1972_05_メリー・ジェーン_つのだひろ


今回の1曲セレクトは、「メリー・ジェーン」つのだ☆ひろです。

まずはデータです。

・タイトル      メリー・ジェーン
・アーティスト名  つのだ☆ひろ
・作詞        Christpher Lyn
・作曲        つのだひろ
・編曲        成毛シゲル、葵まさひこ
・リリース日     1972年2月25日
・発売元       フィリップス
・オリコン最高位  93位
・売上げ枚数    0.7万枚

えー、今回の1曲セレクトは、マクラ無しでのっけから本題に行きましょうか。
・・・というのも、今回の曲、書いてるワタシも「謎」な部分が多い曲でして・・・。

その曲は、つのだ☆ひろ「メリー・ジェーン」。

うむ、70年代ディスコをご存じの方には、定番中の定番ですね。 そそそ、ディスコの「チークタイム」の曲としての超定番曲ですな。

っつうか、チークタイムっていうのも説明がいるのかしらん  

ディスコ、まあ、今で言うクラブですな・・・は、言うまでも無くアップチューンがメインな訳だけど、1時間に1〜2回、間を挟んでスウィートなバラードになるんですな。 まあ、その時は男女が、文字通り「頬と頬」を寄せ合って踊る・・ってわけで、「チークタイム」。

この、「メリー・ジェーン」は、そんなチークタイムで流れる曲としては超定番だったわけですわ。 まあ、当時、「サタデーナイトフィーバー」ってた、イカしたBOYS&GIRLSで知らないヒトはモグリじゃね? ってくらいの曲ですわ。(っつか死語のオンパレードですな

BUT、なんで、そんな超有名曲() が謎だらけなのか。

っちゅうと。

まずね、この曲のリリースについてなんですねぇ。

wikipediaを見ると、最初のリリースは1971年6月。 当時つのだ氏が所属していたバンド、ストロベリーパスのアルバム「大鳥が地球にやってきた日」に収録されていた「Mary Jane On My Mind」であり、その直後、タイトルを「メリー・ジェーン」に変更後、つのだ☆ひろ名義でシングルリリースとなっている。

まあ、その時は全くヒットもしなかったんでしょうな。オリコンを見ると、その時は100位にもランクインしていない。

でも、その後、数小節、曲を編集し直して1972年に再リリース・・とある。

オリコンチャートブックを見ると、レコード品番から、この再リリース盤が、チャートイン対象となっているものと思われるけど、オリコンでのリリース日と、wikipediaでのリリース日にずれがあるんだよな。

オリコンでは、上のデータに書いたように、1972年2月25日となっているけど、wikipediaでは、1972年7月とある。

ハテ? どっちが正しいんだろ?

当時、ワタシャ3歳だった訳で、どっちが正しいのかなんて分からんし、46年も前の事なんでさあ、どっちが正しいかなんて、今さら・・・な事なんだけど、どうも、気になっちゃったりしてね。


それよか、↑のデータでの、売り上げ枚数だよなぁ。
ディスコのチークタイムの定番、当時のディスコを知ってるヒトなら知らない人なんていないんじゃない? なんて書いた手前、売り上げ「0.7万枚」なんて嘘だろ って感じなんだけど・・・。

BUT BUT、オリコンチャートで、100位内にランクインした時の売り上げは0.7万枚だった・・・ってことですね。
大体においで、こんな、誰でも知ってるような曲の最高位が93位なんてねぇ・・・・、ウソだろ? って感じなんですけど。。。

まあ、だからシングルリリースされたころのこの曲は、それだけ超マイナーな曲だったってわけですわ。

ちなみにネットで調べると、この曲がディスコのチークタイムに使われるようになったのは1974年頃から・・ということで、シングルリリースから2年は経っていたことになる。

もちろん、以後、散発的に知名度が広がって行ったものの、集中的なヒットにはならず、オリコンで100位内に入る事は無かったんで、未だに、売り上げは0.7万枚で止まっている。

ただ、それ以後も現在までもジワリジワリとは売れているってことで、wikipediaでは公称で200万枚ということになっているが・・・。 まあ、かなり眉唾物・・・って感じはするけど・・・。 でも、リリース元のフィリップス、その後、何回も再リリースされてきたし、レコード会社再編で、その後ユニバーサルに吸収されたりして、今までにどの位売れたかは、正確には分からないとのこと。。。

でもまあ、いわいるオリコン発表と、実売数にこれだけギャップがある曲も珍しいんじゃないですかねぇ。 それだけ長期間ジワリジワリと売れ続けて来ている曲であるって事なんだけどさ。

まあ、これだけ長く売れていると、ヒット時期って決めるのも難しいわけで、ここ見たいにヒット時期に合わせて書くってことも、いつ書いていいか分からなくなるってもんよ。
一応、オリコンで表示されている、リリースが1972年2月って方に則って、恐らく今頃がヒットのピークであったろう・・と仮定して、今回引っ張って来たんだけどさ。




しかしさ、You Tubeって凄いよね。 スペースバンド時代のつのだ☆ひろ氏の「メリー・ジェーン」
一体。だれがこんなVTRもってたんだって感じなんですけど・・・。
恐らく1974年くらい・・・だから44年前くらいのVTRなんですけど・・・。
VTRに写ってるテレビカメラが「TVK」ってなってるから、伝説の音楽番組の「ヤング・インパルス」ですかね。
ギター:芳野藤丸、ベース:四方義朗に、キーボードは今井裕って布陣。

通常レコード音源で聴ける初代の「メリー・ジェーン」は、ギター:成毛滋、ベース:江藤勲にコーラス、伊集加代子。それに比べると、この面々だけによりプログレっぽい匂いがする「メリー・ジェーン」ですな。 初代の音源はもっとジャズってるもんね。

あ、つのだ☆ひろ氏って出身、福島の塙町だったんだ 今知った。 ワタシと同じ福島県人だったのかぁ。
それなら、1974年に郡山の開成山球場で行われた「ワンステップ・フェスティバル」に呼ばれて当然か・・・
・・・っつか時代的に必然だったんだろうけど。。。


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