かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

キャンディーズ

危い土曜日 / キャンディーズ

1974_06_危ない土曜日_キャンディーズ


今回の1曲セレクトは「危い土曜日」キャンディーズです。

まずはデータですよ〜

・タイトル     危い土曜日
・アーティスト   キャンディーズ
・作詞       安井かずみ
・作曲       森田公一
・編曲       竜崎孝路
・リリース日    1974年4月21日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位   46位
・売上げ枚数   3.8万枚

先日ネットニュースでも大々的に取り上げられていたけど、元キャンディーズの伊藤蘭さんのソロプロジェクトが始動ってことで、1stソロアルバムが先週リリースされて来ましたわな。

キャンディーズ解散から41年ぶりの「新音源」ということで、さてどの位売れるのか・・・っていうのが興味があるところなんだけど、29日のリリース以来のオリコンデイリーランキングでは、アルバムランキングで10位前後を推移している。 このままいけば、今週のウイークリーランキングではベストテン内に入ってきてもおかしくなさそう。

なるほどぉ、キャンディーズ解散から41年たっても、やっぱり蘭さんって人気があるんだなって言うのを再確認したわけで。。。

いや、ちょろちょろネットニュースを見て、「これは・・・」と思ったのが、今回の蘭さんの音楽への「カムバック」の背景に、「全キャン連」がどうも一枚噛んでいるようで。。。

「全キャン連」⇒「全国キャンディーズ連盟」

そそそ、当時、「キャンディーズ」についていた全国組織の親衛隊ですわ。

まあ、当時のアイドルには親衛隊は必ず付いていたもんだけども、この「全キャン連」って言う組織()はそんな数あるアイドルの親衛隊の中でも結束力の強さはダントツだったわけですね。

なんせ、あの「ザ・ベストテン」で、人気最高時のピンク・レディーを1位から引きずりおろした「組織」ですから

キャンディーズ解散後の1978年当時「ベストテン」を見てた方には有名だけど、1978年4月、キャンディーズ解散後もベストテンの「1位」を続けていた「微笑がえし」が4月20日放送で、ピンク・レディー「サウスポー」に1位の座を奪われてしまう。

これを見た「全キャン連」の一部の方が奮起。 即座に「ザ・ベストテンで「微笑がえし」をもう一度1位にしよう」と言うキャンペーンを全国的に展開。ベストテンへのハガキリクエストを呼び掛け。次の4月27日放送分から3週にわたって、見事1位に返り咲かさせたエピソードが残ってたりする。

まあ、このキャンペーンが成功したのは、当時のベストテンの要素別配点は「ハガキリクエスト」が最も配点が高かったため功を制したとも言えるんだけども、そのくらい音楽界を動かす事が出来る結束力の強さがあったとも言えるんだよね。

だからねぇ、個人的には「全キャン連」にゃ、末恐ろしい力を感じちゃったりするんだよなぁ。

そんな「全キャン連」が、今回の蘭さんの復活に一枚絡んでる・・・となりゃ、やっぱりチャートの動きは気になってきちゃったりするんだけどさ。 ↑で書いたように次のウイークリーチャートでベストテン入り出来そうなところまで来てるってことは、やっぱ、未だにその影響力はデカイ・・・と認めざるを得ないかなぁ。

・・・なんて思ってる次第だったりしてね。


おーっと、前置きが超長くなっちまったわい。

そんな訳で、伊藤蘭さんが「復帰」した今週は、やっぱりキャンディーズのどの曲かを持って来たい。

・・・とは思ったものの、キャンディーズの「今頃」のヒットって、既に書いちゃったんだよな。 

さてどうしようかと思ってたら、いやいや1曲残ってたぞ。。。

「危い土曜日」

この曲、デビュー3枚目のシングルなんだけども、さっすがにねこの曲はしらねーぞって方も多い・・・だろうな、きっと。

そもそもこれを書いてるワタシでさえリリース当時の事はよく知らないんで。。。。

まあ、それもそのはず・・というかねぇ、キャンディーズリリースした18枚のシングルの中で、一番「売れなかった」曲。 それがこの「危い土曜日」だったりするのよね。

ランキング的にも、オリコン最高位46位。 俗にいう「左ページ」ギリギリですよ。
「左ページ」に入ってるだけどもヒットだよって言う見方もあるけど、ことアイドルにとっては、オリコン30位以下なんてのは、固定の熱狂的なファンは別として一般のヒトたちの認知度から言ってもヒットしてないのも同然って感じだからなぁ。

だからさ、知らなくても当然と言えば当然なんだけど。。。。

BUT、後年キャンディーズの「ベスト盤」を聴いてて、この曲に引っかかっちゃったんだよな、個人的に。

まあ、タイトルからして引っかかると言えば引っかかるんだけども、デビュー3枚目のシングルだから、当然デビュー曲の「あなたに夢中」のようなミドルテンポの軽いポップチューンが続くんだろう・・と思いきや・・・。

なんだなんだ? R&B的な黒っぽさが漂う、緊張感いっぱいのアッパーチューンな曲調は。

当時のアイドルの曲調・・特にシングルでは見られなかったR&Bっぽい黒っぽさ。これが特に引っかかっちゃったところかなぁ。

アイドルの中でも、お嬢様的、非力感が強いキャンティーズが、こんな曲調を歌う。 これだけでも、ある意味充分魅力的であるとは思いますけどね。 というか、まず普通は、思いつかないもの、こういうをやるって言うのを。

いや、最近ではこの手の、見た目からは全く想像がつかないようなアイドルっていうのは、いろいろいるけどさ。
70年代当時のアイドルって、ビジュアルから曲調って大体想像がついたりするんだよね。見た目からの曲想が裏切らないっていうかさ。

この曲は、完璧に裏切ってるなぁ。 でも、今となってはそこがいいんだろうな。

ただ、当時の水準から言えば、そこがウラ目だったんだろうね。 この曲がキャンディーズの中で一番売れれなかったっていうのは。

それにしても、作曲の森田公一氏が、こういう緊張感あるアッパーチューンな曲を書くとはねぇ。 いや、この曲の場合最も意外だったのは、竜崎孝路氏のアレンジと言った方がいいかな。
竜崎氏といったら、もっと演歌よりの歌謡曲って言うイメージが強かったんでね。どちらかと言えばもう一つ垢抜けない曲調って言うイメージだったんだよな。こういうR&B的な黒っぽいサウンドを作るとね。




