね、音楽の力って。

 そういうことで、今回は、ヒット当時、「大っきらい」だった曲を引っ張ってきました。

 郷ひろみの「哀愁のカサブランカ」。

 今になって考えると、なんで、キライだったのか? って感じなんだけど、生理的に合わなかった・・・としか言いようがないんだよなぁ。当時は、なんだか、郷ひろみってヒトの曲と生理的に合わない曲が多かったんだよね。

・・・ってこれ、前にも書いたけど・・・。

 それと、当時の自分の置かれた立場、環境もあって、この寂しい、濡れた感じがとてつもなく嫌だった・・・って所もあるかな、今思えば。

 決して、この曲から「ザ・ベストテン」や「トップテン」などのベストテン番組の出演を拒否したからぢゃないな。

まあ、それが一番手っ取り早かったから、当時は、そのせいにしてたところもあったけど・・・。


 ただねぇ、「キライキライも好きのうち」って言うのかなぁ・・・。なんか、いつも心のどこかに引っかかっていたものはあったな。なんかの折に、つい、頭の中にこの曲が浮かんできちゃったりして・・・。

 あ、これは、次の「黒い瞳のナタリー」の時もそう。表面上はキライだったの。あまりに悲しすぎるじゃん。曲が。
 当時の精神状態から言って、その手の曲はダメだったのね。でも、頭の中のどっかに常に、メロディが残っているような感覚があってさ。

 今思うと、本当は好きだったんじゃないか・・・なんて思うんだよね。

 まあ、今でもそうだけど、典型的な天邪鬼な性格なんだなぁ。自分に素直になれない部分があるっていうかさ。

 うん、この曲、聴くと、そういうところをいつも感じますよ。

 もちろん、今は、全然平気なんだけどね、この曲聴くことに関しては。逆に大人になったからは、いいもんね、この曲。
 カラオケでも歌っちゃいますよ。

 まあ、当時13才。まだまだ 大人向けの「渋さ」を理解できなかったところも確かにある。


 ところで、なんで、突然、この曲をカバーすることになったのか・・っていうところ・・・。
 それまであんまりカバーしてこなかったヒトだったからさ(75年の「バイバイベイビー」(by ベイシティローラーズ)くらい?)

 当時は、当然レコード会社からの持込みだと思ってたの、ずっと。
 オリジナルのバーティヒギンズの「カサブランカ」もCBSソニーからリリースされていたからさ。

 でも、実際は、ニッポン放送の はた金さんがバーティヒギンズの「カラブランカ」の大ファンで、放送で使いたいから、試しにレコーディングしてよ・・・って依頼されて録音したところ、「お、いいね!」ってなって、急遽、リリースされたようなんだよね。

 もちろん、ここまでの大ヒットになるとは、誰も思ってなかったらしい。
 だから、本人も、周りの人も 「棚からボタもち」状態だったようなんだよね。

 ま、ヒットが生まれる時って往々にして、そういうことがあるけどさ。

 ただ、これをきっかけにして、カバー付いちゃった郷ひろみ にもなっちゃったんだけどさ。

 まあ、今となっては、カバーでくらいしかヒットが出なくなっちゃったから、それもいいのかもね。




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林檎殺人事件 / 郷ひろみ 樹木希林

1978_08_林檎殺人事件_郷ひろみ 樹木希林






今回の1曲セレクトは、「林檎殺人事件」郷ひろみ 樹木希林です。

まずはデータですぅ

・タイトル     林檎殺人事件
・アーティスト   郷ひろみ 樹木希林
・作詞       阿久悠
・作曲       穂口雄右
・編曲       穂口雄右
・リリース日    1978年6月21日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  6位
・売上げ枚数    30.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1978年7月17日〜9月11日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「ムー一族」挿入曲

いつの時代も聴いてて楽しい曲って言うのはあるよねぇ。あ、いや、決して何かの曲のパロディとか、コミックソングという括りではなくて、単純に「楽しい曲」っていうの?

