かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

あの頃のヒット1曲セレクト!

白い蝶のサンバ / 森山加代子

1970_04_白い蝶のサンバ_森山加代子


今回の1曲セレクトは、「白い蝶のサンバ」森山加代子です。

まずはデータです。

・タイトル     白い蝶のサンバ
・アーティスト   森山加代子
・作詞       阿久悠
・作曲       井上かつお
・編曲       川口真
・リリース日    1970年1月25日
・発売元      コロムビア
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   47.5万枚
・ベストテンランクイン期間:1970年2月16日〜4月27日付

奇抜な曲。一聴して「なんじゃこれ」って思える曲だよね。これは、昔も今も変わらずにあるよなぁ。

ただ、昔の奇抜な曲って、どこか可愛らしかったんだよな。いわいる「ギャグ」ってやつでさ。たしかに放送コードにひっかかるような「放送禁止」曲ってうのもあったけど、どこか笑ってごまかせちゃったりしたやん。
今の奇抜な曲っていうのは、ホントに奇抜だからさあ。どう解釈したらいいか理解不明・・というか。
これも時代の流れなんだろうけどね。

さてさて、今回引っ張ってきた曲も、奇抜っちゃ奇抜な曲だよね。

森山加代子さんの「白い蝶のサンバ」。

そもそも

♪ あなたに抱かれて私は蝶になる〜 ♪っちゅう メロディ出だしのAメロがさあ奇抜なんだよなぁ。

もろ中国音階ってやつでさ。

昔、某国営放送 でデーモン閣下が

ジョワーン(ドラの音)    「あなたに抱かれて、ワタシ蝶あるよ」 

なんて茶化してたけど、まさにそんな感じ。

そもそも、上の歌詞だけを見ても、よもや、この部分が「中国音階」のメロディがついてるなんて思えないしさぁ。

後年同じようなシチュエーションの歌詞で、秀樹の「君よ抱かれて熱くなれ」って曲があったけど、これはモロ、ヨーロッパ系な曲だったじゃん。

一体どこから「中華」なイメージが来るのか・・。奇抜だよなぁ。

ぢゃ、その後も全般にわたって、「中華」なイメージで攻めるのか・・というと、これまた、さにあらず。

サビで、 マイナー調からメジャー系、カンツォーネ風に一転。 マカロニウエスタンだよね。

なんじゃ、この変わり身の激しさは・・・。  

1曲中、場面場面で、まったく違う展開がある。 もしかすると、「1970年」って言う時代の歌謡曲の王道だったのかもしれない。 

例えば、同じ1970年にオリコン1位を獲得したヒデとロザンナの「愛は傷つきやすく」もそうだったじゃん。マイナー調のAメロから、サビでいきなりメジャーなカンツォーネに急展開するっちゅう。

まあ「愛は傷つきやすく」は、この「白い蝶のサンバ」ほどの「奇抜さ」は無いけど・・・。

で、「白い蝶のサンバ」の場合は、それだけに留まらない。 

メロディを追いかける。バックのトランペットのリフは、もろパート・バカラック、もしくは、ハーブ・アルパート、つまりはアメリカンな世界な訳ね。

ココまで来ると、いったい、この曲はどこの国の曲なんだ? なのよ。

確かに、時代的にマカロニウェスタンというイタリアンな文化が流行ってたし、バカラックもハーブ・アルバートもこの時代の象徴的な音楽だし、だから時代背景としはよく分かるけど・・・。


無国籍音楽。 

これなんだよね。 これが歌謡曲の王道なんだよね。 

歌謡曲のメロディは、向こうの音楽の官能的な部分を抽出し、日本人の感性にマッチさせたような独自なメロディっていわれるけど、メロディだけじゃ無く、サウンド的にもそう。

どこどこ風ではなく、世界中の「ヒット曲」のキャッチーな部分のごった煮なサウンド。
言ってみれば節操のない音楽。それが歌謡曲って訳ですわ。

でも、これが日本人の得意技であるし、明治維新以降の、日本文化の根幹なんだよね。

つまりさ、文化、産業、政治、学問なんでもそうなんだけど、一から物を作るんじゃ無く向こうのモノのいいところを、日本的にアレンジする。まあ、言ってみれば向こうの2次的産物であるわけだけど・・・。

だけど、時として、向こうのヒトには生み出せないような日本ならではのクオリティのモノが出来たりする。

歌謡曲っていうのも、その一つなんじゃないかな。

そもそも、外国にココまで「節操のない曲」なんてそうそうないと思うし。 アイデンティティが無いなんて笑われるのがオチだよね。

もっとも、「歌謡曲」っていうのは、向こうのヒトから見ると「サイケデリック」な音楽に感じるらしいけど。
要するに実態のない奇抜な音楽ってことなんでしょうね。

まさに、この「白い蝶のサンバ」ですね。

そもそも、どう聴いても「サンバ」ぢゃねーし、この曲。 今だったら「詐欺」って感じでネットで炎上してもおかしくないよなぁ。
あ、この曲だけぢゃなく、チェリッシュの「てんとうむしのサンバ」もそうだよね。 一体どこがサンバやねんってタイトル。

そういう節操のないところが1970年代っていう時代だったんよ。 そんなところで目くじら立てなかったのよ。

でも、そんな節操のない曲を平気でリリースして、しかもオリコン1位・・・つまり日本で最もヒットしてる曲・・・になるっていうのが、逆に言えば日本のスゴい所だったんじゃないのかなぁ。
日本独自の価値観ってやつですよ。
1970代っていうのは、日本国中、そんな独自の価値観、とりわけ音楽などの文化においても、花開いた時代なんじゃないのかな。

まあ、ヒトもみんな節操無かったんだよね、こういう音楽をなんの疑問も衒いも無く作れた訳だから。

だから、こんな節操のない無国籍な「歌謡曲」が黄金時代になり得たんだと思うし、だからこそ、「Japan As No.1」と言われるような国になり得たんだと思う。

今はさ、グローバル社会だぁ、なんだぁ・・と、兎角、世界的な協調性ばかり重んじられる社会になっちゃったでしょ。個性よりもコミュニケーションって言う名の下での協調性。個人的にはそこにツマン無さを感じてたりもするのね。
もっと無節操で、おおらかでいいんじゃねーのかなぁ、世の中。 



森山加代子さん、この時30才。
いやいや、でもカメラを引くと、30才とは思えないですね。お若い。
確かに、最近は30才なんて、見た目20代と変わらないのが普通だけど、1970年当時、30才なんて言ったら「オバチャン」だったよなぁ。 いや、そういう印象が強いけどなぁ。
さすがは、元々は「アイドル」としてデビューしただけありますね。

逆にカメラが寄ると「ツケマツゲ」の長さがスンゴイけど。。。 まあ、これも1970年代前半って言う時代だよなぁ。 ウチの母親もつけてたわ、長ーいツケマツゲ。逆さまつげかって感じのやつ。

だけどテカテカ光るリップがこの時代の流行りだったのかな? これはちょっと発見だった。
これを含め、全体的にキツメのメイクは、この後2000年代にもありましたよね。
時代は繰り繰り返すんだよね。



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曼珠沙華 / 山口百恵

 
1979_04_曼珠沙華

今回の1曲セレクトは、「曼珠沙華 / 山口百恵」です。

まずはデータです。

・タイトル     曼珠沙華
・アーティスト   山口百恵
・作詞             阿木耀子
・作曲       宇崎竜童
・編曲       萩田光雄
・リリース日   1978年12月21日
・オリコン最高位 7位
・売上げ枚数   13.4万枚
・ベストテンランクイン期間:1979年1月8日〜2月12日付
※データは同名アルバムタイトルのもの

今回の1曲セレクトは、ちょっと毛色を変えて行きたいと思いまする。
引っ張ってきた曲は、 山口百恵さんの「曼珠沙華」。

え? 百恵さんのシングルでそんな曲あったっけ? 