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ハートのエースが出てこない / キャンディーズ

1975_12_ハートのエースが出てこない_キャンディーズ


今回の1曲セレクトは、「ハートのエースが出てこない」キャンディーズです。

まずはデータでする。

・タイトル    ハートのエースが出てこない
・アーティスト  キャンディーズ
・作詞      竜真知子
・作詞      森田公一
・編曲      竜崎孝路
・リリース日   1975年12月5日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位 11位
・売上げ枚数  17.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 13位

3連休ですなぁ〜、クリスマスですなぁ〜。
ま、3連休はともかくとして、「ぼっち」の身分としてはクリスマスなんてほとんど関係ないですからねぇ。普通の3連休ですよ。
それでも、いつもの週末よりも1日長く「休め」るのはありがたい。ここんところ、ずっと精神的に休めてなかったのもありーの、この3連休は肉体的に・・というよりも精神的に休みたいわ・・・なんて気分ですね。

あ、この休みは、出来るだけ1曲セレクトは書こうと思っていまする。。。

うむ?、なんか訳が分かんないマクラだな (いつもの事ですが。。。

・・・というわけで、本題。

今回の1曲セレクト、クリスマスなんで、当然「クリスマスソング」を・・・と行きたいところもあるんですが。。。。全く関係ない曲どぇす。。

キャンディーズ「ハートのエースが出てこない」。

え? なんでこの曲なの? なんて思われるかもしれないけど、えー、全く意味はございませぬ。
完全に当たりばったりなセレクトですわ。

ま、いつものごとく、「今頃」ヒットしていた・・・ってところだけは外してないですけどね。 そうなんですね、この曲は1975年12月リリース。41年前の今頃ヒットしていたんだよね。

あれ? そうだったかなぁ? ・・・なんていう感じもするんだけどさ。

例えば、次の年、1976年11月にリリースされた「哀愁のシンフォニー」は緊張感があったりして、如何にもこれから来る「冬」を思わせる曲調だったりするじゃない?
でも、この曲には、そう言った「季節感」というところは無いんですよね。

70年代〜80年代にかけてのアイドルって、大体季節ごとのリリースだったりした訳で、季節感を感じる曲っていうのが多かったんだけどね。

前曲の「その気にさせないで」は当時ブームだった「ディスコ」にコミットさせた曲調だった訳だけど、この曲も大まかな流れからすると、その流れをくんでいるような曲調ではありますね。
 ただ、正調なディスコというよりは、少しソウル寄りって感じなのかなぁ。まあ、これも当時のブームではあったんだけども、75年の今頃は「ソウル」ブームでしたからねぇ。

「ソウル・ドラキュラ」に「ソウル・フランケンシュタイン」・・・と。。。それまでのバンプ系な能天気なノリから、若干ダークな曲調が流行っていた時期ですわ。

そんな時代の流れに便乗・・・もとい、そんな時代の流れをくんだような曲調だったのが印象的。

ピンク・レディーが出てくるのは、次の年になる訳だけどさ、コドモに人気があったピンク・レディーに対して、キャンディーズが当時の大学生など、少なくともピンク・レディーよりもファン年齢層が高かったのは、ココなんだろうな。 

時代の流れをくんだ曲調。

通常、大学生もなるとアイドルから卒業するわけじゃん・・・。あ、いまは知らないけど、当時は、そうでしたよね。
「いい年して、アイドルかよ」って目で見られるのが普通だった訳で。
みんな洋楽や、邦楽でもロック・ニューミュージックに流れてたわけじゃん。

じゃ、大学生に受けるにはどうすればいいのか?  そう、時代の流れ・・・当時の大学生が聴いても恥ずかしくないような向こうの洋楽的な流れに乗る事ですね。
たださ、単純に洋楽的な流れに乗ればいいのか・・・というと、そうじゃない。しっかりと歌えてなくちゃいけない。
向こうの曲で耳が肥えていた、当時の音楽ファンは厳しかったですからね。

音楽的にしっかりしていないと、ただ、表面的に洋楽的でも支持はされなかった訳で。。。

それが出来たのが、キャンディーズだったわけですわ。

ま、音楽的なところは、ナベプロっていう、こと音楽的な事には煩かった所に居たって言うのも大きかったんだろうね。

その辺が曲に顕著に出てきたのが、前曲の「その気にさせないで」であり、この「ハートのエースが出てこない」ってわけですわな。

通常アイドルっていうと、例えば3人組だとしたら、ユニゾンで同一のメロディをなぞるか、せいぜい上下2声のハーモニーを歌えるかですよ。それは、今でも変わらない。 
3人それぞれのパートを持ち、「3声」のハーモニーを聴かせた最初のアイドルは、キャンディーズだったろうしね。

まあ、その辺〜3声ハーモニー〜は、当時日本でもヒットしていた、スリーディグリーズを意識していたのは間違いないんだけどさ、でも、意識していたとは言っても実際、なかなか出来ないだろうしな。

そんな「3声」のハーモニーを存分に聴かせてくれたのが、この「ハートのエースが出てこない」だったろうな。

そもそもAメロ(サビ)の入りの ♪ ハートのエースが出てこない〜 ♪ から3声ハーモニーを聴かせてくれたしな。

いや、この曲は、そんな単純な流れじゃないんだよね。

例えば、 Bメロの 

♪ 狙いをこめ あいつのことを 恋占い してるのに〜 ♪ のフレーズなんぞは、ユニゾンから2声、そして3声へ・・・と徐々にコーラスに厚みを持せたり、Aメロ最後の 

♪やめられないこのままじゃ〜 ♪ はユニゾンから、いきなり3声コーラスになったりよくよく聴くと凝った作りになっているんですよね。
それだけ自在にコーラスを操るキャンディーズがこの曲では聴ける訳で、当時としては、その辺りに新鮮さが感じられたんではないかなぁ。
 
確かに今聴くと、上で書いたようなソウルな部分を感じさせるとともに、やっぱり歌謡曲だよな・・・と感じる部分も大きいけどさ。

しかも、3声コーラスになる部分の声質が、すこし小悪魔的な印象を感じたりして、おもわずゾクゾクッとしちゃったりしてね。

作曲は森田公一氏。 暫く続いていた穂口雄右氏の一連の曲が、この曲だけ、森田公一氏に戻ったんだよね。
戻ったんだよね・・・ということ、以前、うん、デビュー当時の初期の作品は森田氏の曲だったんだけどね、キャンディーズは。
 今聴くとソウルな中にも、歌謡曲の匂いが強く感じるのは、森田公一氏独特の歌謡曲から派生したような70年代ポップスってところも強いんだろうな。

