かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

イメージソング

Beach Time / TUBE

1988_06_BEACH TIME_チューブ


今回の1曲セレクトは、「Beach Time」TUBEです。

まずはデータです。

・タイトル     Beach Time
・アーティスト   TUBE
・作詞       亜蘭知子
・作曲       織田哲郎
・編曲       織田哲郎
・リリース日    1988年4月30日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   17.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1988年5月23日~6月27日付
・タイアップ:キリン「キリンレモン'88イメージソング」

えー、先週書いた「サマードリーム」に引き続いてTUBEです。
この間も書いたけど、「夏はTUBE」ってことで、暫くは集中的に書いていこうかな・・・と思っておりまして、なんか頻繁だなぁ・・・とは分かっているんだけど、引っ張って来ちゃいました。

今回は、前回の87年「サマードリーム」の翌年88年の今頃のヒットだった「Beach Time」。

・・・・と言うモノの、もしかすると今となっては「忘れられてる」ような1曲かもしれないなぁ。
「夏はTUBE」ということで、当時、毎年のこの時期に新曲リリースしていたTUBEだけど、この曲は、あんまり派手には売れなかったからなぁ。
前年までは20万枚を上回っていたレコード売り上げも、この曲では20万枚割れだったしね。

まあ、曲調が曲調だったからねぇ。。。正直言って、前年の「サマードリーム」とどう違うの? って言うくらいイメージが似てたからなぁ。さすがに3年連続で、亜蘭知子 織田哲郎ペアの作品ともなると、飽きられてきていたっていうのは隠せなかったよね。

ただね、一番致命的だったのが、この年1988年っていうのが、記録的な「冷夏」だったんだよね。その影響が一番大きかったろうねぇ。
前回、大黒摩季の「夏が来る」で書いたのとは「真逆」な展開(気候)だった訳ですね。

そそそ、「夏が来る」の94年は、曲のイメージ通りの「暑い夏」だったために、ヒットが加速した訳なんだけど、逆に88年は、記録的な「冷夏」だったために、「夏の曲」と言われても、全くピンと来なかった訳なんだよね。
 
あの年は、夏の間中ずっと天候不順な日が続いて、夏らしくない涼しい日が続いたんですよ。真夏日も数えるほどしかなかったと思う。

そんな影響は大きかっただろうな。仮に、1988年が1994年のように「暑い夏」だったととしたら、同じような曲調が続いて飽きられてきたように思えても、もっと売れてただろうね。 少なくとも20万枚割れって事はなかったんじゃないかなぁ。ま、あくまでも「推測」の範疇ですけどね。
 でも、楽曲イメージと実際の気候っていのうは密接に関係していると思うなぁ。
最近は、夏場だから「夏っぽい曲」。秋だから「飽きっぽい曲」・・・って感じで季節を感じる曲って少なくなってきたからねぇ、こんなこともあんまり感じ無くなってきたように思えるけどさ。



個人的には、この年は大学受験の「浪人」生活を送っていたんでねぇ、この曲なんか聴くと、あの暗黒な状態を思い出すな。


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ファイト!! / 森高千里

1991_11_ファイト_森高千里






今日の1曲セレクトは、「ファイト!!」森高千里です。

まずは、データから〜

・タイトル    ファイト!!
・アーティスト  森高千里
・作詞       森高千里
・作曲       高橋諭一
・編曲       高橋諭一
・リリース日   1991年10月25日
・発売元     ワーナーパイオニア
・オリコン最高位 10位
・売上げ枚数   26.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 14位
・タイアップ   フジテレビ系「バレーボールワールドカップ'91」イメージソング


 いきなり「ファイト!!」なんていうタイトル、持ってきたら、はじめて見る人は、意味不明だろうねぇ。。。
ファイト〜 いっぱーつ ・・・なんて、思う人は・・・、いるわけねぇか。

 さてさて、これ始めて3ヶ月以上経ちますが、ようやく、森高千里さんの登場です。
 この曲は、1991年に日本で開催された、バレーボールワールドカップのイメージソングだったんですよね。

 だから、いきなり詞のほうも

♪ 坊主頭の太郎君 日に焼けて 練習したって 補欠だけれど〜 ♪

なんだよね。。。

 あややや?? でもさー、バレーボールって屋内スポーツじゃん。なんで「日にやけんの??」・・とか、今になったら思うなぁ。
 これ、傍から見ると、内容的にバレーボールっていうより、野球なんですけど・・・。

 なんて、ちゃちゃ入れちゃったりして・・・。

 でも、まあ、「汎用性」があるということで・・・。

 この曲は、最初聴いた時から、「トリハダ」ものでしたね。
あ、これは、いい意味でですよ。

 イントロのキーボードのちょっと曇った音色からしていいんだよね。その先の、ちょっと重めのブラスもGood。

 というより、この曲の要は、イントロからずっと後ろでなってるブラスの動きが要だよね。
 これが曲全体を引っ張っている。

 うーん、これは、俺がずっとブラスやってたせいなんかねぇ? つい、耳がブラスのほうに行っちゃうんだよね。
 だから、この曲の場合、あんまりメロディの方に耳が行かないんですよ。

 一番、印象に残るとろこも、間奏だもん。 トランペット、トロンボーンでのコーラルのような響きに、ちゃちいけど、バックの歓声の効果音。 これだけで充分、この曲らしさを表してるもんね。

 森高っていったら、あの、バカみたいな自分で叩いてるドラムだけど、この曲の場合は、どうなんだろ? ちょっとドラムは押さえ気味だから、判断できないんだけどね。

 あ、今知ったんだけど、森高って、アップフロントだったんだ。。。。なるほど、だから、作曲が、モー娘。にも曲を書いてる高橋愉一氏なんだ。
 うーん、よーやく謎がとけましたよ。


 森高は、この曲で、完全にブレイクって感じだったよね。ここから、ヒートアップして、次の年の「私がオバさんになったら」につなげていくんだけどね。
 
 ちなみに、俺と同い年なんで、この時22歳だったんだけど、今ぢゃ、すでに「私はオバさんになっちゃった」ですね・・・(失礼)




※2005年11月に書いたものの再掲載です。
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