・・・なんてぇ方は、ここ来てる方には、よもや居ませんよねぇ・・・。

元々はあの大ヒット曲「いい日旅立ち」の1か月後にリリースされたアルバムの「タイトル」曲ですわ。

まあ、シングルのタイトル曲ではなくても、「後期」の百恵さんの曲では有名な曲ではあるんで、知らない方はいらっしゃらないとは思うんだけど・・・。


なぜ、ココに来て、この曲なのか・・・。

ランキング的に見ると、上のデータでも分かるように、最初に収録されたアルバムでは、79年の初頭にアルバムチャートではあるけどベストテン入りして、今時期にはすでにアルバムチャートもランクダウンしてたんだけども。。

いやいや、個人的にこの曲を知ったのが、、シングル「美・サイレント」のB面・・・って事からだったんだよね。

1979_03_美・サイレント_山口百恵


そそそ、「美・サイレント」は丁度今頃のヒットだったわけで、個人的にはこの曲というと、春先の曲って言うイメージが強い。

「曼珠沙華」とは、仏教用語で「彼岸花」のことであり、だから、本来は「秋」の曲であるはずなんだけど。。。
やっぱり、最初のイメージっていうのが強く残りますね。

アルバム曲をシングルに切るってことは、いかにこの曲がシングル的だったか・・って事なんだけども、シングルはシングルでも、表題曲ではなくB面だったのは、この曲が放つ輝き、色合いってところがあるんじゃないかなぁ。

あの頃のシングル曲って、尖がっていて、ダイヤモンドのような眩く光る色合いの曲が多かったじゃん。
特にテレビ露出が全てって言うアイドルではなおさらのことで・・・。

でも、この曲は、確かにアルバム曲としては尖がっているけど、色合いがシブいんだよね。光輝いては居てもダイヤモンド様な眩く光る・・というよりは、白金のような渋い光っていうのかなぁ。
その辺が、シングル表題曲としては、今一つ弱かったのかもしれない。

まあ、それ以前に、尺が6分近くありますからねぇ。 当時6分近いシングルなんて少なかったしね。特にアイドルはテレビ露出が多い。テレビでは尺はせいぜい2分半〜3分がいいところ。だからテレビサイズに削られても意味合いが通るように3分台の曲が多かった。6分なんてシングルは考えられなかったんだよね。
あの頃といえば、さだまさしさん位じゃないですかねぇ。 6分もあるシングルなんて。


でも、それ以前に、なぜか、最近、この曲に引っかかってるんだよなぁ、ワタシ。 それも引っ張ってきた理由かな。

もちろん、個人的にも、かなり昔からこの曲自体は知っていた。 でも、以前は引っかからなかったんだよ、この曲には。

どういう心境の変化なのかねぇ・・・なんて、自分でもよく分かんないんだけど。。。

それだけ年を取ったって事なのか、この曲の日本的な暖かさを感じるAメロに心情が揺らぐワタシがいたりもする。

でも、一番、この曲で引っかかっているのは、バックで延々に流れている、矢島賢氏のめっちゃプレグレって言うようなエレキのフレーズなんだよな。

まあ、この曲だけでなく、それ以前から百恵さんのシングルでは、矢島賢氏のエレキは無くてはならない存在だし、それだけに耳馴染んでいるフレーズも多いんだけど、この曲の矢島氏のエレキは、他の曲にもまして強烈に耳に残るんだよな。

特に、最後のインスト部分の強烈なフレーズは耳から離れない。頭の中でぐるぐると流れ続けていたりする。
それだけ神がかってるんだよな、この曲。

そもそも、百恵さんも神がかってるんだけどさ、この曲のボーカルは。

なんなんだろう、この大人びた、堂々としたサビの歌いっぷり。 それでいてAメロでの日本情緒的な暖かさ。 

そう、出だしのAメロが日本的な匂いが強いんで、この曲は「演歌」なんて言うヒトも、若干いるんだけどさ。
そう追うヒトは、ちゃんと耳を闊歩じって聴いてくだされ。
この曲は、ジャパニーズプログレの傑作ですぞ。

この曲がリリースされた時、百恵さんは20才の誕生日間際、実質はまだ19才だった訳なんだけども、到底19才がウタっている歌とは思えないんだよな。

今の19才のアイドルのコの歌を思い浮かべてみて下さいよ、完璧にガキじゃん。

本当に19才のコが歌ってるの? ってくらい信じられないような、神ががった歌唱なんたよね。


「山口百恵は菩薩である」

この曲がリリースされた翌年1979年に、こんな本が刊行されたけど、この曲を聴くと、まさにこの本のタイトル通りに思えてきたりする。 そんな印象が強烈な1曲ですね。

確かに、「曼珠沙華」タイトルからして仏教的であり、ま、そんな所からしても、「百恵は菩薩である」と言う印象も出てくる訳だけど、そんな事を抜きにして、この曲の歌唱を聴く限りでも「菩薩である」って真実だよな そう思えてしまうんだよね、この曲は。



アルバム曲をシングルに切るってことは、いかにこの曲がシングル的だったか・・って事なんだけども、シングルはシングルでも、表題曲ではなくB面だったのは、この曲が放つ色合いってところがあるんじゃないかなぁ。






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薔薇の鎖 / 西城秀樹

1974_03_薔薇の鎖_西城秀樹

今回の1曲セレクトは「薔薇の鎖」西城秀樹です。

まずはデータです。

・タイトル     薔薇の鎖
・アーティスト   西城秀樹
・作詞       たかたかし (原案 斎藤優子)
・作曲       鈴木邦彦
・編曲       馬飼野康二
・リリース日    1974年2月25日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   33.4万枚
・ベストテンランクイン期間:1974年3月11日~4月29日付

春と言うのに昨日は一時雪が舞ったりして季節が逆戻りした感じですわな。 一転今日は快晴ではあったけど風が冷たい1日でしたわ。
でも、陽の光は完全に「春」ですね。ついこの間までは陽の光も「冬模様」だったけど、季節は確実に進んでいる訳ですね。
そうだよな、3月も今週いっぱいなわけで、来週から4月だもんな。

でもさ、やっぱり、こういう時期になると、いくら「寒の戻り」ちゅうても、「春っぽい」きょくが聴きたくなるもんですわ。

・・・・ということで、今回の1曲は「春っぽい」曲を1曲。

西城秀樹「薔薇の鎖」。

うーむ、この曲は「春」っていうか、個人的には「初夏」っぽい匂いを感じたりするんだけど・・・。

でも、実際リリースは、2月の終わり・・・春を感じる時期だったし、Bメロの

♪空には明るい春の光が~ ♪ 

ってあるように、間違いなく「春」の曲ではあるんだけどさ。

それでも「初夏」を感じるのは、全体的なサウンドからなんでしょうかねぇ。

ミニコミ誌「よいこの歌謡曲」編集長の梶本学氏が絶賛している、ぶりぶりなサックスで始まるイントロからして、春っていうよりも初夏の温度感を感じたりするしな。

なんちゅうのかな、湿度感を感じるんだよな。 

春っていうと、もっとすっきりとしたストレートに「ポップ」を感じる曲調って言う頭があるんだけども、この曲は、ポップスというよりもロックだからさ。匂いは。

ニッポン放送ののサイト内にある「大人のミュージックカレンダー」によると、シンプルなオールデイズスタイルのロックンロールとある。

確かにこの表現に異存はない・・んだけど、でも、やっぱり、個人的にはちょっとイメージが違うんだよな。

え? 何が引っかかるか・・・っちゅうと、シンプルなロックンロールとウタっている点。

どうも、ロックンロールっちゅうと、個人的にはどうしても、横浜銀蝿的なスタイルを想像してしまう。

けど、この曲は横浜銀蝿っぽくないよなぁ。

ロックンロールというよりは、イタリアンツイストってイメージがあるんだよね。

まあ、ベースラインがそんな感じだから・・・って言うところからなんだけど。

80年代で言うと、三原順子の「セクシー・ナイト」とか、あの感じのベースライン。

でも、「セクトーナイト」ほど濡れた感じがしないのは、この曲がメジャー系だからか。 その点から言えば、同じ秀樹81年のヒットの「セクシーガール」に近いのか。。。

いや、まてよ「セクシーガール」は横浜銀蝿が作ってるんだよな・・・。

・・・とすると、やっぱ↑の「大人のミュージックカレンダー」でロックンロールと言及しているのは間違いないのか・・・。

なんか、堂堂巡り。。。。。。


この曲といったら、ヒデキのマイクスタンドのパフォーマンスって言われてたりする。
マイクスタンドを蹴りあげて歌うっちゅう、派手なアクションがキモっていう。

まあ、そんな風に文章で書くと、さぞド派手なアクションがあるんだろうな・・・・なんて、想像しちゃったりするんだけど。

いや、この曲をリアルタイムでは聴いて無かったワタシも、昔、そう聴いて、めっちゃ派手なアクションを想像した上で、実際の映像を見たら、思ったりも派手さがなくて、ちょっと調子抜けしたような記憶がある。