でも、言えることは、前曲の「その気にさせないで」と、この「ハートのエース〜」で、完全に新たな「お客さん」を掴んだ事。具体的に言えば、前曲でV字回復したレコード売れ上げが、この曲ではさらに伸びたってところですね。

いや、数字的な所を見れば、この曲で完全に人気を掴んだっていう感じなんだよね、キャンディーズも。

たしかに、この年の頭に「年下の男の子」でスマッシュを見せていたものの、次の「内気なアイツ」では売り上げがダウンするなど、まだ人気に不安定な部分がありましたからね、それまでは。

でも、この曲で完全に火がついたんだよね。 その流れが、次の「春一番」で爆発する訳なんだけどさ。

ただね、そうは言っても、この「ハートのエース〜」では、オリコンではベストテン入り出来なかったんだよな。
最高11位と、あと一歩のところまでは行ったんだけどさ。
ただ、ある意味キャンディーズの中でも代表的な曲の1曲であるこの曲には、意外でもあるんだけどね。

個人的にもこの曲で、完全にキャンディーズを意識したし、当時・・・うんにゃ、今でも 感覚的にはベストテン入りしてても全くおかしくない曲なんだけどな。

まあ、それだけ当時のオリコンのベストテン内にランクインする・・・っていう重みが感じられる訳で。。ベストテンに内に入るって事は、大変ものだった訳なんだよね。




これは、解散間際の映像だけど、当時キャンディーズのバックハンドだった、テクニシャン集団のMMPにも負けない歌唱のキャンディーズには、凄味があったんだよな。

ちなみに、最初に書いた「大学生でも聴けるアイドル」としては、このキャンディーズを皮切りに、80年代の松田聖子、菊池桃子と継承されて行く。

ま、もっとも菊池桃子の場合は、「大学生が小脇に抱えても恥ずかしくない」ようなアルバムジャケットをコンセプトにした展開をしていた訳で、実際に大学生が聴いても恥ずかしくなかったか・・・どうかは怪しいところだけど。。。

最後に蛇足だけど、解散と言えばあと数日で解散となるSMAPだけど、今年1年のSMAPファンによる解散阻止、CD購入運動・・というか、ファン熱は、キャンディーズが解散宣言してから、後楽園の解散コンサートまでのあの期間のファンによるあのキャンディーズ熱と全く同じようモノを感じるんだよな。
まあ、それについては機会が会ったら改めて書きたいと思いまする。


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その気にさせないで / キャンディーズ

1975_09_その気にさせないで_キャンディーズ


今回の1曲セレクトは、「その気にさせないで」キャンディーズです。

まずはデータだよん。

・タイトル     その気にさせないで
・アーティスト   キャンディーズ
・作詞       千家和也
・作曲       穂口雄右
・編曲       穂口雄右
・リリース日    1975年9月1日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位 17位
・売上げ枚数 10.3万枚


さてさて、ここんところ80年代の曲を続けてきたんで、久しぶりに今回は70年代に遡りましょうか。

キャンディーズ「その気にさせないで」

ひっさしぶりにキャンディーズですよよん。
キャンディーズも「後期」の大ヒット曲群は、今まで既に書いちゃったんだけども、本格的に売れる前、前期の曲は、まだ、書いてない曲もあるんだよな。

そんなことで、今回は「その気にさせないで」を引っ張ってきたんだけどね。

この曲は、リリースが1975年9月。リリース時期としては、この曲の2曲前が「年下の男の子」だったわけで、これから本格的に上り調子としていた時の1曲ですよね。

キャンディーズって今からして思えば、スーパーアイドルなんだけども、初めの頃は、それほど売れてたわけじゃないんだよね。
デビューが1973年9月。ここから2年間はベストテン入りも出来なかった訳で、80年代アイドルの「指標」でいえば、「B級」アイドルに過ぎなかった訳よ。
それを打破したのが「年下の男の子」であり、それを機に人気も右肩上がりになって行った訳なんですよね。

それでも、まだ本格的なブレイクではない。証拠に、この曲も、まだ、ベストテン入り出来なかったしね。
ただ、売り上げは、前曲の「内気なあいつ」で10万枚を切っていたのが、この曲では、再度10万枚に戻してきている。
この後はコンスタントで10万枚上をキープし、2曲後に、あの「春一番」で大ブレイクすることになる訳ですわ。

言うなれば、まだ「過渡期」な頃の曲ですわね。

そんな時期のリリースだから、実験的な曲に挑戦したのか、この曲「ディスコ」なんだよね、ノリが。

当時のアイドルの曲を見渡しても、まだ、ディスコに挑戦していたような曲は・・・・・うーむ、なかったような気がするな。

まあ、ディスコと言っても広うございまして、70年代初期の「バンプ系」もあれば、70年代後半の「サタデーナイトフィーバー」を中心とした、ま、いわいる一般的に言う「ディスコ」もある・・・って感じだけど、この曲は「ソウル」ですよね。
そそ、70年代中盤、猫も杓子も「ソウル」ってた頃の先端音楽ですよ。

ソウルっていっても、韓国の首都ぢゃないよ  ソウルフルの「ソウル」ね。「タマシイ」よ魂。

最盛期は75年、76年あたりかなぁ。あの時代、やたらと「ソウル〜〜」って曲が流行ってたんだよな。「ソウル・ドラキュラ」とか、「ソウル・フランケンシュタイン」、「ソウル・トレイン」etc etc。。。

この「その気にさせないで」は、そんな「ソウル」の流れをくむ曲ですわな。 だからね、時代背景的にはかなり進んでた事やってたんだよな。

ま、実際曲を聴くと、まだ「歌謡曲」の匂いが強い訳で、どこが「ソウル」やねん・・・とか思う方もいらっしゃると思うけど、例えば、後年のキャンディーズのバックバンドだった、MMPの伴奏で聴くと、ちゃんとディスコになってたりね。

↓ コレ


歌謡曲の匂いが強い・・・っていうのは、ディスコの中でも「ソウル」は歌謡曲と相性が合ってたからなんだろうね。
だから、日本でもあれだけ受け入れられたんだろうしね。ちなみに「ソウル・ドラキュラ」はオリコンで最高7位。40万枚強の売り上げを記録している。

この曲でも、Aメロでは、純粋にソウルフルな展開を見せてるけど、 いきなりBメロのランちゃんのソロパートである

♪ なぜか〜 あなたには すきをつかれそう〜 ♪ の部分では歌謡曲に戻ったりしてね。

ま、それだけ相性があった訳ですわな。

それと、それに続く

♪ Ha  Ha  Ha〜 ♪ のコーラス部ですよね。 もちろん、3人でハモッてるんだけども、このハモリがぴったり合ってていいんだよな。
 というか、ここまでウマく、しかも力強い「ハモり」っていのうもキャンディーズならではなんですよね。

