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mixiのマイミクのTOMOさんに教えてもらった「ニッポンの編曲家」という本、これは熱いな。

これまで作詞家、作曲家には脚光が浴びてきた日本の音楽業界シーンだけど、そうじゃなくて、これまでウラ方と見られる事が多かった、「編曲家」の方々に、敢えてスポットを当てた1冊ですね。

個人的には、実は、こういう本が読みたかったんだよな。

川口真氏、萩田光雄氏、星勝氏、瀬尾一三氏、若草恵氏、船山基紀氏、大村雅朗氏、井上鑑氏、佐藤準氏、武部聡志氏・・・・ 等、70年代以降の日本のポップミュージックを支えてきた、超一流のアレンジャーの方々の素顔。

これまで、名前は聴いたことがあっても、実際にお顔を拝察したこともなければ、どういう方なのかもよく分からなかった方々に直接インタビュー形式で、音楽に対する姿勢とか、各々の音楽のルーツ、現在の音楽に対する思いを語っていただいているのは、大いに刺激になりますわ。

一流の音楽家が、音楽についてどういう過程を進んできて、どう思っているのかっていうのを知るのが、個人的にも興味があるんでね。

昔、月刊明星の付録の歌本「ヤンソン」で、人気作家インタビューっていう連続企画をやってたことがあった。
 内容的には、今回の「ニッポンの編曲家」と同じような感じで、基本インタビュー形式で、生い立ちから音楽への関わり、今音楽について思っている事・・・などをまとめた企画で、これが好きだったんですよね。
 一時期は、これが目当てで、明星を買ってたくらいで。

でも、スポットを当てるのは、なぜか作曲家、作詞家がほとんどで、編曲家を取り上げた事はなかったなぁ。
まあ、それだけ当時は編曲家は、裏方的な存在だったって事なんだけど。。。
 それが心残りでね。 個人的には当時も船山氏や大村氏、瀬尾氏などの編曲家には興味があったんですよね。
今回、そんな長年の念願が一気に叶ったような感じですね。

最も嬉しいのは、各々の編曲者が編曲した主な楽曲のレコーディングに参加したミュージッシャン名を記載している事かなぁ。
いわいるレコーディングに参加しているスタジオミュージシャンのクレジットですね。

巻末にまとまってる特別付録の「ミュージシャン・クレジット」。これは、めちゃくちゃ価値のある資料です。

ユーミンや、大瀧詠一氏、山下達郎氏・・・等のロック、ニューミュージック系アーティストでは、レコーディングミュージシャンを歌詞カードにクレジットすることは、昔から一般的に行われてきたことだけど、事、アイドルや歌謡曲では、まず、そんなことが無かったですからね。

この本では、いたるところで、その他にも主な楽曲のレコーディングミュージシャンを記載しているのが、何よりもの「資料」となってるんじゃないかなぁ。

例えば、船山基紀氏がアレンジした、田原俊彦の「ハッとして!Good」、「恋=Do!」「悲しみ2ヤング」のレコーディングミュージシャンなんてさ、今までは記載してる本なんて無かったもの。

ピンク・レディーの一連のシングルでは、あの井上鑑氏がキーボードを弾いてたとかさ。

改めて一連の曲を聴くときの「聴き方」も変わりそうですね。

ともかく、日本の音楽シーンの詳細なクロニクルを知るうえでは、最適な1冊であることは間違いないんじゃないかなぁ。
 一時、AMAZONでも品切れになってたけど、それも分かる気がしますわ。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%B7%A8%E6%9B%B2%E5%AE%B6-%E6%AD%8C%E8%AC%A1%E6%9B%B2-%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%82%92%E6%94%AF%E3%81%88%E3%81%9F%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%81%9F%E3%81%A1-%E5%B7%9D%E7%80%AC%E6%B3%B0%E9%9B%84/dp/4907583796