たしかに、マイクスタンドを蹴りあげるシーンはあったりするんだけど、そんな「伝説的」に言われるほどの事なのかいな  ってな感じで。  もっと派手なマイクアクションって他にもあったよなぁ、世良公則氏がツイストでみせてたマイクアクションとか 

でもさ、これでも74年当時としては画期的だったんだろうね。

それまでは、マイクスタンドを蹴りあげて歌う・・なんてアクションは、少なくとも日本のヒット曲ではなかった訳だから。。

・・・というか、蹴りあげたくても蹴りあげられなかったんだよね、重くて。

それまでのマイクスタンドって「鉄製」だったんだよね。 

ワタシ、小学生の時、放送委員で、学校にも鉄製のマイクスタンドがあったんで覚えてるけど、足の部分がスタンドが倒れないように丸い重しのようになってて、これがめちゃくちゃ重いのよ。とても、蹴りあげアクションなんでできない。 蹴りあげた途端、捻挫ですよ確実に。

ぢゃ、なんでヒデキは、こんなパフォーマンスが出来たのか・・・

っちゅうと、「大人のミュージックカレンダー」出来言及しているように、直前に見たロッド・スチュワートのショーからヒントを得て、アルミ製の軽ーいマイクスタンドを特注したからなんだよね。

・・・っつか、上に書いた事って ↓ で言及してたりするんで、今さらココで書くことでもないんだけど・・・



(ココでは再生が無効になってるんで、「この動画はYou tubeでご覧ください」。リングをクリックしてみてね)

いずれにしても、この曲の前後が、派手なアクションを魅せてたヒデキの「第1次」全盛期だったんだよね。
前年の「ちぎれた愛」から、5作連続で30万枚以上の売り上げを記録。

当時の水準では、特にアイドルでは30万枚が大ヒットの境界線って言われてた時代、5作連続で30万枚っていうのは、文字通りのスターだった訳ですわ。

ただ、個人的に言えば、ヒデキと言ったら、馬飼野康二氏の曲って言うイメージなんだよなぁ。
まあ、この曲もアレンジは馬飼野氏ではあるけど、作曲は鈴木邦彦氏なわけでさ。

鈴木邦彦氏時代の曲は、メロディライン今一つしっくり来ないんだよなぁ。 どうも前時代というか古さを隠せないと言うか・・・。 洋楽的なサウンドの中に、どこか「日本人気質」を感じちゃったりね。
これは、同じ70年代前半に一世を風靡していた森田公一氏もそう。

だからなのか、ヒデキの曲でもこの辺りは、一つ前の時代の・・・って言うイメージなんだよね、個人的には。




ちなみに、↑のデータで作詞に「原案」っていれたのは、この曲、もともと「平凡」読者から公募で募集され選考された歌詞を参考に、作詞家のたかたかしさんが詞を付けた曲なんですよね。

当時は、こんな「平凡」とか「明星」から歌詞の公募選考されたヒット曲ってあったんだよね。 タイガースの「花の首飾り」もそうだったしね。




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太陽の行方 / ribbon

1995_03_太陽の行方_ribbon


今回の1曲セレクトは、「太陽の行方」ribbonです。

まずはデータなのだ〜

・タイトル     太陽の行方
・アーティスト   ribbon
・作詞       原真弓
・作曲       清岡千穂
・編曲       西脇辰弥
・リリース日     1991年3月3日
・発売元     ポニーキャニオン
・オリコン最高位 12位
・売上げ枚数  5.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 18位

久々に、なんの予定のない「休日」
・・・ということで、久々に「真昼間」から1曲セレクトを書いてるワタシだったりして。。。

今回は「アイドル」の曲を持って来たい・・・っていうのがちょっと前から頭にあって、さていつ書くか・・・なんて、時を測ってたりしたんだけど、丁度お誂え向きでしたね。

その曲というのが ribbon「太陽の行方」 

さざーん

ってか、果たしてこの曲をどくらいの方が覚えているのか・・・っていうのは全く持って自信が無いんだよなぁ。

「この曲をどの位の方が覚えているのか」・・・っちゅうのも、ココのところの1曲セレクト書く時の「常套句」になって来ちゃってるけど、この曲はホント自信ない。

まあ、タイトルを見て、このページにアクセスしてくださってる方は、少なからず「あの曲だ〜」ってことでアクセスしてくださってるんだと思うんで、そのつもりで書こうかと思うんだけど。

この曲、最初に聴いた時はぶったまげたんだよな。 

サルサ歌謡。

ラテン系のサルサのリズムにのっかってアイドルポップスを歌う・・・っちゅう。 なんちゅうミスマッチな組み合わせ。

もちろん、それまでのアイドルポップスにゃ、こんな曲は無かった・・・・ような気がする。

それ以前にリズムを重視した、もろダンス系の女性アイドルポップっていうのも当時はそれほど多くは無かったんだよね。
もちろん、荻野目洋子やWinkなど、ユーロビート系やディスコ系はあったものの、少なくともラテンのリズムにノッカッたアイドルポップスっていうのはあんまり記憶にない。
しかしも、サルサって言うのもな。

その代わり、かなり「ゴーイン」な作りだったんだよな。この曲。

まずもって、バックのサルサのリズムと、メロディラインがシンクロしていないんだよね。

意外とゆったり流れるメロディラインに対して、バックのサルサのリズム、特にAメロなんかずれまくりだったりしてさ。

ホント、初めの頃は、「なんじゃこりゃ」って思ったもんなぁ。 

まちがって録音したんじゃねぇの とかさ

いつかも書いたかと思うんだけど、この曲がリリースされた90〜91年頃、ラジオのニッポン放送の交通情報って、バックでアイドルの曲が流れてたんだよ。

もち、フジサンケイグループのニッポン放送だから、同じフジサンケイの「ポニキャ」(ポニーキャニオン)のアイドルばっかだったんだけどさ。

そんな訳で、このribbonもバンバン流れてたし、もちろん、この「太陽の行方」もめっちゃ流れてたんだよな。
交通情報だからさぁ、朝夕なんか1時間に何回もやるじゃん。その度にこの曲が流れてくるんだもの。。。FMのヘビーローテーション以上の頻度ですよ。 それが毎日でしょ

当時、FMが入らず、カーステもヘッドがダメになっててカセットも聴けず、サーモスタットが壊れててクーラー入れるとオーバーヒートしちゃうようなボロいカローラ兇望茲辰討織錺織靴磧⇒蠅澆旅砲AMだけだったんで、そりゃ、もう何回も聴いたよな、この曲。

で、その度に、メロディとバックのサルサのリズムがずれまくってるこの曲に違和感を感じちゃったりしてさ

いやでも覚えちゃったもんなぁ。

もう、体に染みついちゃってる感じで、この曲を聴くと、そんなボロいカローラ兇捻鷯茲蠅靴討榛△鮖廚そ个垢鵑世茲福 当時はまだ大学。春休みで暇だったんで、時間だけは余ってたからなぁ、あの頃。

ただ、この頃のアイドルポップスって、この曲のようにリズム的にはちょっと変わった傾向に走ったようなキライはある。
例えば、田村英里子の「誘惑のチャチャ」は同じくラテンのマンボ系だったし、和久井映見の「アキラが可哀想」は4ビートなジャズ・・・と変則的なリズムを強調した曲が多かったのも91年のアイドルポップスの特徴だったかもしれない。

普通なアイドルポップスじゃ売れない・・・っていうのが作り手の方も身に染みて来てたのかもしれない。 
それでも、強力なカンフル剤にはならなかったっていうのは、時代が証明してるんだけどさ。



それにしても、この曲の5.8万枚っていうオリコン公式の売り上げ枚数が、ribbonにとってデビュー曲の「リトルデイト」に次ぐ売り上げだったんだよね。 これって意外かなぁ

