1994_11_すき_DREAMS COME TRUE






今回の1曲セレクトは、「すき」DREAMS COME TRUEです。

まずはデータです。

・タイトル    すき
・アーティスト  DREAMS COME TRUE
・作詞      吉田美和
・作曲      吉田美和
・編曲      中村正人
・リリース日   1994年11月4日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   59.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1994年11月14日〜12月19日付

 えー、渡辺美里の「すき」だと思った方、スイマセン。えー、香西かおりの「すき」だと思った方、スイマセン。。。
 ・・・なんて、どのくらいいるんだ? そんなヒトふらふら

 今回、引っ張ってきた曲は、DREAMS COME TRUEの「すき」です。

 うん、いいね。サッパリ、キッパリとしたタイトルで。ヒット曲は分りやすさが大事。
 タイトルで、うんちゃら、かにがし・・・と長ったらしくされるより、よっぽど分りやすいデスよ。

 でもさ、それに対して、この「曲」は、分りづらかったな・・・。
 分りづらかった・・・と言うより、難しすぎるんだよね。ワレワレ一般人にとっては。。
 これは、「プロ」のヒト向けの曲です。

 この曲、1音1句音外さずに、「完璧」に歌えるヒトが居たら、もう本当に尊敬しますよ。

 正直言って、譜面見るのも、嫌だもんね、真っ黒けのけ・・・であせあせ

bpm=66 の、まあー、いやというほどゆっくりした曲でしょ。いや、この場合は「ゆったりとした」と書いたほうがいいのかな。

 詞の内容的には、「一方的に振られちゃって・・・でも、すき」っていう切ない内容だよね。

 これを、このゆったりした流れで感情いっぱいに歌いこなす。これは、なかなか一般のヒトで表現するのは、難しいよね。

 うん、NHKの「のどじまん」には、向いてる曲かもしれん。うん、この曲完璧に歌えたら、まず、一発予選通過まちがいなしよ。


 難関は、 サビの後の

♪ すーーきーーーーーーーーーーー 〜 ♪

っていう、3小節にわたるロングトーンだよね。たかが3小節じゃん・・って思うのが曲者で、何分、bpm=66だからして、これが、普通の何倍にも思わせるような長さなんだわさ。

 しかも、ただ、伸ばせばいい・・・ってわけじゃなくて、途中に「メロディのくねり」を加えてるじゃん。

 これが余計、この曲を難しくさせているんだよね。

 よっぽど、腹筋が強くて肺活量がないと、これまで、伸ばして、プラス、くねらせたメロディラインは歌いこなせないよ。


 以前、譜面見ながら、口笛を吹きながら、曲を聴く・・・ってのが、ワタシのスタイルって書いたことあるんだけど、もちろん、この曲も例外じゃないんですわ。

 でも、これが難しくてね。あせあせ

 ワタシ、一応、中学、高校で吹奏楽部だったんだけど、ヒトより肺活量ないのよ。。。
 健康判断で肺活量測ることあるじゃん。看護士さんに「マジメにやってください」なんて、いっつも怒られるくらい肺活量ないの。ふらふら

 だから、ブラスは、結構地獄だったよ。ロングトーンがなにせ、苦手だったもの。
 大体、全体練習の最初にロングトーンから入るんだけど、ワタシ、トロンボーンの実音(=B♭)で30秒もロングトーン続かなかったもの。ふらふら
よくそんな奴が、高校のときにトップ吹いてたな・・・なんて思うと、チョット笑えたりするんだけど。。。


 そんな奴だから、この曲はマジで地獄。口笛とて、同じことで、まず息が続かないふらふら

 うん、キーは、それほど高くないんですよ。オリジナルでKey=Bで、一番高い音でBだから。だから、音自体は比較的出し易い。

 あ、いやいや、一箇所、フェイクする部分が最後にあるな。あそこは、High F#まで出さなきゃいけないから、ワザと1オクターブ下げなきゃダメなんだけども・・・。あせあせ

あ、逆にネ、この曲の場合、Keyはそれほど高くない変わりに、低音が比較的多いのよ。
 一番、低い音で、LowのF#・・・っつうことは実に3オクターブの音域使ってるんだよ、この曲。

 丁度マライヤ・キャリーが7オクターブの音域とかで話題になっていた頃で、それに対抗したのかどうか、兎に角、それまでの日本の曲にはあまり例が無いような音域の広さなんだよね。

 でね、高い音より、この曲の場合は、下のCの音より低い音を如何に、うまく響かせるか・・・ってのが、実はキモなんだよね。

 これが出来そうでできないんだから・・・。うん、口笛吹けるヒトは、曲にあわせて一回試してみ。この曲の難しさがよく分るよ。

 
 まあ、そういうことで、この曲は、如何にプロ向けの曲か・・・っていうのが分るんだよね。

90年代前半って、如何に「カラオケ」で歌ってもらえるか・・・っていうキャッチーな部分を全面的に押し出した曲作り・・・が基本になってたけど、時代的に、94年年末に近づいたこの当たりから、逆にいかにカラオケで歌いにくくするか⇒プロの曲作りにするか ・・・っていうのが、表面的になってきた時期だとおもう。

 ドリカムのこの曲もそうだけど、ミスチルも歌いにくかったもんねぇ。こちらは、キーが高いし、独特の音節の上、符割りは細かいし・・・で。

 そんな時代の象徴的な曲ですね、この曲は。


動画・・・・しかしさあ、なんで「ようつべ」にこの曲ないの。 しょうがないんで別のサイトにリンク。

http://www.dailymotion.com/video/x2vh3ub_dreams-come-true-%E3%81%99%E3%81%8D_music

やばい、これは圧巻 吉田美和さん、うま過ぎですわ。CDで聴いてるのと、ほとんど変わらぬピッチで生ウタ歌える人なんてそうそういないですよ。ウタが上手いと言われてるアーティストでもさ。