くやしかったら、AKB諸君もユニゾンばっか歌ってないで、ハモってみろ。



それと、衝撃的なのは、このびしょ濡れカットのジャケ写ですよね。
当時、話題になったそう。
この曲で、売り上げが回復した要因として、このジャケ写も少しはあるんじゃないのかなぁ。


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微笑がえし / キャンディーズ

1978_04_微笑みがえし_キャンディーズ








今日の1曲セレクトは、「微笑みがえし」キャンディーズです。

まずは、データです〜。

・タイトル      微笑がえし
・アーティスト    キャンディーズ
・作詞        阿木耀子
・作曲        穂口雄祐
・編曲        穂口雄祐
・リリース日     1978年2月25日
・発売元       CBSソニー
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数     82.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1978年3月6日〜5月22日付

今日4月4日は、何の日だったか覚えてますか?

・・・・と書いて、ハイハイハイと即座に言える方は、もう50代以上の方々になっちゃうかなぁ。

 そうです、キャンディーズのファイナルコンサート「バイバイカーニバル」が、今は無き「後楽園球場」で行われた日ですねぇ。

1978年4月4日 火曜日

あれから38年・・・・・。月日が経つのは、ほんとに早いわけで・・・。
 
 と言っても、ワタシは直接見に行ったわけではないので、あんまり大きな口を叩けないのですが・・。
 
でも、あのときのフィーバーぶりはホントすごかったですよねぇ。
今、AKB、ももクロが凄い・・・なんていっても、あの時のキャンディーズフィーバーには足元にも及ばないと思いますわ。

  ワタシゃ、当時、まだ、小学3年生になったばかりの頃で、まだ、「ヒット曲」の世界には入り込んできていなかったけど、それでも、なんか、異常なフィーバーぶりは感じましたね。
いや、これでも当時はキャンディーズ派だったからさあ、ワタシも。ピンク・レディーよりもキャンディーズだったの。 

 ファンがファンにより、ファンのために盛り上げたというかね。もちろん、仕掛けはあったんだろうけど、それを感じさせない、ファン自らが主導になったフィーバーだった気がする。
全キャン連(全国キャンディーズ連盟)っていう、全国組織のファンクラブ・・・というか「親衛隊」が主体となって、あのフィーバーぶりを盛り上げましたからねぇ。


その証拠の1つに、当時の「ザ・ベストテン」があるんですよね。

1978年3月23日放送分で初めて1位を取ってから、4週1位を守った、翌週の4月20日では、ピンクレディーの「サウスポー」に1位の座を奪われたんだよね。
 これを見た、キャンディーズファンが「決起!」、「ベストテンにリクエストを」運動を展開して、翌週のハガキリクエトでトップを奪取、みごと1位に返り咲いた・・・というより、1位を「奪還」したという、話は、キャンディーズファン、当時のベストテンファンの間でも有名な話ですよね。

 あれだけ、ファンが一丸となって盛りあげたアーティストってのも、あんまりいないんではないですかね。
うーん、まあ、昨今のSMAP解散騒動でのCD購入運動は、それに近いものはあったけど。。。

ただね、上で書いたベストテンでのハガキリクエスト運動ですが、今になって冷静に考えると、ベストテンがOAされた後、リクエストハガキ運動を起こしても次の週のハガキリクエストチャートに反映されるのはムリなんだよね。
 ベストテンのチャート集計は、OAの1週前には結果が出てるからさ。つまりOAは、集計結果が出た次の週なんだよね。 だから、4月20日のOA後に、決起して、ハガキリクエスト運動を起こしても、結果が反映されるのは、早くても2週間先のOAと言う事になる訳で。。。。

だから、この時の1位返り咲きは、ハガキリクエスト運動決起の影響・・・というよりも、4月4日のバイバイカーニバルと、そのすぐ後にこの時のライブのOA(視聴率32%)によって、ハガキリクエストが伸びた効果と言った方がいいのかもしれないんだよね。

 まあ、いずれにしても、キャンディーズは、自ら引退宣言をした訳だけども、アイドルのひとつの「引き際」の見本でもあるんじゃないかなぁ。人気絶頂期にファンに惜しまれながら引退する・・・。
 これが最高の引き際ではないかと思うわけです。


 曲の方も、引退というと、とかく、「さよなら」を強調する曲が多いんだけど、この曲の場合は、さらっと「バイバイ」といってお別れ・・・というような曲調がよかったですよね。
それでいて、聴き終わると、ついも淋しくなるのは、やっぱ、この曲で解散っていうのが、いまでも脳裏から離れないからでしょうかねぇ

 詞には、キャンディーズの歴代のヒット曲がちりばめられていて、これは、大変だったろうね。つじつまを合わせるのは。
 でも、いやみがなくさりげなくちりばめられているのは、さすがに阿木女史の作品かなと思いますね。


まあ、結局、3人とも「普通の女の子」には、戻りきれなかったわけだけど、1978年4月4日の「バイバイカーニバル」は、アイドル史上、歴史に残るコンサートだったのは、間違いないところですね。



バイバイカーニバルの前日、4月3日OAの夜ヒットから。
既に、翌日のライブに向けて、ステージ設営が始まっている、後楽園球場からの中継でしたね。
実質、最後の歌番組の出演って事になるのかなぁ。
この時も全キャン連の方々が、大勢見守ってたりしてますね。


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哀愁のシンフォニー / キャンディーズ

1976_12_哀愁のシンフォニー_キャンディーズs






今回の1曲セレクトは、「哀愁のシンフォニー」キャンディーズです。

 まずはデータです。

・タイトル    哀愁のシンフォニー
・アーティスト  キャンディーズ
・作詞      なかにし礼
・作曲      三木たかし
・編曲      馬飼野康二
・リリース日   1976年11月21日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 12位
・売上げ枚数   22.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位

 ひっさしぶりにキャンディーズをセレクトしてきました。うーん、いつ以来だろう?
もう主要な曲は大分書いたような気もするんだけど、まだ、書いてなかった曲もあったんだよね。

今回は、その中の1曲。

「哀愁のシンフォニー」

でもさ、この曲が、オリコンでベストテン入りしてなかったんて、ちょっとショックだわぁ。
時々、今でも有名な曲が、思ったより意外と売れてないことってあるんだけど、この曲もそんな曲の1曲かなぁ。