↑で、なんか変な曲・・・って書いた割には、そこそこ売れてたんで個人的には意外だったんだけどなぁ。。。 まあ、どの曲も売り上げ的にはドングリの背比べ的ではあったけど。。。。

ただ、ランキング的には、それまでの4枚はいずれもベストテン入りしてたのに対して、この曲からはベストテン入りならず。 まあ、ベストテン入りと言っても、4枚いずれともベストテン下位ギリギリでのベストテン入りだった訳で、いわいる「大ヒット」と言うような曲は持っていなかったribbon。

その辺りからも、「アイドル冬の時代」って言われてた当時のヒット曲トレンドがよく分かるよな。 

当時はロック・ニューミュージックな時代だったからねぇ。 91年〜92年頃って言うのはアイドルポップスにとってはもっとも「氷河期」だったころだ。

後に国民的アイドルとなるSMAPがデビューしたのも91年だけど、さしものSMAPもデビュー後1〜2年は目立って売れてなかったからねぇ。 そんなところからも当時の音楽のトレンドが見て取れる訳ですわな。

結局さ、80年代型アイドルっていう「くびき」が取れないまま90年代に突入したっていうのが一番のネックだったんだろう。ribbonにしてもそうだったじゃん。
時代は90年代に入り音楽のトレンドも変わりつつあったっていうのにさ。

そんな80年代型っていうくびきが取れ、90年代型の新しい形の「アイドル」が登場するのは、もう2〜3年後になる。



それにしてもribbonの3人は、そこそこ「ウタ」うまかったんだな。
当時は、そんな感じ無かったんだけども。
声の発音の仕方が意外としっかりしてる。
普通アイドルのコたちって、発音がきちんとしてない事が多いじゃん。だから、何歌ってんだか歌詞が聴きとりにくい事も多い。
このコたち(っちゅうか、もういいお年ですねぇ3人とも)はキチンとしてたねぇ。

ちなみに、松野有里巳がよかったな。個人的に。


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Goodbye Yesterday / 今井美樹

2000_03_Goodbye yesterday_今井美樹


今回の1曲セレクトは、「Goodbye Yesterday」今井美樹です。

まずはデータでする。

・タイトル     Goodbye Yesterday
・アーティスト   今井美樹
・作詞       布袋寅泰
・作曲       布袋寅泰
・編曲       布袋寅泰
・リリース日    2000年2月9日
・発売元     ワーナーミュージックジャパン
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数  50.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:2000年2月21日〜4月13日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「ブランド」主題歌

長年ヒット曲を聴いてくると癇に障る曲ってある。 なんていうのかねぇ、生理的に合わないっちゅうかさ。 
確かに、中学生の頃までは、耳に入る曲ってどの曲も新鮮に映ったんで、そう言う感覚はあんまり無かったんだけどね、大人になるにつれ生理的に合わない曲って増えてくるんだよな。

単純に曲調の好き嫌いって言うの出てくるし、曲そのものではなく曲周りの状況とか、ワタシの方の環境、心境の変化って言うのもあるな。

これって言うのは、ワタシだけではなく、みんなそんなもんだと思うんだけど、どうなんだろ?

子供の頃ヒット曲好きな方でも、大人になってヒット曲の世界から離れて行く・・これが普通の現象であるわけでさ、そう言うところから見てもそうなじゃないかな。

だからね、ワタシは嫌いな曲はありませーん・・・ってな感じで、やたらめったらCD集める方って時たまいるんだけど、個人的には信じられないんだよなぁ。

ま、曲の好き嫌い抜きで、CDをコレクションするのが生きがいって方もいるんで、一概には否定できない部分もあるんだけど。。
個人的には生理的に合わない曲・・・否、今考えれば、当時合わなかった曲になるのかな・・・は、音源を集めないヒトだからさ。


おーっと、また前置きが長くなったな、今回は、そんなヒット当時、今一つ、生理的に合わないな・・・と思った曲を一つ。

今井美樹「Goodbye Yesterday」

この曲は、今から19年前、ミレニアムで湧いてた2000年の今頃のヒット曲だ。

ただし、↑のデータから見ても分かるように、ランキング的にはそれほど派手なチャートアクションをしていたと言う訳ぢゃない。

2000年の今頃と言えば、サザンの「TSUNAMI」が1位を独走中であり、B'zの「今夜月の見える丘に」が連続1位になるかどうか・・と言う状況の頃だ。

そう言うチャートの頂点に君臨していた曲から見ると、ちょっと陰に隠れたようなジミな存在。 そんなイメージだったかもしれない。

いや、もしかすると、この曲、今となっては「知らねーな」って言う方もいるかもなぁ。それほど、ジミなチャートアクションを展開していた曲ですわ。

それでも、比較的長期間ベストテンをキープするロングヒット、売り上げも50万枚を上回る大ヒットだったんだよな。

ミレニアムっていう時代の流れとも相まって、2000年の今頃ってヒット曲も時代の動きって言う感じで、新たなアーティストがブレイクしてきたのもこの頃だ。
平井堅が「楽園」でブレイク。小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう」が有線から火が付き、ジワリとチャートを駆け上がりベストテンまで到達したのも頃だ。

そういった、ニューカマーの登場の中で、少し埋もれてしまったって言う印象が、この「Goodbye Yesterday」にはあったかもしれない。

まあ、でもそう思えるのも、個人的に、当時この曲、生理的に合わなかったからなのかもな。

いや、いい曲なんですよ。 今井さんらしいバラードで。

タイトルからも分かるように、根は失恋ソングなんですよね、きっと。
まあ、具体的にそう分かるところは無いんだけど、全体的な歌詞の流れで。

失恋ソングっていったら、昔はグチグチ引きずるのがオチだったじゃん。
演歌じゃないけど、酒場の隅で飲んだくれたり、泣いて泣いて泣きぬれて・・・。そんなダークなイメージが失恋ソングとしてのデフォルトだと思うし、そんな「負の感情」の部分が良いんだよね「失恋ソング」って。

でも、この曲って、失恋ソングでも、ポジティブなんだよな。

♪ Goodbye Yesterday and  Hello Tomorrow〜 ♪

割り切りが早い。

昨日までの事はすっぱり忘れて、さあ、明日から、また新たなワタシを歩いて行こう

っていうポジティブさ。

もしかすると、そういう「すぱっとした割りきり」の部分が、それまでの失恋ソングにはあんまりなかったしさ、だからこそ、そんな部分に個人的にはちょっと「違和感」を感じたのかもな。

そんなドライでいいの? 

人は変わって行く、次のステップに進むためには、それまでの自分を脱ぎ棄てて行かなくちゃいけない。 そう言うポジティブ志向は必要なんだろう。
でも、個人的にはいつまでもグチグチ「引きずる」タイプだからさ、そういうスパンとドライに割り切る心情ってよく分かんないんだよね。


っつうかさ、布袋寅泰氏と結婚して以来、今井さんの曲って大分変わっちゃったよな、っていう印象が強い。

布袋氏と結婚する以前、それこそ91年の「Piece Of My Wish」の頃までは、そんなドライな印象って無かったんだけどねぇ。
W浅野とは別に意味での「いい女」っていうかさ、ワタシらからしてみれば「いいお姉さん」ってイメージだったんだけどねぇ。

以前、96年の「PRIDE」の時にも、同じような事を書いたんだけども、布袋氏の理想の女性像というか、願望をこめた曲が目立つんだよな、布袋氏と結婚してからの今井さんの曲って。
「PRIDE」なんて、もろ布袋氏の願望だもんね、歌詞の内容は。
当時の近田春夫氏の「考えるヒット」では、そんな部分をかなりdisってたもんなぁ。もちろん、わたしも違和感だった。
でも、それを今井さんも受け入れたからこそ曲想が変わっちゃった。 そんな感じはするんだけどね。

この「Goodbye Yesterday」でも、それが出たような気がするなぁ。 初めて聴いて、まず、感じたのは「あ、PRIDEと同じだ」って言う感覚だったもん。


そんな訳で、生理的に合わなかったこの曲、本来だった手元には音源が無くてもおかしくないんだけども・・・・。

BUT、この曲、ヒット当時から音源が手元にあるんだよなぁ。たしか、当時、どなたかに音源いただいたんだよな。 で、何度も何度も聴いてるうちに、受け入れられた訳なんだよね。

