今回の1曲セレクトは、「六本木心中」アン・ルイスです。
まずはデータです。
・タイトル 六本木心中
・アーティスト アン・ルイス
・作詞 湯川れい子
・作曲 NOBODY
・編曲 伊藤銀二
・リリース日 1984年10月5日
・発売元 ビクター
・オリコン最高位 12位
・売上げ枚数 29.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 13位
ここのところリリースから1年越しのヒットっていうのは、あんまり出てない気がするなぁ。
まあ、演歌系で有線を中心にジミーに売れてる曲って言うのは、未だにあることはあるけど、こと、ポップス系、ロック系で、そんな超ロングヒットっていうのも、少なくなったよな。
あ、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「R.Y.U.S.E.I.」が、1年越しで、未だにネット配信チャートの上位に居るってのは、このパターンに当てはまるか。。。
でもさ、過去を遡ると、1年越しでヒットした例は、それほど珍しいわけではないんだよね。
まあ、「初動型」がほぼ全ての楽曲のチャートアクションの全てになってしまったから、珍しいわけで・・・。
昔を振り返れば、1年越し、どころか、2年越し、3年越し・・・でやっとヒットした・・・なんていう例もあった。
ちらっ・・・と思い出しただけでも、
木村友衛の「浪花節だよ人生は」は、3年越しでのヒット(リリースは1981年6月。ベストテン入りは1984年)。
欧陽菲菲の「ラヴ イズ オーヴァー」は、当初B面としてリリースされたのが1979年で、再リリースの末ヒットしたのが1983年だから、足掛け4年越しのヒット。
佳山明夫の「氷雨」に至っては、最初のリリースが1977年12月で、廃盤、再リリースを繰り返しながら、1983年にベストテンに到達してるから、ヒットまで5年もかかっている。
まあ、そんな感じで、上には上がいるわけです。
今回、引っ張ってきた曲も、そんな感じで、ヒットまで時間がかかった曲どぇす。
六本木心中 / アン・ルイス
なんだよ、だれでも知ってる曲じゃん・・・、なんて声が聞こえてきそうだけど、この曲がヒットのピークを迎えるまで、これが時間かかったのよ。
データにも書いたように、リリースされたのは1984年10月5日。
でも、オリコン最高位の12位を獲得したのは、1985年9月23日付ランキング。なんとなんと、ヒットのピークまで要するに1年もかかっていたりする。
最初さ、リリース当初は、この曲、まーったく売れなかったのよ。
やっぱり
♪ 長いまつ毛がヒワイねあなた〜 ♪
がエロかったからかなぁ。。。。
兎に角見向きもされなかったわけ。
ベスト100に入ったのが、1985年4月22日付で84位だから、ベスト100に入るのでさえ、リリースから半年かかっている。
まあ、ベスト100にランクインした要因・・・って言うのがあったはずなんだよね。。
今、手元に、オリコンウイークリーの通巻300号(1985年6月24日号)があるんだけど、この時掲載されている、1985年6月17日付チャートでは、58位で赤丸が付いている(前週61位)。
でさ、ついでにテレビタイアップマークも付いてるんだよね。
・・・・ということは、テレビ番組のタイアップが、この時点では付いてたことになるんだけど、これが、何の番組だったかが、思い出せないんだよなー。
1986年のオリコン年鑑があれば、すぐわかるんだけどね。。。
まあ、ともかく、タイアップが付いてから、ジワジワとランクアップしていったわけですわ。
それでも最高位を獲得するまで、半年もかかっているわけですからねぇ。いかに、ロングヒットだったかがわかりますよね。この曲。
いや、だから、みーんな知ってるんだよね。この曲を。ベストテン入りしてなくってもさ。
やっぱ、これがヒット曲の醍醐味でしょう。
しかしさ、一時、この曲、カラオケの盛り上がり曲だったよなぁ。
うん、最初にカラオケボックスが流行り始めた頃だから、1989年頃かなぁ。
3〜4人でカラオケいくと、必ず、だれかはこの曲歌ってたもんね。
で、お決まりの「合の手」を入れたりしたよねぇ。
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