 この曲は76年リリース、・・・ということは、私は小学1年だったわけだけど、この曲、当時から知ってたんもんねぇ。

 まだ、まともにヒット曲に接してなかった頃、知ってたぐらいだから、ベストテン入りしててもしかり・・・と思ってたんだけどねぇ。


あ、逆に、この曲の前々曲の「夏が来た!」なんてぇ、当時、知らなかったぞよ。でも、オリコンでは5位まで行ってたりして。。。あせあせ

 なかなか、当時の記憶と実際とでは、ギャップがあったりするんだよねぇ。

 ちなみに、この曲のTOP100入りは18週。なぜか、「春一番」の16週よりも長かったりして。。。あせあせ 
 うん、爆発的には売れなかったけど、地道に売れた曲の典型ですね。

 で、もって、キャンディーズで一番、長くTOP100入りしてたのは「わな」の23週。あの「微笑がえし」が22週で、それより1週長かったりするんだよね。
 その辺のチャートの「アヤ」っていうのも、面白いわなぁ。。


 この曲、記憶にあったのは、やっぱ、曲のインパクトのせいじゃなかったかなぁ。
 キャンディーズが大人っぽさをイメージした最初の曲じゃないかしら?
 それまでの穂口雄右氏のポップなイメージから、詞 なかにし礼、曲 三木たかし っていう、歌謡曲の王道路線を持ってきたってところからも、大人っぽさを演出したかったんじゃないかなぁ・・・って言うのが分りますよね。

 特にサビの

 ♪ こっちをむいて 涙をふいて あなたのこと 愛せるかしら 何となく、コ・ワ・イ〜 ♪

 って、あの一文のところは、一度聴いたら耳から離れないインパクトがあるよねぇ。

 それと、ユニゾンが、あっても、2音のコーラスが多かったキャンディーズで、三人バラバラのフレーズが出てくるのも印象的

 ♪ ワタシの 胸の奥の 湖に あなたは〜 ♪

 からのBメロの部分ね。

 あ、いやいや、イントロの ♪ ダバダー 〜 ♪の部分から3音のコーラスになってたか。。。

 これらに絡まってくる、馬飼野康二氏らしい、大げさなオーケストレーションが、また、曲を印象的に盛り上げてくれるんだよね。
 ま、タイトルに「シンフォニー」って付いてるくらいだからね、この位の大げさなオーケストレーションで丁度いいかなとも思うんだけど。

 なんつぅのかな、この季節、木枯らしが舞っている様な印象的なオーケストレーションで・・・。
 これが、また、一度聴いたら、なかなか耳から離れないような見事さで。。。

 いや、まてよぉ・・・今、聴くと、あの頃のキャンディーズって都会っぽい曲が少ないんだ。

 どっちかと言うと、田舎の風景の中の・・・って曲が多いんだよね。「春一番」なんて、もろそうじゃん。

 この「哀愁のシンフォニー」もどっちかというと、都会の喧騒の・・というより、郊外の木枯らしで枯葉が舞っている風景・・・が似合うような曲想だもんね。

 そういう意味では、当時、福島の田舎に居た、ワタシにとっては、身近に感じる印象が強かったのかもしれないなぁ・・・。

 その辺が、都会的な「ピンクレディー」との差だったのかもしれないわ。


 それにしても、「全キャン連」なんて、全国組織のファンクラブを持ってたのって、キャンディーズが最初なんだよね。
 今でこそ、ファンクラブって言ったら全国規模が当たり前だけどさ。

 でも、結束は非常に硬くて、「ザ・ベストテン」で、解散後、一度2位に落ちた「微笑がえし」を、我々の手でもう一度「ベストテン」の1位を取らせようってことで一致団結、次の週、再度1位を獲得させたっていうのは、有名な話だよね。

 まあ、こういう組織が、その後の「親衛隊」に繋がっていくんだけど、キャンディーズの場合、ファン層に「大学生」が多かったので、後の80年代アイドルの親衛隊のような「ヤンキー」な兄ちゃんが少なかったのも、印象的かな。
 だから、何か、キャンディーズっていうと、クリーンなイメージがあるんだよなぁ。個人的には。

 だから、個人的にも好きだったのかも。。。

暑中お見舞い申し上げます / キャンディーズ

1977_07_暑中お見舞い申し上げます_キャンディーズ







今回の1曲セレクトは、「暑中お見舞い申し上げます」キャンディーズです。

 まずはデータでーす。

・タイトル     暑中お見舞い申し上げます
・アーティスト   キャンディーズ
・作詞       喜多条忠
・作曲       佐瀬寿一
・編曲       馬飼野康二
・リリース日    1977年6月21日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  5位
・売上げ枚数    29.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1977年7月11日〜8月29日付

 最近、ポカリスウェットのCMで、「暑中お見舞い申し上げます」が流れてるじゃん。
そそそ コレ ↓ 



これ何となくいいんだよな。キャンディーズの特徴を捉えてて。
吉田羊さんと、鈴木梨央っつうの? 子役のコ。 仮想親子としては、いい味出してるよ。

 そう言えば、ワタシがキャンディーズの「暑中お見舞い〜」当時、ちょうど、鈴木梨央さんくらいの頃じゃなかったかなぁ。
 となりの幼馴染の女の子が、よく、この曲歌ってたのを覚えてるわ。 

当時、まだ、ヒット曲の世界に足を踏み入れてなかったワタシも、だから、この曲は良く覚えてたな。


・・・ということで、、今日の本題は、キャンディーズです。


 暑中お見舞い申し上げます。

 なんだけど、今日7月17日っていうのは、キャンディーズにとっては歴史的な日だ。

 そう、例の日比谷野音でのコンサート最中、関係者も全く知らないところでの、文字通りの電撃「解散宣言」を行った日だ。
 例の「普通の女の子にもどりたい」発言ですね。

 もちろん、先ほどの番組でもこの場面はかなり詳しく放映した。正直言って、ここまで、詳細に放映したのは当時以来なんぢゃないかなぁ。

ま、それはともかく、この大騒動の最中 「持ち歌」として通常歌っていたのが、この「暑中お見舞い申しあげます」だ。


 正直言って、この曲には、こんな「大騒動」を起すような予感なんざ、全く微塵の欠片もない、とっても、元気な曲だよね。

 折りしも、「ライバル」のピンクレディーも、「渚のシンドバッド」で同じように「夏」っぽい曲を歌ってたわけで、曲の面での雌雄対決としてもいい組み合わせだったんぢゃないかなぁ。

