今回の1曲セレクトは、「A面で恋をして」ナイアガラトライアングルです。
まずはデータです。
・タイトル A面で恋をして
・アーティスト ナイアガラトライアングル
・作詞 松本隆
・作曲 大滝詠一
・編曲 多羅尾伴内
・リリース日 1981年10月21日
・発売元 CBSソニー
・オリコン最高位 14位
・売上げ枚数 19.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 14位
・タイアップ:資生堂81年冬のキャンペーンソング
アナログレコードが衰退して、CDが主流になってから、随分時間が経つよなあ。
もしかしたら、今の若いコの中にゃ、アナログレコードの存在すら知らないヒトも居たりする?
ワシらは、まだアナログ世代だからさぁ・・・。シングルレコードは「ドーナツ盤」って呼んでた世代ですよ。
え? なんでドーナツ盤って言うのか?
それはですねぇ、真ん中がドーナツのように穴が開いてるからですよ。うん、45回転のEP盤ってやつね。
アナログ盤を知らないとしたら、A面、B面っていうのも知らなかったりするかなぁ・・・。さすがにそれはないかねぇ。。
・・・・ハイハイハイ、それって、もしかして、今回、引っ張ってきた曲の「前振り」ですか? ってその通りデス
・・・つか、ドーナツ盤とかA面 B面って知らないとさあ、曲の中身が伝わらないもので。。。
はい、今回引っ張ってきたのは、ナイアガラトライアングルの「A面で恋をして」っす。
そう言えば、今日12/30は、大滝詠一氏の命日だったんですよね。そう言う意味でも、この曲をセレクトするのが一番いいんじゃないかなぁ。
正確に言えば、この時は「ナイアガラトライアングルvol.2」なんだけどね。
メンバーは、大滝詠一、佐野元春、杉真理 の三氏による、今で言えばユニットですよ。
(ちなみに「vol.1」のメンバーは、大滝詠一、山下達郎、伊藤銀次の三氏 1976年)
今でこそ、上の三氏が並ぶと、うわ、至極豪華 となるけど、当時は、まだ佐野元春も杉真理も、本格ブレイクする前で、「通」なヒトでなければ、一般には、あまり知られていない時代だったからねぇ。
そんな、当時の「若い」2人を引っ張ってきた大滝詠一センセーは、やっぱし先見の明があったわけですな。
ちなみに、ナイアガラトライアングルvol.2ということは、「vol.1」もあった訳で、76年の「大滝詠一、伊藤銀次、山下達郎」によるユニットがそれに当たるわけね。
そーいえば、ナイアガラトライアングルって、当時の言葉からすれば、6年ごとに結成する「予定」だったはずで、だとしたら、そのあと88年、94年、00年、06年・・・・にも結成していなければならなかったはずだけど・・・・
何分、ワタシと同じで、仕事がキライな大滝センセーのこと、このあと、ナイアガラトライアングルのプロジェクトは立ち消えになっているんですが・・・。
ところで、曲の方は、サビの部分は、まあ、有名なフレーズな曲だわね。
そそそ
♪A〜めんで こいをして〜 ♪
ってやつですよ。。
当時、資生堂のキャンペーンソングとして、丁度34年前の今ごろ、ガンガン、CMで流れてたからさ。
・・・ってか、覚えてるってヒトは、既に「アラフィフ世代」だよなぁ、きっと。。
↓ コレ
うむ、聴けば、わかるでしょ、この曲。 「あ、あの曲か」・・・と。
ただ、サビ以外の部分っていうと、あれどんな曲? って感じですかねぇ。
まあ、大滝ワールド全開な曲ですわ。ご多分に漏れず、フィルスペクターなオーケストレーション全開で。。
81年は大滝氏にとって、「LONG VACATION」の大ヒットにはじまって、フル回転な年だったけど、いま思えば、このサウンドこそが、まさに81年っていう感じもするなぁ。
あ、いや、これと寺尾聰と・・。
まさにサウンド重視な年ってところか。個人的にも、81年っていうのが、一番好きなわけで、またさ、こういう感じの年が来ないか・・・って思ってるんだけどねぇ。
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