キライキライっちゅうても、何回も聴いてるうちに、それも当時の「時代の曲」になるんだよな。 当時のワタシの心境を反映した曲っちゅうかさぁ。 それもワタシの中の時代の1ページだからさ。






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くじら12号 / JUDY AND MARY

1997_03_くじら12号_JUDY AND MARY



今回の1曲セレクトは、「くじら12号」JUDY AND MARYです。

まずはデータです〜。

・タイトル      くじら12号
・アーティスト    JUDY AND MARY
・作詞        Tack and Yukky
・作曲        TAKUYA
・編曲         JUDY AND MARY
・リリース日    1997年2月21日
・発売元      エピックソニー
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数   44.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間 :1997年3月10日〜3月31日付
・タイアップ:本田技研工業「ライブ・Dio」CM曲

やおら、先週のオリコンを見ててちょっとぶっ飛んだんだよな。
NMB48の新曲のタイトルが「床の間正座娘」だって・・・・・

なんじゃこりゃ  ・・・な世界じゃん 

秋元氏もついにおかしくなったか。それともネタぎれでなりふり構わなくなったか・・・ なんて勘ぐったりしてさ。

まあ、これも戦略の一つなんだろうけどさ。 ワシみたいなロートルオヤジでもタイトルに引っかかるっちゅうことは、若いコにとっては、もっと引っかかる・・・っちゅう。。。

でもまあ、考えようによっては今に始まった事ぢゃ無いんだけどさ。 例えば1983年のキョンキョンの「艶姿ナミダ娘」なんちゅうのも、今考えてみれば「なんじゃこれ」って感じのタイトルだしな。

・・っちゅうことで、今回の1曲は、同じようにヒット当時「なんじゃこれ」って思ったタイトルの曲をひとつ

JUDY AND MARY  「くじら12号」

うーむ、初見のインパクトからすると「床の間正座娘」よりも、「なんじゃこれ」っていう衝撃は上だったかもしれん。

なんじゃこりゃ・・・の局地だったよなぁ。 全く意味不明。 なんなの くじら12号って。。。 なんで、くじら13号ぢゃ駄目なの・・とかさ

いろいろと勘繰りたくなっちゃったわけです。

wikipwdiaによると、サッカーのサポーター番号が12番なんで、くじら12号と付けたとあるが、本当なんですかねぇ〜・・・。

いずれにしろ、タイトルには強烈なインパクトを感じたこの曲なんですが・・・。

ただ、実際の曲としては、正直、個人的にはそれほど強烈なインパクトは感じなかったな当時。

ジュディマリの曲は、この曲の前の「クラシック」って曲は好きだったんだよな。 それ以前のジュディマリってキャッチーではあるんだけども音が汚ねーな・・って言う印象が先に立っちゃって、積極的に聴きたいとは思ってなかった。 

でも、「クラシック」って曲は、「これはいいな」と思えたジュディマリの曲だったな。 それまでのジュディマリに比べるとソリッドで聴きやすかったし。

そこからすると、この「くじら12号」っちゅう曲は、それ以前のジュディマリに戻っちゃったな・・・て言う印象の方が強かった。

ま、当時既に20代半ばを過ぎていたワタシは、「素直」に音楽聴けなくなってたんだよなぁ・・というところもある。
どこか斜に構えちゃったりしてさ。

当時、ジュディマリって、ティーンとか、20代前半向けって感じだったじゃん。 つまりさ、ワタシよりも年下向けの「おんがく」って感じだったんだよな。 ま、そこが素直にこのヒトたちに向き合えなかった原因に一つだったんだけどさ。

特にこの「くじら12号」って、そんな感じだった。 そもそも「くじら12号」なんておちゃらけたタイトルからして、完全にティーンを意識した・・・って言うような感じだったじゃん。
だから、当時20代半ばを過ぎていた私からすると、ちょっとこっぱ恥ずかしかったんだよな。


それでも、どことなく気にはなってたりしてさ。

この曲、曲的にはそれほど、目新しいところは感じなかったんだけども、CD自体の音がそれ以前と変わったような気がするんだよね。 

それ以前と比べてシャープというかさ、音の輪郭がはっきりとしたな・・・っていう印象がある。
実際的にはどうなんだろ? 個人的な耳の錯覚かなぁ。

いや、でも、1996年の音と、1997年の音って、やっぱり違うんだよね。他の曲を聴いても。 1997年の曲って全般的に音の輪郭がはっきりしてると思うんだよな。 その魁がこの曲だったような印象があるなぁ。

それと、個人的にはインターネットに興味を持ちだしたのもこの曲の頃だ。 今に続くSOMETHINGが少しずつ動き出したのも丁度この曲の頃だったな。
そう言う意味では、今に続く道の第一歩という意味で、どことなく新鮮に聴こえる曲でもあったりするんだよな。





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三枚の写真 / 三木聖子

1977_02_三枚の写真_三木聖子


今回の1曲セレクトは、「三枚の写真」三木聖子です。

まずはデータでやんす。

・タイトル     三枚の写真
・アーティスト   三木聖子
・作詞       松本隆
・作曲       大野克夫
・編曲       船山基紀
・リリース日   1977年1月25日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位  ランクインせず
・THE HITCHART HOT30  ランクインせず


えー、2カ月ぶりの「1曲セレクト」でやんす。
前々から、毎週のように「書きたくないよー」病が勃発・・とか書いてたけど、こうなったら書きたくなるまで書くのやめようか・・・っちゅうことで、お休みしてました。
まあ、リアル仕事が1月超繁忙期だったことと、ココんところ週末、毎週のようにライブとかトークライブに行ったりして、PCに向かう時間が取れなかったっていうのが、実際のところであり、まあ、いいわけの「口実」だったりするんだけどね。。

でも、ここに来て、やっとリアル仕事も区切りがつき、久々に持ち帰りの仕事も無いんで、久々にPCに向かっております。

でねぇ、「復帰」の第1弾は、この曲を書こう・・・と思ってた曲があるんだよね。 
ま、今日、再び1曲セレクトを書いてるのは、それの時期を待ってたってのもあるんだけどさ。

三木聖子さんの「三枚の写真」。

この曲、前々から引っ張ってこようと思ってたんんだよね。 ただ、リリース時期をずっと間違えてたんだよなぁ。

秋リリースだと、ずっと思ってたんだよね。

石川ひとみさんが、この曲カバーしてたじゃん。 そのカバーバージョンのリリースが10月だったんだけど、オリジナルの三木聖子さんも、同じ頃の時期リリース・・・って思ってたんだよなぁ。

でも、調べてみたら、実際は1月リリースってことで、ずっと待ってた訳ですわ。


なんて、書いたりして・・・、気がつく方は気がつくんだけど・・・ 石川ひとみさんと三木聖子さんっていったら、「まちぶせ」が超有名なんだけど・・・。

そそそ、オリジナルが三木聖子さんで、カバーが石川ひとみさんっていう曲としてね。 

でもさ、石川ひとみさんの「まちぶせ」の次のシングルも、やっぱり、三木聖子さんの、この「三枚の写真」のカバーだったんですよね。

・・・っつか、これは全く知られていない事ではなく、70年代、80年代フリークの方にとっては「常識」的な出来事なんだけどね。

石川ひとみさん側としては、「まちぶせ」の大ヒットで色気づいたんでしょうかねぇ。全く同じ戦法って行った訳なんだけども、結果は・・・・。

歴史が物語っていますわな。 世の中、そんな甘いもんじゃありません・・・っつう訳ですわ。
オリコン最高位37位。売り上げ6万枚。 「まちぶせ」が約40万枚の売り上げだったから、1/6程度のセールスヒットだったんだよね。

まあ、、オリジナルの三木聖子さんも、 それほど売れた訳ではなかったんだけども。それでも100位には入ってたよな・・・と思いきや。。。

あらららら、うっちょ 100位に入ってな〜い

うーん、そうだったかなぁ。 その割には、これまで何度も聴いてきたなぁ・・。 そもそも、この曲リリースされた頃、ワタシ、まだ小学1年生で、当然ヒット曲の世界には足を踏み入れていなかったんだけども・・・。

