1983_10_子供達を責めないで_伊武雅刀






今回の1曲セレクトは、「子供達を責めないで」伊武雅刀です。

 まずはでーたでーす。

・タイトル    子供達を責めないで
・アーティスト  伊武雅刀
・作詞      BARNUM HIDLE BROWN、REEVE IVAN
・作曲      BARNUM HIDLE BROWN、REEVE IVAN
・編曲      清水信之
・日本語詞   秋元康
・リリース日   1983年8月25日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 20位
・売上げ枚数   14.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 22位

 ここのところ、超メジャーな曲が続いたんで、今回はちょいと「ひねくれた」曲を持ってきましょうかね。

 子供達を責めないで

って言う曲をご存知でしょうかねぇ。1983年の秋、突然、どっかから沸いてきたようにヒット戦線に躍り出た曲なんですよね。

 あ、いや、曲というよりも、全編、演説・・・というか延々とナレーションだけなんですけどね。
 で、BGMで音楽(元の「子供達を責めないで」??)が流れているんだよね。

 いや、今聴いても、とっても不思議な曲なのですよ。

 まあ、仕掛け人は、天才企画人の秋元康氏なんですけどね。歌っている・・というか、「演説」しているのは、いまや、性格俳優としてカッコたる地位を築いた伊武雅刀氏なんですけどね。

 もともと、ちょっと見た目気持ち悪いスネークマンショーの伊武雅刀氏が、この「演説」をしているのが、これまた、なんとなく気持ち悪くて、いいんですよ


 曲はもともとサミーデイビスJrの「DON'T BLAME THE CHILDREN」っていう曲なんだよね。

↓コレ



タイトルどおり「子どもは無垢でどこも悪くないんだ」っていう内容の曲だったんだけど、そこは、「企画屋」秋元氏の大胆なる発想で、まーーーったく逆の内容にしちゃったんだよね。

 子ども嫌いの大人から見た視点

 「私は子供が嫌いです。
  子供は幼稚で礼儀知らずで気分屋で前向きな姿勢と 無いものねだり 心変わりと 出来心で生きている 甘やかすとつけあがり 放ったらかすと悪のりする・・・」

 からはじまる、あくなき「子ども批判」な内容を延々と語っている曲なんですよ。

 いや、これが面白くてねぇ・・。当時は腹抱えて笑いましたよ。この曲は・・。

 是非、テレビでみたかったんだけど、なかなかテレビにでてくれなかったんだよね。

ちなみに、ここに出てくる「ムカツク、ワルガキ」は、秋元氏自身がモデルとコメントしてますね。


それから、これの替え歌をけっこう、クラスの仲いい連中で作ったりしたな。

 「●×先生を責めないで」とか・・・

とうぜん、「わたしは●×先生が嫌いです・・・」から始まるの。。

 こんな感じで逆に「大人達を責めないで」ってのもあったような気がするなぁ。




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