 そういう、「電撃解散」の予感を全くさせなかったから、余計、この「解散発言」劇は、衝撃的だったんだけどねぇ。

すべてが上り調子、いよいよこれからが本当の絶頂期って時の突然の引退宣言ということでも、衝撃的だったんだけど、まあ、これもアイドルとしての、本来のひとつの生き方でもあるんだよね。

 それまで、アイドルは、あくまで「大人社会」のお人形。
言葉悪く言うと金づる。 自己主張なんていらない、それどころかタブーだったわけぢゃない。
 
 それを、わかっていながらのあえて解散宣言というところが、価値があるんだよね。見方によっては。 アイドルの人権宣言。
 ここに70年代型アイドルの「型」の神話は崩れ去ったんではないかなぁ。そういういみでも今考えると画期的な行動だったわけだよね。

 ま、たしかに、あの当時は、そんなことを考えるひまもないくらいの騒ぎだったけだけどさ。。。。




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夏が来た! / キャンディーズ

1976_06_夏が来た_キャンディーズ






今回の1曲セレクトは、「夏が来た!」キャンディーズです。

まずはデータです。

・タイトル     夏が来た!
・アーティスト   キャンディーズ
・作詞       穂口雄祐
・作曲       穂口雄祐
・編曲       穂口雄祐
・リリース日    1976年5月31日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  5位
・売上げ枚数    17.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1976年6月14日〜6月28日付 

 蒸し暑いなぁ・・・。さっきの南佳孝「モンローウォーク」の「頭」にも書いたんだけど、もう夏だよね。 
そういうこともあって、今回はキャンディーズの「夏が来た!」を引っ張ってきましたぞ。


 でも、果たして、キャンディーズにこんな曲があった事をどのくらいの方が知っているのかなぁ・・・・。

・・・と心配になるくらい、実際は陰に隠れた存在の曲って言えるんじゃないかなぁ。

 かくゆうワタシも、キャンディーズのベスト盤を買うまでは、この曲の存在を知らなかったひとりですから・・・。

 でもでも、ちゃんとシングルとして存在してたんですよ。オリコンでも最高位5位まで行ってる、ヒットな曲だもんね。

あの大ヒット曲「春一番」の次の曲なんですよね。
春に「春一番」をリリースし、次は夏リリースだから「夏が来た!」・・・・と、一見かなーり安易な発想のリリースのような感じが拭えないわけで、今だったら、まず100%ボツだろうなぁ。まあ39年前だから出来たことであってさ。

 作詞、作曲者も「春一番」と同じく、穂口雄祐氏。

 まあ、これも「春一番」の大ヒットを受けて、二匹目のドジョウを狙った・・・ってミエミエな起用なんだろうね。。 今から考えると。

 BUT、穂口氏は、「二匹目のドジョウ」は無い! とみたか、この曲はかなり肩の力が抜けた作品になっているんだなぁ。
 
 「春一番」があれだけインパクトが強い躍動感に富んだ作品だったじゃないですか。
 普通だったら、「春一番PART2」を狙うはずですよ。でも、いずれにしろ、大ヒットに続く曲で、同じ程度の大ヒットはない・・と見たんでしょうね。

 この「夏が来た!」は、まったくインパクトが無い・・・ように感じるんだよね。たしかにサラリとした躍動感が初夏の爽やかな風を思わせるようなポップチューンなんだけど、「ココ」という思わず引き込まれるようなメロディーラインは見当たらない。たんたんと流れていく感じなんだよね。
 シングルっぽくないんだよね。アルバムの1曲としても収まってもおかしくない。

BUT BUT、なぜか今になって、この曲の評価が高い。いやいや、当時もファンの間では評価が高い隠れた人気曲だったんですよね。

「歌謡曲完全攻略」によると、インパクトに富んだ「春一番」にくらべて、「技」という点では勝っているって言うことなんだけど、具体的にどういう技があるのかは、ちょっと良くわかんないだけどな。
でも、確かに、ベタな「春一番」に比べると、この曲は、ほとんど手垢が付いてないからなぁ。その点、今聴くと、新鮮さを感じるんだよね。

 個人的には、後ろに挟まってくるオルガンの流れがこの季節に風のような軽快さがあって、曲全体の温度感をこの季節特有のものにしている・・・と感じもしてるんだけどね。


 だけど、一般的にみるとやっぱりインパクトに欠けるって言うのは致命的だったんんだろうなぁ、この曲、さすがに大ヒット直後とあって、最初いきなり5位まで行ったんたけど、そのあとあっという間にランクダウンしちゃったんだよね。うん、現在の多くの曲のようなチャートアクションだったわけです。

 まあ、だから、あとあと印象に残らなかった訳なんですよね。
 いずれにしろ、穂口氏の予感は当たったわけですわね。それなら二番煎じな曲をやるよりは、実験的な曲をやったほうがマシ・・・ということで、こういう、シングルタイトル曲というよりもB面的な曲を挟んでみたんだろうな。

 蛇足だけど、NHK-BSで何回か放送されている「キャンディーズスペシャル」で、一番いいなぁと思ったのが、この「夏が来た!」だったんだよね。
 レコードで聴いていたようなさらり感がなく、かといって、しつこすぎも無い。丁度いい塩梅の良質なポップスっていうイメージが好印象だったんだよね。

 もしかして、この曲ってテレビで歌うことを前提としてたのかなぁ・・・なんて思ったりしてさ。



「クイズ ドレミファドン」から。 まあ、ナベプロ制作の番組なんで、キャンディーズは強かったわな、この番組。
あ、イントロクイズやりたくなってきた。。。
 最近も特番で細々とつづいてるイントロクイズだけど、また、視聴者参加型で復活していただけないもんですかねぇ。
 最近の特番は、「超ウルトライントロ」が、当時の基準の「超〜」じゃなくなってるのが興ざめなんだよなぁ。
きっと、タレントじゃ、昔基準の「超〜」だと誰も当てられないからだろうけど。。。
 


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やさしい悪魔 / キャンディーズ

1977_04_やさしい悪魔_キャンディーズ






今回の1曲セレクトは「やさしい悪魔」キャンティーズです。

 まずはデータです。

・タイトル    やさしい悪魔
・アーティスト  キャンティーズ
・作詞      喜多条忠
・作曲      吉田拓郎
・編曲      馬飼野康二
・リリース日   1977年3月1日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   39.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1977年3月28日〜5月30日付

 いやね、全キャン連っていう組織自体にも興味があるのよ。何でもアイドルとしては、初の全国組織のファンクラブっていうことで、その組織力と、団結力は目を見張るものがあったんだよね。
 なんせ、あの「ザ・ベストテン」のランクを組織力で動かしちゃった「団体」ですから。