それでも知ってた訳だから・・・。

ま、確かに、個人的に、最初にこの曲を聴いたのは、石川ひとみさんバージョンだったけど・・。 
確か「8時だヨ 全員集合」だったと思う。

「まちぶせ」のような、小悪魔的なインパクトは無かったんだけども、 純真かつ素朴な世界に、なんか引っかかったのを覚えてる。

特に♪ 16の頃〜 あなたは18〜 ♪ っていう出だしの歌詞だよなぁ。 ワタシに対して、2歳年上の彼氏と言う設定で物語が進んでいく。 2番が ♪ 18の頃 あなたは20〜  3番が ♪ 20の私 あなたは22〜 ♪
・・と自ずから、ワタシと2歳上の彼と言う流れで話が進んでいく。

そんな状況というか場面設定っていうのかなぁ・・・そこが面白かったし、引っかかったんだろうな。

こういう時間軸の流れのなかでの物語の場面設定は、流石は松本隆氏だよな・・・って言うところなんだけどさ。

そそそ、太田裕美さんの大ヒット「木綿のハンカチーフ」とか「赤いハイヒール」と物語の流れは似てるところがありますよね。

その辺り、やっぱ、太田裕美さんと三木聖子さん、同じナペプロってことで、スタッフ側がらのリクエストがあったんでしょうかねぇ・・・。 まあ、その辺はを良く分かんないけども・・・。

ちなみに、石川ひとみさんもナベプロだったわけで、一連のカバー劇も、結局は「内輪」の話な訳ですわな。

ただ、この「三枚の写真」については、どう転んでも、オリジナルの三木聖子さんバージョンに軍配を上げたくなる。そんな印象が強いんだよな、個人的には。

アイドル色が、より強い石川ひとみバージョンに対して、どことなくフォーキーな匂いがする三木聖子さんバージョン。 より大人の香りがするんだよね、三木聖子さんのバージョンは。

歌いだしが「16と18」っていうティーンの頃を歌って入るけども、最終的には「20と22」って言う「大人」の恋にまで昇華するこの曲は、やっぱり、より大人っぽい方がしっくり来る。

その違いなんじゃないかな。

ちなみに、作曲は大野克夫氏で、 三木聖子さんバージョンのアレンジは船山基紀氏。

時代的に船山氏も、まだアレンジャーとしては駆け出しの頃で、中島みゆきさんの後の仕事だと思うし、だから、こういうどこかフォークの匂いがするアレンジだったのかもなぁ。

で、気がつくヒトは気がつくだろうけど、大野克夫氏と、船山基紀氏といえば、この曲のすぐ後に、件のジュリーで、「勝手にしやがれ」を初めとする大ヒット曲群を手掛ける事になる。

この曲は、そのきっかけともなっているんですよね。 まあ、やっぱりナベプロつながりではあるんだけど・・・。



動画・・・ さすがにオリコン100位にも入ってない曲がある訳ないか・・・と思ったら、あったんです。



ぷぷぷ・・・・ようつべ以外からはブロックされてる・・・。
見たい方は、ようつべに飛んで見てくださいね。

動画は、母親が本人には内緒でスタジオに現れ、涙で歌えなくなった「夜ヒット」のシーンなんだけど・・・。

三木聖子さんって、この「三枚の写真」の後、程なくして電撃的にゲーノー界から姿を消したんだけども、この時の夜ヒットに母親を呼んだ事が、そのきっかけだったとも言われてますね。

いずれにしても1975年のデビューから約2年間の芸能活動、そのうち歌手としての活動が10カ月。シングル3枚。アルバム1枚 のみのリリース。
「幻のアイドル」と呼ばれるのも分かります。





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DREAM ALL DAY / Spiral Life

1994_12_DREAM ALL DAY_Spiral Life


今回の1曲セレクトは、「DREAM ALL DAY 」Spiral Lifeです。

まずはデータです。

・タイトル       DREAM ALL DAY
・アーティスト名   Spiral Life
・作詞         FERAKS OF GO GO SPECTATORS
・作曲         FERAKS OF GO GO SPECTATORS
・編曲         FERAKS OF GO GO SPECTATORS
・リリース日      1994年11月26日
・発売元        ポリスター
・オリコン最高位   29位
・売上げ枚数     2.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 40位

クリスマスイブですねぇ。 毎年のことながらクリスマスの1曲セレクトは頭が痛い。。
・・・っちゅうのも、目ぼしいクリスマスソングって、もう大体書いちゃったんだよね。
そもそも1曲セレクトを始めた年に、「クリスマスソングスペシャル」・・・とか言って、半月くらい毎日とっかえひっかえ書いたのが失敗だったわ。 もっと小出しにするんだった。。。

だからねぇ、ユウウツ。。。。

去年だったか、ネタが尽きて。ヤマタツの「クリスマスイブ」を半分ヤケクソで「3回目」のレビューしたっけ。

でもねえ、また、今年もそんな事したくねぇなぁ・・・。 

・・・と思ったら、この曲がまだあったわ。。

Spiral Life「DREAM ALL DAY 」

あからさまに「クリスマス〜」っちゅうタイトルじゃ無いから、今まで通り過ごしちゃってたけど、出だしの歌詞が

♪ Non Stop 一度だけ言えた Merry X'mas Time〜 ♪

ってあるんで、クリスマスソングだよなぁ〜 ・・・・と半ばゴーインに。。。

But、果たして、これ読んでくださってる方のなかで、どの位、この曲を覚えているか。。かなり自信ないけど。
いや、これまで書いた記事の中で、この記事に立ちどまってくれた方は、恐らくは何らかの引っかかりがあったと思うし、覚えてくれてる方も多いかな。

まあ、そもそも「Spiral Life」ってだれやねん っていうのが先かもなぁ

うん、元Bakuの車谷浩司が、石田小吉と組んだ、ユニットですね。 

1990年代前半。この手のオルタナ系のユニットが流行ってまたしたよね。 先輩格としてはフリッパーズギターがいたりして。

いや、個人的には逆に、フリッパースギターのフォロワーとして見てたな、Spiral Lifeって。

ただ、そもそも個人的に渋谷系との接点はあまりなかった。 と言うのも、あんまりシングルとしてヒットチャートの上位に来る曲が少なかったからさあ、当時の渋谷系の曲って。

90年代前半というば、世間はビーイング系からミスチル党の小林武史氏が席巻していた時代。 渋谷系って次代を作った音楽ジャンルのように語られる事があるけど、実際はあくまで「サブカル」的な存在だったんだよね。

確かに当時の渋谷界隈では、時代の先端を行く「オシャレ」な音楽として支持者も多かった・・・んだろう・・・けど、「全国規模」ないわいる一般大衆的に支持された音楽ではなかった。

だから、自ずからヒットチャートの上位に来る事は少なかったんだよね。 上記の「フリパッーズギター」だって、件の「恋のマシンガン」がドラマ「予備校ブギ」の主題歌だったから全国区になれた訳で。。。

まあ、そう言う状況だったから、今回セレクトしてきた「DREAM ALL DAY 」だって、本来なら個人的には耳にすることも無かった・・・かもしれない。

でも・・・耳にしたんですねぇ。 いや、半分偶然だったのかもしれない

当時bay fmで放送していた「POWER COUNTDOWN JAPAN HOT30」、そそそ「パワカン」ね。

いままでもココでも何回も書いてるけど、 当時、少しでも音源代を浮かせ、より音源を手にする・・・ってことで、
パワカン、毎週エアチェックしてたんだよねぇ。 

その中に、あったんですよ、この曲が。 確かギリギリ30位に1週ランクインしたんだと思う。 うん、上のデータにもあるように、オリコンでも最高位29位まで行ったんだよね。 まあ、あっという間に落ちちゃったけどさ。

その30位にランクインした時のテープが未だに手元にあるんだけども、 それで引っかかったのは間違いない。

でも、どこに引っかかんだろう?  今となってはよく思い出せない。

恐らくは、浮遊感ある優しい曲調と、クリスマスソングの融合が新鮮に感じたんだろうな。

あの頃のヒット曲って、はっきりしてたでしょ曲調が。 ビーイングを筆頭に「カラオケで歌える曲」っていうのが、一番の前提にあった時代だったからさ。
必然と、メロディラインと、バッキングの間にはっきりとした境界線があるような曲が主流の時代。

