先日から書くかもな・・・なんてじれったい文言を書いたんだけど、ようやくめちゃくちゃ重くなってる腰を上げました。

レベッカの復活ライブ「Yesterday,Today,Maybe Tomorrow」追加公演 in さいたまスーパーアリーナ。

今年正月、ひょんなことから、もしかすると今年レベッカが復活するかもよ・・・なんて情報をネット上で見つけて、密かに追いかけていたんだけど、まさかね、それが現実となるとはね。

ワタシにとっては、30年来の悲願・・・なんて書いたら大げさだけど、ドラマ「ハーフポテトな俺たち」の主題歌、「ガールズブラボー」と、挿入曲だった「フレンズ」を見て、思わずファンなってしまってから丸30年。
ようやく訪れたライブを見れるチャンスですわ。

いや年齢的に言えば、解散前までに何回もライブを見るチャンスはあった。 
でも、当時は奥手でねぇ、今でこそ一人でもホイホイとライブを見に行ったりするけど、当時は、一人でライブにも行けなかったからなぁ。そんなこんなするうちに解散しちゃったわけで。。。

だから、個人的には30年来、やっと参戦出来たレベッカのライブ・・・・ということになるんだよね。


ま、と言っても実際は、今年8月のROCK IN JAPANで、今回の「Yesterday,Today,Maybe Tomorrow」の前哨戦と言うべきライブは見てるんで、全くの初めてではない訳だけど、ROCK IN JAPANはお披露目程度だったし、ボーカルのNOKKOの声の回復具合、そのほかメンバーの力量の確認をするくらいのステージでしたしね。
 ただ、あの時に、NOKKOの声が「現役」の頃にかなり戻ってきていた事、その他のメンバーの演奏力量も昔と変わらなかった事を確認出来ていたので、今回のライブは、かなり安心して参戦出来た・・・ってのが本音かな。


 そんなわけで、他のライブではいつも開演30分前には会場についてしまうんだけど、今回は開演10分前に到着。

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程なくして、本番スタート!!

今はネットで「セトリ(セットリスト情報)を流してるサイトがたくさんあるんで、8月の横浜アリーナでのセットリストを頭に叩き込んできたんで、予めライブの流れは把握してきたんだけど・・・・。

むむむむ、いきなり「SUPER GIRL」ではないか  

横浜アリーナではオープニングは、「ラズベリードリーム」だったはず。。。  いきなり、横アリとは異なる曲で、ちょっと戸惑う。
 これは、横浜アリーナとは、違う曲構成になるのかなぁ、横アリがヒット曲中心だったんで、今回は、マニアックに曲構成? なんて一瞬不安もよぎる。。。

けど、個人的には、「SUPER GIRL」は聴きたかった1曲! この曲横アリでは演んなかったんだよね。
なぜ? とは思ったんだけど、やっぱり、バンドとして後期の曲だし、あんまり売れなかった曲だからなあ・・・なんて半ば諦めていただけに、嬉しい予想外な展開。
しかも、いきなりNOKKOが「SUPER GIRL」よろしく、宙に浮く演出。。。 今年52歳のNOKKO。ここまでやるか。。

自分もいい年こいて、思わず、オープニングからノッてしまう。

 NOKKOの声も好調。最初書いたようにROCK IN JAPANで、「現役」の頃に近づいているということで安心感はあったものの、やはり90年代の、まったく声が出ない痛々しいNOKKOを知っているだけに、安心とは言っても、やっぱりどっかに不安はあった。 でも、まったくの杞憂だった。「現役」の頃の声量、声質と殆ど変わらないくらいに、ボーカルレベルが戻ってきている。
 なにより、凄いな・・と思うのは、あの頃・・・30年前と変わらないオリジナル「キー」で、歌ってくれた事。
まあ、全曲ではなく、「フレンズ」ではキーが下がってたけど、多くの曲ではオリジナルキーでしたね。
これは凄いことですよ。 兎角、30年も経つとキーは低くなるもの。 あの渡辺美里でさえ、最近はオリジナルキーじゃ歌えないですよ。
 「復活」ライブでお茶を濁される要因として、一つは「現役」の頃との容姿の変化と共に、オリジナルとはキーを変えた編曲ってのもあると思うのよ。
 なーんかねぇ、がっかりするんだよね。でも、今回のライブにはそれがほとんど無かった。
まあ、容姿の変化はしょうがないとして、あの頃・・・30年前とほとんど変わらぬボーカルレベルもあって、すんなり、30年前・・・16才の自分に戻って行ける・・・。そんな錯覚をさせてくれましたね。