 それもお笑い系のヒトが余力でやるんではなくて、普通のアーティストがそういう曲をやるというね。

 はいはい、今回引っ張ってきた曲の前ふりですねぇ。

 林檎殺人事件  郷ひろみ 樹木希林

 楽しい曲だったよね。まずね、それまで新御三家では「二の線」であったはずの、郷ひろみが、一気に肩の力を抜いて、こういう、コミックソング的な曲に挑戦したっていうのも画期的だったんだけどね。

 やっぱり、TBS系ドラマ「ムー」で樹木希林と競演したのは、郷ひろみにとってはでかかったんだよね。「芸の幅」を広げるという点では。
 それ以前だったら、まず、こんな「軽い」曲は歌ったりしなかったろうしね。


 でも、まあ、実際は、この曲の前の年に「お化けのロック」っていう、同じく、樹木希林と歌った、コミックソングがあるから、この曲は、その第2弾ということになるんだけどね。

 でも、いまとなっては、「林檎殺人事件」の方が、一般的には知られているんだよねぇ。

 なぜか?

っていったら、やっぱし「ザ・ベストテン」のちからの大きさなんだろうなぁ。
この番組のおかけで、この曲は一気に認知度が上がったしね。なにせ、ベストテンでは4週連続1位だからねぇ。
 レコードセールスがオリコンの最高位をみてもそれほど高くなかったのを見るとハガキが強かったんだよね。

それまで、郷ひろみの場合、ハガキは西城秀樹に押され気味だったところを見ると、この曲に限っては、郷ひろみのファン以外のヒトも支持してたってことなんだろうね。

 それだけ、親しみやすかったし、聴いてて楽しかったし、エンターテイメントというよりは「娯楽」的に楽しかったね・・・・って意味おんなじじゃん(爆!)

 ちなみに、前の年、1977年の「お化けのロック」の方がレコード売上げは上だったりする(40.0万枚)。
 この時はまだ、「ザ・ベストテン」は存在してなかったからねぇ。

やっぱり、ベストテンの存在感なんではないかなぁ・・・と思ってしまうわけですわ。

 で、圧巻は1978年8月24日放送でしたっけ? 樹木希林が黒柳さんの衣装とまったく同じ衣装で、髪型も玉ねぎに結って登場したの。

 擬似、黒柳徹子と郷ひろみも久米さんのタキシードとおなじ衣装ででてきたりして、擬似司会コンビで歌ったのが一番有名にしたよねぇ、この曲。

 で、まあ、こんな、たのしい企画でも、ぴったり合ってしまうのが、この曲のよさだったんぢゃないですかねぇ。

 ♪ ふに ふに ふに ふに ふに ふに〜♪といつもながら「擬音」が多い、ちょっとふざけたところが多い阿久悠氏の歌詞と、キャンディーズという後ろ盾を失ってやや、失速ぎみだった穂口氏のメロディがうまい具合に「融合」した、傑作なんじゃないかなぁ・・・。口を酸っぱくしていってもさ。

 といまとなっては思っちゃうわけです。

 だけどさ、郷ひろみもこういう三の線の曲も折角、覚えんだから、このあとも時折、こういう、肩の力抜いた曲やればよかったのにねぇ・・・。

これ以後は「二の線」だけに「集中」して「孤高のヒト」となってしまったわけだもんね。



えーと、音だけだったら、↓の方がはるかに良いです。

http://www.dailymotion.com/video/x28vlfj_%E6%9E%97%E6%AA%8E%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6-%E9%83%B7%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%BF-%E6%A8%B9%E6%9C%A8%E5%B8%8C%E6%9E%97_music


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すみれ色の涙 / 岩崎宏美

1981_08_すみれ色の涙_岩崎宏美






今回の1曲セレクトは、「すみれ色の涙」岩崎宏美です。

 まずはデータです。

・タイトル    すみれ色の涙
・アーティスト  岩崎宏美
・作詞      万理村ゆき子
・作曲      小田啓義
・編曲      萩田光雄
・リリース日   1981年6月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数   31.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1981年7月13日〜8月10日付

 昨日は70回目の広島での原爆記念日でしたね。
終戦から70回目の節目にあたる今年は、ま、いろんな意味で今後の日本の在り方を問われる記念日になったような気がしますが、いかがでしょうかね。

 ところで、広島の原爆記念日といえば、こんな曲と印象に残ってる曲があるんですよね。

・・・ということで、本日はそんな曲を一つ。

 岩崎宏美の「すみれ色の涙」

なぜ、この曲と広島の原爆記念日? と思われる方も多いと思うけど、1981年8月6日は木曜日で、「ザ・ベストテン」の日だったんですが、広島の原爆の日と重なっていることもあり、この曲は、広島からの生中継で歌ってもらったっていう事がありましたね。
 そう言う特別に日だから・・ということで、極力余分なMCはカットして、曲自身から、広島を忍ぶという演出が印象的だったよなぁ。