こういうオルタナ系の音とボーカルの境目があいまいな・・・もとい、とろけ合うような融合感がある曲って、少なくとも当時のヒットチャート系の主流ではなかったんだよね。

そこが新鮮だったんだろうな、個人的には。

まあ、もともと、こういうはっきりしない曲ってキライじゃ無かったんだよ、個人的に。 例えば70年代前半のソフトロックとかさ。 そそそフェンダーローズがコロコロなってるような。。。

硬派なロックファンからすると、骨抜きの軟派な曲に映る様な・、今でいえば「草食系」な曲

そう言う曲ってキライじゃ無かった。 むしろ、個人的な音楽の下地の奥深くには、こういう音楽があった・・・ような気がするんだよね。

ソフトロックと、いわいるラウンジ系ってやつ。 むかーし、ちょっとこじゃれたな喫茶店に入るとBGMでかかってたような・・・。

うん、ワタシは福島のいわきっちゅう、田舎出身なんだけども、母親が、こういうこじゃれた喫茶店とかレストランとかが好きでさ。物心つくかつかないかの頃から、連れてかれては、バックで流れてた・・・っていうのをどこか体で覚えてるんだよね。

だから、ラウンジ系な曲って言うのは、新鮮さと言うよりは妙に懐かしさを感じる。 遠く埋もれていたような記憶を呼び起こしてくれるような・・・。

そんなこともありーの、本来なら渋谷系っていう音楽は、個人的にはキライじゃ無いんだと思う。 

ただ、どうしてもサブカルチャーな音楽なんだよね。 エンターテイメントぢゃないなんだよね。
折から売れない曲は好きじゃない・・・って事を標榜にしているワタシとしては、どうしてもそこに引っかかっちゃうんだよな。

もっと、全国区な音楽になっていれば、もっと積極的に聴いてたのもかもしれない。





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時代遅れの恋人たち / 中村雅俊

1978_12_時代遅れの恋人たち_中村雅俊


今回の1曲セレクトは、「時代遅れの恋人たち」中村雅俊です。

まずはデータですよ〜

・タイトル     時代遅れの恋人たち
・アーティスト  中村雅俊
・作詞       山川啓介
・作曲       筒美京平
・編曲       大村雅朗
・リリース日   1978年11月1日
・発売元     コロムビア
・オリコン最高位 18位
・売上げ枚数   17.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 26位
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」主題歌

私事なんだけど、先週知り合いが主催する「イントロクイズ」参加しましてね

↓ コレなんですけど
https://peatix.com/event/455948?fbclid=IwAR21C4P1k-sIGHo0Kre4tXxvAX2PbFFDb2YAs_fNeP4annMv2jInavc0gEA

「80年代 イントロ十番勝負」   

サザン

じつは、6月に別主催のチーム戦のイントロクイズにも出たんですけど、そんとき優勝したんですよ。
で、今回もその時の優勝メンバーで出ましょうよ・・・というお誘いがありまして。。

まあ、80年代縛りなら良いかな・・・と思いーの参加したんですが・・・

結果・・・・

なんとなんと、まさかまさかで「優勝」してしまいました  

今回は総勢100名の「歌謡曲・イントロクイズ」フリークが参加・・と言う本格的なイベント。 
今回も5人1組、20組でのチーム戦だったんですけどね。 6月で一度組んだ、気心の知れた仲間でチーム組んだのが良かったのか抜群のチームワーク功を奏したのか、予選、準決勝と圧倒的な強さを発揮
でも決勝戦は崖っぷちでした。
他の組にリーチをかけられ、絶体絶命の危機から、ワタシ以外のメンバーの猛烈な追い上げで劇的逆転優勝!... 盛り上がりましたねぇ!

僕ですか・・・僕ぁ、よかったのは準決の時だけですね。決勝戦は1問も答えられませんでしたよ〜。 優勝できたのはホント僕以外のメンバーのおかげですっ

分かる問題は何問かあったけど、悉く押し負けるんだよね。まだまだ未熟なワタシデス・・・。

と言っても、ワタシ的には特段、イントロクイズ対策はやっては居ないんだよね。
あくまで、昔の曲を頻繁に聴くくらいかなぁ。

とりあえず、60年代以降のヒット曲を、ヒット順に並べた音源をウォークマンに入れてあるからさあ。 それは、通勤時の帰りにほぼ毎日のように聴いてはいるんだけどね。 そのくらいですね。

ただ、今はあんまりやってないけど、昔、小学〜中学生の頃、明星の付録の歌本(Youn Song)とか月刊・歌謡曲の楽譜を見ながら曲聴くのが好きでさあ。 
その頃は自分で音源あんまり持ってないからラジオのベストテン番組を聴きながら譜面を見る訳ですよ。
で、出来るだけ曲の最初から譜面見たいからさ、イントロが出た瞬間、当該の曲ページを猛然と探すのよ。 そんな事をやってたら自然とイントロに強くなっちゃったんだよね。
中学生の頃は「ドレミファドン」のイントロクイズも回答者より先に大体分かっちゃってたし。。。25年くらい前にアーケードゲームで対戦型のイントロクイズがあったのよ。 それでも負けたこと無かったな。

とは言うものの、あれから30年近く経ってる訳で、流石にあの時に比べると頭の回転も反射神経も悪くなってるのは自覚としてあるんからさ。 
うん、瞬間的に曲としては分かるんだけども、曲名が出てこない・・とかさ
プラス、最近はクイズとして「イントロクイズ」専門に対策を立ててる方も多いんでね。
そんなわけで、今自分がどれだけ実力があるのか・・・って言うのは全く自身が無かったんだよね。
だから、今回の優勝はホント嬉しかったわ。 もっともワタシだけの実力ではないけどさ。



・・・ということで、今回の1曲セレクト、そんな「イントロ」のまつわる曲を持って来たい・・・っちゅうことで。。。

中村雅俊「時代遅れの恋人たち」

なんで、この曲がイントロクイズと関係あるの? ・・・って感じなんだけども。

いや、実はさあ、つい昨日なんだけども、買い物行く時に、いつものようにカーステで昔の曲を聴いてたのよ。
たまたま78年の今頃のヒットの並びだったんだけども・・・。 自分で曲順を並べたんで次はどの曲・・・って分かるはずなんだけども・・・・。
この曲のイントロが出た瞬間・・「あれ?」って考えちゃったんだよね。

そそそ、曲が分かんなかったの。 自分で入れた曲なのにねぇ。。。

ま、たしかに、曲がマンネリ化してきたんで、少し前に新たに曲を足したんだけどさ、その中にこの曲が含まれていた事を忘れてたんだよなぁ・・・。

いずれにしても、イントロが出た瞬間、曲が分かんなかった事で、「未熟」とか思っちゃったりして、引っ張ってきちゃいました。。。


あー、前振りが長っ

この曲は、日本テレビ系ドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」の主題歌でしたねぇ。 

そそそ、中村雅俊氏主演の学園ドラマっすよ。 一時、柳沢慎吾がマネしてたよなぁ。

ワタシ、このドラマ好きだったぁ。 ・・・とは言っても、本放送の時はまだ小学3〜4年だったからさ、本放送では見てない。 後年、夕方4時ごろから頻繁に再放送してたじゃん。 「太陽にほえろ!」とかと繰り返しで。
そん時だよね、見てたのは。 中学生の頃だったかなぁ・・・。

なんか羨ましかった、青春してるんで。 高校生になったらこんな青春出来るんか なんて思っちゃりして。。

まあ、実際的に、あんな生徒思いの「熱い」先生なんて、そうそうは居ない訳でさ。。。

で、この曲は、そのオープニングテーマですね。

↓ コレ


オープニングフイルムでも気がついた方も多いと思うけど、いろんな「才能」が集まっているんですよね。
ドラマ脚本の畑嶺明氏は、後にTBS系ドラマの「うちの子にがきって」「毎度おさわがせします」の脚本で大ブレイク。
劇中曲 作曲の小六禮次郎氏は、後にNHK大河ドラマのオープニングテーマや、吹奏楽のオリジナル曲作曲を手掛けるなど、今や劇番作曲の大御所ですわ。