この復活のために、NOKKOはかなりの「リハビリ」をしてきたんだろうね。 いや、並大抵のリハビリじゃなかったはずですよ。ここまで戻してくるって事は。
 
2曲目は「MOON」 ここからは横アリのセットリストとほほ、同じような曲構成。

オープニングで若干心配になった、横アリと違い、マニアックな曲構成・・・と言う事はなく、懐かしいヒット曲が中心。また、アルバムも、レベッカの代表的アルバムとなった「レベッカ検廚中心と、コアなレベッカファンも、そうじゃない表面的なレベッカファンにも納得していただける、多くの方に最大限、妥協していだたけるような曲構成ではなかったかなと思う。
 まあ、復活ライブで、いきなりかなりコアな曲ばかりというのも、ちょっと考えものですけどね。

途中、

Hot Spice ⇒ ガールズ ブラボー! ⇒ Boss Is Always Bossing ⇒ ラブ イズ Cash ⇒ 蜃気楼 ⇒ Hot Spice

というメドレーを挟み、 丁度 中盤に差し掛かったところで、一端、INTERLUDE。

アルバム「TIME」に収録されている、タイトル曲ともなっている、INST曲の「TIME」を挟む。

あくまで個人的にだけど、レベッカのアルバムに挟まってるインスト曲が好きなんですよね。
例えば、「レベッカ検廚剖瓦泙辰討い襦峺と影の誘惑」なんか好きなんだよな。
NOKKOの「動」なイメージが強いボーカル曲に対して、これらのインスト曲はあくまでも「静」。
何と表現したらいいのか、ウマい言葉が浮かんでこないんだけど、時の儚さのようなものを感じる。
特に土橋氏のキーボードの音色が印象的。

そうだ、土橋氏のキーボードといえば、その対抗馬として、どうしてもTM NETWORKの小室氏が浮かんできてしまう。
 奇しくもレベッカとTM NETWORK。メジャーデビューは、1984年4月21日と全くの同一日だ。
時はチェッカーズの一大ブームの時。 当時のオリコンで「チェッカーズフォロワー」として、2組同じ特集で取り上げられていたりもする。
 結果的に、両者とも大ブレイクを果たし、一時代を築いた訳だけども、ブレイクは、レベッカが先、80年代中盤。TMは後、80年代後半。

 このブレイク時期の差はなんだったんだろう?

まあ、タイミングと言ってしまえばそれまでなんだけども、 両者のキーボードの使い方の特徴なんじゃないか・・・なんて思った事がある。
 土橋氏のキーボードは、下世話・・・というか大衆的・・・ではあるんだけども、ある面アーティスティックなんだよね。 反面、小室氏は全くの下世話なんですよ。大衆的。
 いや、だからこそ小室氏は後の90年代時代を作れ、土橋氏は過去のヒトとなってしまった・・と言えるんだけどね。

80年代、キーボード、特にシンセサイザーというのは、まだまだ発展途中の時代であり、80年代初頭はまだまだ完全なアーティスティックな物だったんだよね。例として、Y.M.Oや喜多郎がいる。
 土橋氏のキーボードは、その音色からしてこの頃、特に喜多郎の匂いがところどころしてくるんだよね。
それを考えると正当的に、80年代の音楽シーンの流れをそのまま受け継いでいるのが土橋氏。
小室氏のキーボードには、その匂いがほとんどしない。全く独自の匂いなんですよ。
そういう違いから、レベッカの土橋氏の方が一足早く、時代に受け入れられてたんじゃないかと思う。

レベッカのインスト曲を聴くと、そんなことを思い浮かんできてしまう。いや、そういうところが如実に見えてきちゃうんだよね。
 今回の「TIME」を聴いていても、そんなことが思い浮かんできてしまった。


INTERLUDEを挟み、後半がスタート。

アルバム「レベッカ検廚らの超定番曲「76th Star」から、ポップな曲中心にステージが展開。
NOKKOの衣装もここから変わり、下ろした髪にベレー帽のNOKKOに会場のあちこちから「カワイイ」コールが起きる。 おいおい、ここはアイドルのコンサート会場ぢゃないぜ。
後は、最後の「プライベイト・ヒロイン」まで突っ走るだけ


この日のセットリストは、以下の通り

01.SUPER GIRL

02.MOON

03.LONELY BUTTERFLY

04.Cotton Time

05.CHEAP HIPPIES

06.フレンズ

07.メドレー( Hot Spice⇒ ガールズ ブラボー!⇒Boss Is Always Bossing ⇒ラブ イズ Cash ⇒蜃気楼⇒Hot Spice )