 1978年4月4日。伝説となっている、当時の後楽園球場での解散コンサート。

 当時、この模様はTBSで放送したんだけど、実際の放送は1時間30分枠だったんですよね。
 でも、実際のコンサートは4時間やっていたようで、残りの2時間30分分はマスターテープも残っていなかった・・・・らしいんですよ、これまでは。

 でも、TBSのライブラリーの奥深くから出てきたらしいんだよね。未放送分のテープが・・・。

 その模様は、7年前の、解散30周年のイベントで、デジタル処理した再編集したビデオを流したらしいんだよね。

 おそらく、50半ばになったいいオッサンが、「ランちゃん」「スーちゃん」「ミキちゃん」なんて叫びながら、画面に向かって紙テープを投げる様は、おそらく、今の「アキバ系」にも通じるものがあるんじゃねぇのか・・・とか思ったりして、外野としても是非、その様は見てみたかったのですが。。。

 ところでさぁ、コンサートで「紙テープ」投げちゃいけなくなったのって、いつ頃からだったっけ?
 37年前のキャンディーズの解散コンサートの時の紙テープの量はハンパぢゃなかったよねぇ。

 うーん、松田聖子とか、80年デビュー組のころも紙テープは有りだったよなぁ。。。

 たしか、紙テープの「芯」を抜かないで投げる輩が増えたんで、危なくて紙テープ禁止になっちゃったんだよね。

 まあ、最近の若いアイドルファンにとっては、なんのこっちゃ? かも知れないけど・・・。


 うぬー、またもや、前置きが長くなっちゃったな。あせあせ

 「やさしい悪魔」どぇす。

 この曲がヒットしたころの状況は、ワタシもよくわかんないんだけどれも、はじめは、きっと、多くのヒトが驚いたんじゃないかなぁ。

 それまで全くなかったような曲調。詞の内容。
 曲は吉田拓郎氏。吉田拓郎氏とキャンディーズ。まるで接点が見えない。まるで「狼と子羊」だったりして。そんな不思議な組み合わせが時として、うまく「化学反応」を起こすこともあったりするんだよね。
 フォークといったらいいのか、ポップスといったらいいのか、よくわかんないところが、この曲の面白いところだったりするから。

 詞は喜多条忠氏。物の本によると、これは、当時の渡辺プロの社長、渡辺晋氏の直接の「ご指名」だったようだ。
 「3曲預けるから、なんとかしてやってくれ」・・・ということで・・。

 たしかに、キャンディーズも75年の「年下の男の子」、76年の「春一番」でトップアイドルの仲間入りはしていたものの、それまでは後が続かなかったのよね。

 その隙間を縫って、ピンク・レディーが「モンスター」に化けちゃったわけだから、渡辺プロとしては、そりゃ危機感を感じるわな。

 さぁ、こまった喜多条忠氏。。。 どうかえりゃいいのか。。。

 でも、ピンクレディーは、当時の「中高生」のアイドル。キャンティーズは、大学生に受けてる。この支持年齢層の「スキマ」を狙う。

・・・っていうマーケティング的発想から・・・か、どうかはよくわかんないけど、ちょっと「小悪魔」的な、それまでのキャンティーズにはなかったような内容の詞が出来上がる。

 これが、吉田拓郎氏のフォークのようなポップスのような、不思議なメロディラインにうまくのっかった。

・・・ってことで出来上がった、この曲。オリコンでは4位までしか行かなかったけど、売上げは39万枚強。
 それまで最も売れた「春一番」を凌いで、この時点でキャンティーズで一番売れた曲にのし上る。(最終的には、「微笑みがえし」の83万枚ね)
 だから、歌謡曲は分からないもんなんだよねぇ。

 ただ、誤算だったのは、この曲のヒットのピークが過ぎ、さぁ!次のシングル・・・って時に、例の「解散宣言」が出ちゃったことだろうな。

 まあ、そんな、キャンティーズにとっては、とっても「端境期」な頃の曲ってことになるね。この曲は。


 

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年下の男の子 / キャンディーズ

1975_03_年下の男の子_キャンディーズ







今回の1曲セレクトは、「年下の男の子」キャンディーズです。

 まずはデータです。

・タイトル    年下の男の子
・アーティスト  キャンディーズ
・作詞      千家和也
・作曲      穂口雄右
・編曲      穂口雄右
・リリース日   1975年2月21日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 9位
・売り上げ枚数  26.0万枚
・オリコンベストテンランクイン期間:1975年4月7日〜4月28日付

 いや〜、曲がない曲がない・・・なんて、いつも言っている割には、つい忘れちゃっている曲があったりするもんだねぇ。。。
 さっき、たまたま1970年代のアイドルの曲を聴いててさ、もちろんキャンディーズとかも聴いてたんだけどさ。
 当然、もう、今回引っ張ってきた「年下の男の子」は書いたもんだとばっか思ってたの。 いままで、結構、キャンディーズの曲書いたからさぁ。 で、一応、確認のために、過去の記事を検索してみたら、あーら、まだ、書いてねぇでねぇの。。。

 何回か「引用」には使ったんだけど、この曲メインでは書いてなかったのねぇ。。

 まあ、時期的にもちょうどいいし、この機会に引っ張ってきてみましたわ。


 いや、だけど、この曲について、いままでも書いてきたようにも思うんだけどなぁ。。。

 ま、キャンディーズといえば、これまでも何回か書いてきたように、70年代を代表する3人組アイドルグループっちゅう訳だけども、本格的にブレイクしたのは、この「年下の男の子」からなんだよね。
 デビューは1973年9月だったから、この曲のヒットまでの1年半っていうのは、意外にも「不遇」時代だったわけですよ。
 うーん、そういうイメージってないんだけどねぇ。「8時だよ!全員集合」のアシスタントで毎週出てたからなぁ。

 ただ、それ以前の曲は、たしかに知らないんだよね。 ちなみに、この曲の前は「なみだの季節」っていう曲なんだけど・・・。

 しらねーよなぁ。。。 オリコン最高40位。売上げ枚数5万枚っていうことだし。。。

 やっぱ、個人的にも、だいたいのヒトにも、キャンディーズといえば、この「年下の男の子」からだよねぇ。。

ま、成功(ヒット)した要因っていろいろ言われているけどさ、一つが、曲がポップに、ファン目線になったこと。
 それまでの曲は、けっこう小難しい曲が多かったようなんだよね。そこから、一歩目線を落として、ファン目線の曲に仕上げたこと。