当時は、ベストテンは社会的事象にもリンクした演出もしていたし、それに応えるだけの曲もあったってことなんだよね。

 まあ、この曲というば、「夏」にヒットした曲なんだけどね。それでも雰囲気的には、それっぽくないのもありますね。
 寂しいですねぇ、悲しいですねぇ・・・っていうのが頭に浮かんできたりして。曲もマイナーテンポだし、スローだし。

 なにより、

 ♪ 寂しかったからあなたを愛して 寂しかったからあなたを憎んだ 寂しかったからあなたにさよならを〜 ♪

 ・・・・と、歌詞だけ読むと、よもや「晩秋」の曲じゃねーか・・って思うほど、重たい雰囲気があったりして。。。

 それでも、そんな「マイナー」調の曲でも、アレンジがね、わりとすっきりとしているんで、この時期でも「重たい、暑い」っていうイメージは全く無い。そうねぇ、水羊羹を食べるときくらいの清涼感はありますな(ってなんのこっちゃexclamation & questionあせあせ

 ただね、この曲、当時、個人的にはあんまり好きじゃ無かったんだよな。かなしいねぇ、さみしいねぇ・・・、時期的に幽霊でそうだねぇ・・・って感じがしてさぁ。
 蛇足だけど、「ジャケ写」からして、そんな感じに思えません?

 当時、ワタシャ、ガキだったからさ、やっぱ、夏場は、はじけるような曲がよかったのよ、単純に。


 ただ、そうは言っても、随分聴いたよなぁ、この曲。で、もって、なぜか、あの当時「好きだ〜」って思ってた曲よりも、印象には残ってたりする。なぜなんだろうねぇ、ふしぎなもんだよね。

 まず一つが、Aメロのコード進行だろうな。

 出だしの ♪ すみれって すみれって〜 ♪ のコード進行。

 Bm → Bmmaj7 → Bm7 → Bmmaj7

っていう動き。 
 まあ、何の変哲もなさそうな動きなんだけど、「お化けでそう」っていうイメージにさせる、元凶ですなふらふら 

 ベース音に対して対抗軸になる音が B→A♯→A→A♯ って動いているところが・・。
なんて、文字で書くとイメージわかないけど、実際の音にすると、ああいう感じになるわけです。。。

 それと、サビの ♪ 寂しかったから あなたにさよならを〜 ♪ のメロディ進行ですかねぇ。特に♪さよならを〜♪の件の部分とか。
まあ、西洋的であり日本的であり・・・っていう感じ。まず、アメリカでは、こんなメロディはでてこないだろっていう、メローな感じですな。
 結局さ、キライキライ・・・と表面では思っても、日本人なんだよね、ワタシャ。 やっぱ、日本的な部分にどっか惹かれているんだよな・・・なんて思わせる1曲だったりして・・

 ところでさ、この曲、カバー曲だったことは、意外と知られない?
うん、もともとオリジナルは、「ジャッキー吉川とブルーコメッツ」の曲だったのよ。そそそ、井上大輔氏や三原綱木氏が在籍した、G.Sの代表的なグループだわな。

 で、1968年1月にリリースしたシングル「こころの虹」って曲の「B面」だったのがオリジナル。

まあ、作曲の小田啓義氏は、ブルーコメッツのキーボーディストですからねぇ、この当たりからも推測は出来ちゃったりするんだけど。。。
 ちなみに、81年は、意外と小田啓義氏のあたり年で、前、書いた、コスミックインベンションの曲も書いてたりしてさ。っていうのは蛇足です。。

 ちなみに、ブルコメの方の売り上げデータは、おりこん最高位5位 売上げ枚数27.5万枚。
 ・・・・といっても、所詮はB面の曲だったわけだからねぇ、知ってるヒトは極端に少ないでしょうな。




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長い夜 / 松山千春

1981_06_長い夜_松山千春






今回の1曲セレクトは「長い夜」松山千春です。

 まずはデータでーす!

