1983_12_瞳はダイヤモンド_松田聖子






今回の1曲セレクトは、「瞳はダイアモンド」松田聖子です。
 
 まずはデータです。

・タイトル    瞳はダイアモンド
・アーティスト  松田聖子
・作詞      松本隆
・作曲      呉田軽穂
・編曲      松任谷正隆
・リリース日   1983年10月28日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   56.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1983年11月7日〜1984年1月30日付

 ここ2カ月くらい、毎週のように書いてた松田聖子様の曲だけど、とりあえず、今回の曲で一区切りかなぁ。
ま、また、後日、別の曲を書くことはあるだろうけど。

 瞳はダイアモンド  /松田聖子

 この曲も、まだ、書いてなかったんだねぇ・・・。
 ・・・っつうかさ、この曲、どうもつかみ所がなくってねぇ。。。あの時期って、兎に角「Sweet Memories」のインパクトが強くて、この曲はその陰に隠れて・・・っていう印象があるんだよね。

 まあ、リリース時期がちょっと微妙だったんだよな。
 っていうか、逆に「Sweet Memories」が本当に予想外なあたり方をしちゃったんで、この「瞳はダイアモンド」が陰に隠れちゃったともいえるんだけど。。。

 でも、「Sweet Memories」のおかげで、「松田聖子」としての再びアーティストパワーアップしたともいえるんだけどさ。

 この「瞳はダイアモンド」リリースの頃が、もしかして、アーティスト「松田聖子」としては、一番パワーがあったころぢゃないかなぁ。

 この頃の聖子様は、どんな曲が来ても、絶対に外さないようなオーラがあったもの。
 だから、この「じみー」な曲でも、1位獲得なんてことになったんだよね、多分。

 それも、絶妙なタイミングで・・・。

1983年11月7日付

1位 瞳はダイアモンド/蒼いフォトグラフ /松田聖子
2位 ガラスの林檎  /Sweet Memories  /松田聖子

と、この時点で、1970年6月1日付

1位 圭子の夢は夜ひらく /藤圭子
2位 女のブルース    /藤圭子

の藤圭子以来14年ぶり2組目の1位、2位独占ランク達成! ・・・と、兎に角、「Sweet Memories」の効果は絶大だったと思うんだよね。

 その証拠・・・でもないんだけど、この「瞳はダイアモンド」が、「ザ・ベストテン」では、8週連続1位獲得と松田聖子の中では、1位獲得週数がもっとも長い1曲になってたりする。
 (もちろん、ワタシのランクでも8週連続1位で松田聖子としては最長の1位獲得曲)

 うん、まあ、オリコンでは2週だけなんだけどね、1位獲得は。それでも、ザ・ベストテンでこれだけの間、1位獲得してたってことは、レコード売上げだけでなく、他の有線、ラジオ、ハガキの要素でも満遍なく強かったってことなんだよね。
 
 まさにアーティスト松田聖子としてのパワーが最強の時じゃなかったかなぁ・・・と思いまする。


 うん、それだけ、この「瞳はダイアモンド」って曲、曲自体は、それほど「すごい」と思うだけのインパクトもないし、そんなにパワーを持った曲だとは思わないんだよね。

 そそそ、あくまでアーティスト・松田聖子のパワーでこれだけ売れた・・と思えるの。

 まずもって、地味なんだなぁ。悪い曲だとは思わないけど、いい曲だとも思わなかったな。
 どうも、前年の「小麦色のマーメード」の「秋版」に近いイメージの「地味さ」っていうのかなぁ。呉田軽穂女史の曲としては、ちょっとカッタルイです。

 うん、貶している割には、たしかに、印象に残ってはいるんだけどね。

 サビの

 ♪ あー 泣かないでMemories 〜 ♪

 の部分とかね。そういえば、このきょくの頃、家族で銚子に行ったなとか・・・その頃の情景は浮かんできたりして・・・。

 ただ「瞳はダイアモンド」って言うくらいだから、本当は、クリスマスあたりのイメージもあったんだろうね。

 だから、これだけの長期間のロングヒットになったのかもしれないけど・・・。

 個人的には、晩秋の夕焼け空の中・・・っていうイメージが強いんだけど・・・この曲は。



この曲と言ったら、パックは「カラオケ」って事が多かったんだけど、この時は、きちんと生演奏でしたね。
まあ、ライブ会場からの中継なんで、流石にカラオケって訳はないんだけどさ。
でも、テレビの歌番組はカラオケが多かったんで、生演奏での「瞳はダイアモンド」は結構新鮮なんだよね。


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