08.真夏の雨

09.Time

10.76th Star

11.LITTLE DARLING

12.(It's just a) Smile

13.OLIVE

14.WHEN A WOMAN LOVES A MAN

15.MONOTONE BOY

16.プライベイト・ヒロイン
 

アンコール

17.RASPBERRY DREAM

18.MAYBE TOMORROW

最初に書いたように、オープニングが「SUPER GIRL」に代わったため、横アリでオープニングだった「ラズベリードリーム」はアンコールに変更。
 横アリでアンコール1曲目だった「フレンズ」は6曲目に繰り上がり、横アリで5曲目だった「One more kiss」は今回演らなかった。

正直ね「SUPER GIRL」を演ってくれたことは、最初に書いたようにめちゃくちゃテンションが上がったんだけども、「One more kiss」が抜けてしまったのは残念だったよね。スーパーアリーナでも、この曲は聴きたかった。

 なぜ、今回、「One more kiss」を落としちゃったんだろう?

思わず首をひねってしまうところだけど、どうだろう? 
 考えるにバラード曲では、若干行き場のない空気が流れたのも事実。 今回、「 真夏の雨 」、「LITTLE DARLING 」っていうバラート曲が挟まったんだけども、どうも、これらバラードの時の空気が淀むんだよね。
周りを見渡すと、これらの曲の時、トイレに立つヒトが、何人も居たりして。
・・・とすると、ボーカルレベルが戻ってきていたNOKKOではあるけど、バラードで「聴かせる」、「魅了する」までの求訴力は、もう少しだったんじゃないか・・・。
 それは、NOKKO自身も感じていて、あえてバラードの「One more kiss」は外したんじゃないか・・・
ま、完全に穿った考えではあるけど、そんなことを感じたりしましたね。

それと、会場入り口で渡されたサイリユウム。 ま、最近はライブイベントの効果としてなくてはならないアイテムだけど、渡すときに「アンコールの「Maybe Tomorrow」の時に振ってください」・・・などと、わざわざ言う必要はなかったんじゃないかなぁ。
 この時点で、アンコールは必然的にある事、そして「Maybe Tomorrow」をアンコールでやる事がバレバレになっちゃうわけじゃん。 もうね、最初から「あ、そうなんだ・・・」と拍子抜け。

最近、アンコールの在り方について色々とあるようだけど、この事もあってか、本編が終了して、アンコールまでの間、ビミョーな空気が流れてましたね。例のアンコールのコールは「まばら」
そりゃそうだ。最初からアンコールやることが分かってるなら、みんなアンコールなんか言わないよね。

これは5月に見たサザンのライブでも全く同じ事が起きた。みんなライブではアンコールは必然的なものとなってしまっているんだろうね。
 
 誰かが言ってたけど、本来、ライブ料金は、あくまで「本編」のものであり、「アンコール」はあくまでお客さんの要望に対して、アーティスト側からお客さんへの無償のサービスなんですよね。
でも、今回のように当初から必然的にアンコールをやることになっているなら、アンコールとは言わないよなぁ・・・・。 
これについては、来年以降もライブの在り方という点で、各アーティストの課題になってくるんじゃないかなぁ。
そんなことも感じましたね。



・・・と、ま、いろいろと感じたライブではありましたけど、基本的には、30年前のあの時代を取り戻したような、最近見たライブの中でもいいライブでしたね。

アンコールを含め、ほぼ2時間丁度。 
ライブ時間としては、やや物足りないところもあったけど、メンバー全員50才を過ぎた復活ステージ。 体力的には、この位が限度だったんだろう。


アンコールが終わり、メンバーが掃けたステージ両脇のプロジェクターには、「紅白出場おめでとう」という文言と、12月27日(日) NHK 「SONGS」 レベッカスペシャル放送の告知が。。。。。

 うーむなるほどぁ。。。 今回の復活にはNHKがかなり関わっていた様だなぁ。。。
結局、紅白出場も「SONGS」枠での予定調和・・・ってやつか。。。
 そそそ、最近の紅白は、「SONGS」枠ってのが、必ずあるんでね。 
それを考えると、今年の紅白は、BUMP OF CHICKENとレベッカが「SONGS」枠での出場という事か。
まあ、そんなことは、第3者的にはどうでもいい事なんだけどね。

 それにしても、80年代の伝説的なバンドは、これでほぼ復活したんじゃないかなぁ。
後は、絶対にオリジナルメンバーでは復活できなくなった、チェッカーズ、C-C-BとBOOWYくらいじゃないか。
BOOWYは氷室が首を縦に振りさえすれば、復活できそうなんだけどねぇ。
来年あたり、また「NHK」の力でなんとかなりませんかね。。。