・タイトル     長い夜
・アーティスト   松山千春
・作詞       松山千春
・作曲       松山千春
・編曲       大塚茂人
・リリース日    1981年4月21日
・発売元      NEWS
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    86.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1981年5月18日〜9月7日付

 「長い夜」と聞いて、シカゴの「長い夜」を思い浮かべる方、70年代フリーク、きっとワタシよりは年上の方が多いかなぁ 
 反対にYUKIの「長い夢」と間違えた方(んなヒトはいねぇだろうけど。。。)、きっとお若いに違いない

 松山千春の「長い夜」を思い浮かべる方、きっと同年代でしょう

 ・・・・・となんという「ふり」で入ったんでしょうねぇ。いやいや、毎日書いてるとだんだん書き始めのネタが尽きてきてしまいまして。。。


・・・・ということで、本日は、松山千春「長い夜」です。


 この曲って言ったら、どうしても「ザ・ベストテン」を思い浮かべずにはいられないですよね。
 いや、つい、「ベストテン」を思い浮かべてしまうアナタ、世代を超えて「同類項」ですっ

 まずもって、あの寺尾聰「ルビーの指環」の13週連続1位を「阻止」した曲ですね。 1981年7月2日放送の出来事。今から34年前ですわ。

 個人的には、当時は「ルビーの指環」派でして、だから、この曲に1位の座を奪われた時はショックだったなぁ。だから、ということでもないんだけど、当時、この曲「大っキライ」だったんですわ
ま、ガキの単純な理由からなんだけどね。

 それと、この曲と「ザ・ベストテン」で忘れていけないのは、当時、TVに出ない、出ない・・・と言われてた松山千春が、この曲で「ベストテン」に出た・・・っツウことですね。
 それも、1981年7月2日放送。。。。例の有名な日比谷野音からのライブ映像ですね。

 まあ、だから、厳密に言うと出演したわけではないけどね。。。(1978年11月16日「季節の中で」は厳密な出演だけど)

 でね、ここまでは、結構有名な話なんだけど、いまネットを調べてたら、7月2日以前にもベストテンに出てたことが判明。
1981年6月11日放送(第4位)のときも、富山市公会堂でのライヴ映像を放送とでてきた。

 いや、これは、ワタシも覚えてないなぁ。。。。ネットっちゅうもんは便利なもんですわ〜。


 上で書いたように、あの時代、「大っキライ」だったこの曲だけど、もちろん年を経るごとに考えは変わってきたわけで、20歳過ぎて、カラオケブームの頃には、もうね、この曲はなくてはならない曲になってましたねぇ。

 これ歌うと、うけるんだこれが。。。

例のサビの部分をめっちゃ大げさに歌うのね。 これ、当時から千春自身もそう歌ってたんだけどさ、


♪な〜〜がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいーー夜を〜 ♪


♪お〜〜まーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえーーだけに〜 

この愛を 誓ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


え〜デフォルメしてかくとこんな感じにホントに歌うのよ。
そうすると、みなさん笑ってくれますよ。きっと。

えーさいごの「う」は申し訳程度に歌うのがポイントね。

 いやいや、大げさでなくて、ほんとに千春もライブではこう歌ってんだから〜。


 あ、そうだ、結婚式で新郎さん、こんな感じで歌ってみ。絶対うけるから



 でも、レコードでは、意外とツマンナイのよね。この大事なサビの部分。さらっと、

♪この愛を誓うーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪

で終わっちゃってて。 やっぱり、これではいけません!

 いつか書いたことがあるんだけど、当時はレコードでの歌唱って、ライヴにくらべて、随分、さらっと歌ってたり、演奏してたりしたものがあったりして、意外とつまんないことがあるんですよ。
 それより、ライヴでの演奏では熱を込めていたんだけどね。だから、テレビの方が全然面白い演奏してたヒトもたくさんいたしね。

 この曲なんかは、その典型的な例ですね。 


 それにしても、この曲の前後は、「抒情派」フォークの松山千春にあって、アッパーな曲が続いてましたね。
 この曲の前の「人生の空から」なんて、イントロだけ聴いたら、松山千春の曲とは、到底想像が付かないし。

 あ、「人生の空から」のイントロは「クイズ ドレミファドン」の必須曲ですよ。 ↑のような理由で、意外と間違えるんだよね。



・・・というわけで、伝説の「ザ・ベストテン」1981年7月2日放送分で、「ルビーの指環」をぬいて1位を取った時、日比谷野音からの中継。
 千春、若っけえなぁ。細いし髪の毛ふさふさですわ。今は、海坊主見たいだもんね。
客席から投げ入れられたテニスボールをかかとで蹴り上げるポーズがかっちょいいんだよな。
今は禁止になってしまった、紙テープ投げ入れも、当時は良かったから、ステージ上紙テープが凄いね。
大人になってコンサート行けるようになったら、紙テープ投げ入れやりたかったんだよな、当時。
そしたら、禁止になっちゃったんだもんなぁ。