 それと、センターをそれまでのスーちゃんからランちゃんに変えたこと、 うん、これが一番よく語られることからなぁ。

 人気的にはスーちゃんが一番だったんで、それまでセンターにしてたらしいけど、どうもバランス的・・・っつうか、リーダーシップという点では、今ひとつだったようなんだよね。
 で、この曲から一番年上のランちゃんをセンターにすえなおしら、あーら、バランス的にうまく行った・・・っちゅう訳ですわ。
 
 なかなか難しいですわね、3人組って言うことになると、その辺のバランスが。。。



 ときに、ワタシがこの曲を知ったきっかけってさぁ、ワタシが、この曲に出てくる「年下の男の子」っぽかったから・・・って言われたような気がする、 隣の農家の年上のおねーさんにふらふら

 ♪ さみしがりやで わがかままで 憎らしいけど〜 ♪

 とか

 ♪ボタンのとれてるポケット 汚れて丸めたハンカチ〜 ♪

ってところが、そのままだったんだってふらふらふらふらふらふら

 だからさあ、この曲って、自分のこと歌われているんだと思ってたもん、ワタシふらふら



いやー、やっぱワタシャ、ピンク・レディーよりかは、断然キャンディーズ派だよなぁ。
スーちゃんが好きだったぁ。
そんなスーちゃんがこんなに早く鬼籍に入られるとはなぁ。。。


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わな / キャンディーズ

1977_12_わな_キャンディーズ






今日の1曲セレクトは、「わな」キャンディーズです。

まずはデータでーす。

・タイトル     わな
・アーティスト   キャンディーズ
・作詞       島武実
・作曲       穂口雄右
・編曲       穂口雄右 
・リリース日    1977年12月5日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  3位
・売上げ枚数    39.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1977年12月19日〜1978年2月27日付


 超強力曲同士で、同日リリース。これってよくあるよねえ。核になる曲が2曲っていう感じだったら、いまは、毎週のようにあるわけで、今となっては、全然珍しいことではないですわね。
 でも、これが3曲、4曲・・・と複数になると、結構珍しいわけで・・・。今年だったら、先月の11月2日なんかはそうなるのかなぁ。
 ましてや、リリース自体少なかった、昔なんかは、もっとそういう機会が少なかったわけですね。
 大体において、1つのレコード会社同日に、強力アーティスト同士をリリースさせるってことは、あんまりないだろうし。
 さらに、同じリリース日に「超」がつく、協力曲が含まれているとなると、つい、避けてしないたくなるのは、昔も今もあんまり変わんないことかもしれないですね。

 そんななか、強力曲4枚同日リリースっていうことが起こったのが、1977年12月5日。しかも、そのなかの2枚がライバル同士という、チャートファンとしては、まってました! というリリースだったんですよね。

●CBSソニー
 ・わな   キャンディーズ
 ・禁猟区  郷ひろみ

●ビクター
 ・UFO   ピンクレディー
 ・しあわせ芝居 桜田淳子

 これ、全部1977年12月5日リリースというわけで、当時の超豪華リリースってわけです。

 特に、ピンクレディーとキャンディーズの同日リリース。これは、このとき1回切りなんですよ。
 人気を2分した、超スーパーアイドルだった2組。もちライバル視扱いされた2組なわけだけど、たしかに、それまでも同じ月リリースっていうのは、ずっと続いていたんだけど、「同日」っていうのは、これ1回きりなわけです。

 まあ、とうじは、ランキングっつうもんも、さほど一般には普及していなかったわけで、ましてや初登場1位なんていう時代ではなかったから、同日リリース、即チャート争いっていう図式はゼンゼンなかったわけで、それいえに、同日リリースだからって言っても、どうこうはなかったわけだけど、でも、やっぱし、ライバル同時が同じ日にリリースってなると、どちらも負けたくないって言う気持ちも出てくるんぢゃないかなぁ。
 って勘ぐりたくなりますね。

 ちなみに、両者のオリコン初登場ですが、両者とも1977年12月12日付初登場で、
 UFO 初登場8位  わな 初登場32位

 あー、当時のランキング事象をちょっと解説すると、初登場でベストテン入りっていうのは、とんでもないことだったのね。今のインパクトでいうと、初登場でミリオンセラーって言うくらい。 当時としては、ピンクレディーぐらいしか出来なかった現象なのよ。



 と、ライバルといっても、かなりの差は出てたんだよね。

 だけど、すでに解散も決まっていて、そのなかでの活動ってことで、かなりファンの間でも盛り上がってき始めてたころだよなぁ。 この曲のセールス、39.2万枚っていうのは、ラストシングルの「微笑みがえし」に次ぐセールス。

 そのまえの代表曲の「春一番」とか「やさしい悪魔」よりも売れてるんだよね。
 だけど、そんなに売れていたっていう実感はあんまりないんだよなぁ。それだけ、あのころの盛り上がりようを示してるんぢゃないかなぁ・・って思うんだけどさ。

 それくらい、この曲、キャンディーズの代表曲か?っていったら、首ひねりたくなるくらい・・・いまとなっては、一般的には、それほどメジャーな曲ぢゃないですよね。

 でもですよ。これが結構いい曲なんだ。キャンディーズの曲って今思い返すと、比較的メジャー調の若干、間延びした曲が多い思うのね。 その点が、緊張感たっぷりだったピンクレディーとは対照的であり、かつ、人気の差かなぁとも思うんだけど、この「わな」は、緊張感いっぱいの曲ですよねぇ。
 うん、どうして、この曲がこのタイミングでリリースされるのかなぁ? っていうと若干疑問なんですけどね。
 なんか、3ヵ月後に解散するっていうグループの曲ではないような気がするんだよなぁ。それだけ、しっかりした曲って感じ。うん、投げやり感が全くないんだよね。

 たとえば、ピンクレディーなんて、もう、解散間際は、正直「投げやり感」が曲からにじみ出てたんだけど、この曲には、全くそういうところが感じないんだよね。
 だからして、逆に、もっと見たい、やめて欲しくないっていう気持ちが強くなったのかなぁ。それが、ラストの「微笑がえし」の爆発に繋がったのかもしれないけど。。。

 だとしたら、さすがにCBSソニーの酒井氏と、当時担当だった大里氏(現アミューズ会長)の戦略は見事だなって思うんだけどね。

 あ、それから、この曲のリードボーカルは、ランちやんデモ、スーちゃんでも、なく、ミキちゃんなんですよ。
 これが、最初で最後のリードボーカル。これの話題性もありましたよね。

 でも、やっぱり曲がよすぎたよなぁ。この曲。



※2005年12月に書いたものの再掲載です。
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