1985_スルー・ザ・ウインドウ_河合奈保子






今回の1曲セレクトは、「THROUGH THE WINDOW 」河合奈保子です。

 まずはデータです。

・タイトル   THROUGH THE WINDOW
・アーティスト 河合奈保子
・作詞     PETER BECKETT
・作曲     PETER BECKETT
・日本語詩   売野雅勇
・編曲     クレジットなし
・リリース日  1985年12月12日
・発売元    コロムビア
・オリコン最高位 7位
・売上げ枚数   7.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン期間:1985年12月30日付

U2歌謡。 

のっけからなんじゃい? って感じだけど、今回セレクトしてきた、この曲の事ですね。 

河合奈保子 「THROUGH THE WINDOW 」

今となっては、ほとんど「死語」かな。っていうか、この曲がヒットした当時も、正式にはそんな用語は無かったんだけど、この「TROUGH THE WINDOW」ってとっても「U2」なんだよね。ヘビメタ歌謡といいましょうか。
 かといって、超ヘビメタ歌謡だった、シブがき隊の一連の曲よりもダサく無い。

河合奈保子のボーカルなしで聴いてたら、どこを切っても「U2」だ。この質感、ヘビメタ感。

 イントロ部分聴いただけでは、これが「アイドル歌謡」の曲だとは、おおよそ予測も付かない展開。

 そんな曲を、どーみても「非力」な河合奈保子が、力いっぱい歌っている・・・っていう図が、とっても「意外性」なんだよね。

 正直、初めはショッキングだったよなぁ。まさかね、あの河合奈保子さんが、こういう曲調を歌うとは・・・全く予想もつかなかったもの。
 でも、裏を返せば、この曲の面白みは、その一点に尽きると思うな。

 でも、当の河合奈保子も、腹の底から、あのころ持ってた、全神経を「ボーカル」に使いきっているところも、またいいんだよね。

 大サビの

 ♪ さよならが言えたなら 救われる 恋も あるわ〜〜〜 ♪

の特に最後の

 ♪ 恋も あるわ〜〜〜ha〜〜〜 ♪

の部分のコエシツは、またスゴみがあるんだよね。ある意味、中森明菜の♪ Get Up Get Up Burning Heart〜〜〜〜〜 ♪のビブラートロングトーンよりも、凄みを感じる。

 このヒト、アイドルにしては、うたはうまい方だったんだけど、どーも、「幼い」演出で、このヒトならではの「声」で勝負するような曲が無かったんだよね。

 そこに来て、これこそ「声」で勝負とばかり、この曲が来たから、得てして本来の河合奈保子のコエシツを披露する場が出来たんだけどさ。

 
 ただ、やっぱり、ファンって保守的だからねぇ。こういう曲だと売れなかったんだよなぁ。

 まあ、売れなくても、それなりに攻めた結果だから、これは潔いやり方だったと思うけどね。
 結果的に、この後のボーカリスト「河合奈保子」に繋がっていくわけだから。




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