そんな今や大御所となられた才能の若かりし頃、てがけられたドラマってわけですね。


で、肝心の主題歌の「時代遅れの恋人たち」はというと・・・

詞は山川啓介氏。 まあ、これはなんとなくわかるんですけどね。 後年、火曜サスペンス劇場の件の「聖母たちのララバイ」など、日テレ系のドラマテーマ曲の詞を何本か書いてたし。

ただ、意外だったのは、作曲が筒美京平氏なんだよね。 いや、これは全くの意外だった。
ぱっと聴き、筒美京平氏っぽくないしさ。 時代的には、大橋純子さんの「たそがれマイラブ」とか、庄野真代さんの「飛んでイスタンブール」「モンテカルロで乾杯」など一連のヒットの頃ですわ。
つまりは、あの頃の筒美氏の曲ってバタ臭かったんだよね。 この曲のように「汗飛び散る」っていう青春群像な曲のイメージは無かったからさ。

それ以上に意外だったのは、、アレンジが大村雅朗氏なんだよね。 そそそ、時期的には八神純子さんの「みずいろの雨」と同じ頃ですわ。
 つまりは、アレンジャーとして大ブレイクした、丁度そのこのろって言う訳なんだけども。。。 
だからなのか、後年、松田聖子さんや、一連のニューウェイブ系作品を手がけた80年代の、あの洗練されたイメージはまだない。
そもそも、大村氏の、こんなカントリーミュージック的なアレンジってのも、80年代の一連の大村作品からすると、想像つかないしなぁ。 ちょっと雑っぽいアレンジが初々しいっちゃ、初々しいんだけどね。
だから、近年までこの曲のアレンジが大村氏だったことは、全く気がついて無かったんだよね。

いずれにしても、ドラマのヒットもあって、この曲自体もそこそこのヒットとなりましたよね。オリコンでは最高18位ながらも、売り上げが約18万枚のスマッシュヒット。
累積の売り上げだけ見たら、瞬間的にベストテン入りしてもおかしくなかったですからね。


動画・・・どうもうまく貼れなかったんで、ようつベのサイトの直リンク
https://www.youtube.com/watch?v=_6qEYiRV8x4



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ガラスのPALM TREE / 杉山清貴&オメガトライブ

1985_12_ガラスのPALM TREE_杉山清貴&オメガトライブ


今回の1曲セレクトは、「ガラスのPALM TREE」杉山清貴&オメガトライブです。

まずはデータです。

・タイトル    ガラスのPALM TREE
・アーティスト  杉山清貴&オメガトライブ
・作詞      康珍化
・作曲      林哲司
・編曲      林哲司
・リリース日   1985年11月7日
・発売元     バップ
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数  20.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1985年11月25日〜12月30日付
・タイアップ:ダイドードリンコ「ジョニアンコーヒー」CM曲

ちょっと前に、FM東京系で毎週土曜日16時〜17時で放送されている「キリンビール"Good Luck Live"」で杉山清貴氏がゲストに出た。
その時のMCで「来年はオメガトライブで全国ツアーをやる」・・って言うのを聴き逃さなかったワタシ
・・とは言うものの半信半疑ではあったんだよね

BUT、先日チケットぴあのサイトを見てたら、本当に「杉山清貴&オメガトライブ」復活ライブのチケット予約が出てるじゃんか・・・。

マジで   ・・・と思いーの、思わず、2月9日(土)の中野サンプラザでのライブの先行予約しているワタシが居たりして。。。

もちろん、当選しました。   で、昨日無事チケットが届きました。

2階席だったけど・・・・とりあえずは、まあいいか。

ちなみに・・・「杉山清貴&オメガトライブ」としてのライブは、初めての参戦なんだよな。
杉山清貴氏のソロとしては、数年前にここんところ毎年行われている「ポプコン」の同窓会コンサートで見た。

この間の「キリンビール"Good Luck Live"」でのライブもそうだったけど、まだまだ現役バリバリに声が出てるし、オメガトライブを復活させればいいのに・・・と思っていたんで、個人的には手放しで喜んでたりするんだけどね。



・・・いうことで、今回の1曲セレクトは、やっぱ「杉山清貴&オメガトライブ」で行きたいっ

・・・んだけど、オメガトライブなんて、もう大体書いちゃったよな・・・と思いーの過去のライブラリーを検索したら、むむ・・まだ書いて無い曲があるぢゃないの・・・。 しかもちょうど「今頃」ヒットしてた曲が。。。

と引っ張ってきましたわ。

「ガラスのPALM TREE」

あわわ、これは完全に「死角」だったなぁ。 うーむ、昔、一度書いたような気がしてたんだが・・・。



この曲は、「杉山清貴&オメガトライブ」としては7枚目のシングルにして、ラストシングルでしたわな。

そそそ、解散することが決まった上でリリースされたシングルですわ。

正直、個人的には寝耳に水でしたね、この解散は。

言ってみればオメガトライブとして「絶頂期」での解散宣言だったから。

いや、この年1985年のオメガトライブは、絶好調だったじゃないですか。 春先にリリースされた「ふたりの夏物語」が大ヒット。「ザ・ベストテン」では1位もとったし。アルバムは夏にリリースされた「ANOTHER SUMMER」がオリコン1位を獲得。

・・・とまさにバンドとして頂点にあった時期の解散宣言だったんだよね。

だから、当時は、なぜに解散するのか・・・と言う意味が全く分からなかった。

真相が分かり始めたのは、最近ですね。 

今回引っ張ってきた「ガラスのPALM TREE」を始め、それまでのすべてのシングルを作曲した林哲司氏の著書「歌謡曲」に詳しく出てるけど、杉山氏は、かなり以前からバンドを脱退したがっていたらしい。

オメガトライブって、バンドではあるけど、すべてのシングルの作曲が林哲司氏であるように、歌詞、曲、全てが「作られた」物だったんだよね。

それ以前に「シティポップ」「夏」っていうコンセプトでガチガチに固められた上で売り出されたバンドだったんですよ。

つまりは、杉山氏が本当にやりたいと思っている事が、オメガトライブでは出来ない・・・。そこにジレンマを感じていたらしい。  
そんな折、バンドとして絶頂を極めた事で、逆にそのジレンマが爆発してしまった。

そういうことだったようだ。

そんな思いの捌け口として、予定外だった「FIRST FINALE」というアルバムを制作。 急遽、この年1985年の12月にリリース。 このアルバムでは林哲司氏以外に、オメガトライブのメンバー作曲も収録され、杉山清貴氏自身も3曲書いている。

そしてオリコン1位獲得。

杉山氏の中では、このアルバムでオメガトライブとしては全てやりきった・・・と言う思いがあったようです。

だから・・・と言う訳ではないと思うんだけど、今回引っ張ってきた「ガラスのPALM TREE」と言う曲は、テレビでもあんまり歌われていない。
それどころか、この年のファイルナルコンサートでも歌われていない。

既に杉山清貴氏の中では「ガラスのPALM TREE」は、オメガトライブとして昇華仕切った後にリリースされたシングル。 そういう位置づけだったようですね。


ただ、個人的には、この「ガラスのPALM TREE」と言う曲は好きだった。
バンドデビュー曲の「サマーサスピション」を踏襲するようなイメージだったし。

そそそ、つまりはヤマハDX7がふんだんに使われたサウンド。 オメガトライブの真骨頂はココだと思うんだよね。

たしかにオメガトライブ=シティポップス、クリスタルって言うコンセプトは大きかったと思う。 ただれそれ以上にヤマハDX7のサウンド、これが彼らを大きくしたんじゃないかと思うんだよね。

いや、80年代中盤の象徴なんだよなヤマハDX7のサウンドって。 それをふんだん使用し、操っているオメカトライブって言うバンドも時代の象徴だったんだと思う。

逆に言えば、杉山清貴&オメガトライブの解散は、一つの時代の変わり目になったんだと思う。

そう、86年以降、ヤマハDX7のサウンドって少なくなっていくだよね。 

それからしても杉山清貴&オメガトライブの影響力がいかに大きかったのか・・・って言うのは見てとれるんじゃないのかな。

いずれにしても、カラッとした空気感は、これまでの杉山清貴&オメガトライブであり、ラストシングルっぽくないのはいい。 普通、解散前のシングルって湿っぽくなりがちじゃないですか。
これが最後・・・と思わせるところも無いし、本当に、これで解散なのか 

・・・・そんな感じがしてたな、当時は。





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