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初恋 / 村下孝蔵

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今回の1曲セレクトは、「初恋」村下孝蔵です。

まずはデータです。

・タイトル      初恋
・アーティスト    村下孝蔵
・作詞        村下孝蔵
・作曲        村下孝蔵
・編曲        水谷公生
・リリース日     1983年2月25日
・発売元       CBSソニー
・オリコン最高位   3位
・売上げ枚数     52.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1983年5月30日〜8月29日付

 昨日は、ちょっと書きたいように書いてしまった感があるので、今日は、口直しといったら変だけど、ちょっと落ちついた曲を持ってきましょう。

 初恋 /村下孝蔵

うーん、ちょっと胸がキュンとなってしまいそうなこの曲だけど、すでに32年前の曲、知らないヒトも多いかなぁ。

 ♪ 五月雨はみどり色〜 ♪ で始まるこの曲。この五月が舞台になっていると思うんだよね。でも、リリースは、2月25日。
 リリース時の「季節」と、実際の曲の「舞台」に「ずれ」があったからか、リリース当時の売れ行きはそれほどでも無かったんだよね。
 有線を中心にジワジワと広がって行き、歌詞のとおり「五月雨」の季節、5月に入りようやくベストテンにたどり着いたって曲ですね。

 誰でも一度くらい経験あるよね・・・というのがまず第一の印象。

♪ 好きだよと言えずに初恋は 振り子細工の心
 放課後の校庭を走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を探し てた 浅い夢だから胸を離れない  ♪

 サビの一文だけど、この曲の「核」はこの部分だよね。だれでも一度は経験のある「初恋」ってやつさ。

 うーん、「今」だったら、もっとあっさりしているのかも知れないけど、遠い昔は、この歌詞にあるように「好きだよと言えずに初恋は」だったヒトがおおんぢゃないかなぁ。
 
 まさに青春の一ページってやつですね。曲を聴くたび、自分の「過去」がプレイバックしてくる・・・ってところが、この曲が支持された一番の「核」なんぢゃないかなぁ。

 かくいうワタシは、当時は中学2年。この歌詞に出てくる主人公(⇒村下氏本人なんだけど)と同じ年頃だったわけさ。
 もうねダイレクトでしたね。完全にこの主人公になりきってましたわ、ワタシ。
 もちろん、好きなコとかいましたよ。でも、♪好きだよと言えずに初恋は〜♪なんだよね。
 
 でもまあ、そういう「季節」だったんだよなぁ、きっと。。
でも、今だったらどうなんだろ? 最近、そういう経験がないんで、どうにも言えないんだけどね。

 でも、青春の一ページを振り返るとき、必ずなくてはならない1曲ではあるよね。

 おそらく、村下孝蔵氏も同じような心境でこの曲を書いたんだろうね。
 たぶん、ヒットを前提に書いたのではないと思うな。そういう「欲」っていう部分がこの曲には見られないんですよ。
 ほんとに「まっさら」な気持ちで書かれてるんだよね。
 いや、だから「売れた」のかもしれないけど。。

 逆に売れて戸惑ったのは本人なんぢゃないかなぁ。だから、「ベストテン」などにも出演拒否を示したし・・。TVがキライで出たくないのではなくて、出ることに戸惑っていたんぢゃないかと、今になったら思いますねぇ。
 あの当時は、どうしてまた・・・と思ったものだけど。

結局のところ、ベストテン入りを果たしたのは、この曲だけだっけど、やはり、昨日の米米と同じように戸惑いはあったでしょうね。

 その後の活動にどれだけ影響があったかは分からないけど、やっぱり、この「看板」は、そうとうな重荷だったようですね。
 このヒット後、この曲は暫く「封印」していたそうです。 

 そんな村下氏も、もうこの世にいないんだよね。あれから32年だけど、若くして亡くなられてしまいましたよね。

 1曲ヒットを「だそう」と思ってしゃにむに活動しているヒトがいると思えば、1曲ヒット出したことが重荷になっているヒトもいる。アーティストって言うのは、ほんとにいろいろだよね。

 1983年って言うのは、後者タイプのアーティストがヒットを飛ばしたパターンがなぜか多くて、まだ、何人かかいるんだよね。

 その辺に関しては、また、後日紹介して行きますよ。



 うーん、↑で、TVに出ることに戸惑っていた・・・と書いた手前、なんだけど、晩年は、TVにも出てたことあったんですね。


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