1984_11_いっそセレナーデ_井上陽水






今回の1曲セレクトは、「いっそセレナーデ」井上陽水です。

 まずはデータです。

・タイトル   いっそセレナーデ
・アーティスト 井上陽水
・作詞     井上陽水
・作曲     井上陽水
・編曲     星勝
・リリース日  1984年10月24日
・発売元    フォーライフ
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数  35.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1984年11月19日〜1985年1月28日付
・タイアップ:サントリー「角瓶」CM曲

3日ぶり1曲セレクトです。 最近疲れてましてねぇ、帰宅するとすぐ眠くなるのですよ。なので、ここ2日ばかし、いつもは帰宅後すぐにPCに電源を入れるんだけど、すぐに寝ちゃってました。

それもこれも11月の大殺界が悪い  先月はいい事なかったからなぁ。

11月、ゆううつ・・・なんていうキーワードがあったりすると、どこからともなく聴こえてきたりするメロディが・・・

 ♪ 甘い口づけ 遠い想い出〜 ♪

なんてさ、この曲「いっそセレナーデ」のメロディが。。。


 だからってことも強くて、まあ、引っ張ってきたりしたわけなんだけど。。


 だけど、個人的にいって、この曲の頃って、もっと寒かったよなぁ・・・なんて印象。
 この曲の、間奏にでてくる、「冷たい」感触のシンセの音色が。なんとも、その頃の温度感にマッチしてたりして・・・、いや、だから寒かったんだよ、31年前の今ごろは。

 やっぱ、確実に「温暖化」っていうのが、進んでいるような気がするわ、

 ま、この曲がヒットのピークを迎えたのは、実際は11月と言うより、丁度、今頃の12月だったんだけどさ。

 いや、でも、個人的には、この曲は84年の今ごろっていう印象が強いんだよなぁ。。。 かといってクリスマスのイメージは全くない。
 
 そそそ、31年前の今頃は、高校受験で焦ってた頃だ。10月の模擬試験の結果が悪くて、焦りに焦ってたあの頃だ。 文字通り尻に火が付くって感じでねぇ、あの年はクリスマスどころじゃなかったんだよね。

 なんかねぇ、この曲、聴くと、そんなあの頃が、マジで蘇ってくるわ。

 個人的に、昔っから10月〜11月って鬼門な月だ。

 そういうときに、こういうせつない曲を聴くと、必ずしも好みの曲ではないんだけど、どうしても耳にこびりついて離れないんだよな。
 で、もって、あれから31年も経っているのに、未だに思い浮かんできたりする。

 まあ、ヒット曲っちゅうもんは、元来そういうもんだんだよね。なんせ、「歌は世につれ、世は歌につれ」ですから。。


 ところで、正直言って、この曲、最初に聴いたときは、ここまで大ヒットするとは思っても見なかったなぁ。
 確かに本人出演のサントリーの「角瓶」のCMは鮮烈だった。

↓ コレ


たしかに、印象は強かったのよ、このCM。何分、それまでテレビにはほとんど一切出演してなかった、井上陽水が出てるって言うことだけども話題は大きかったわけで。。

 それでも、その3年前の「ジェラシー」のこともあったから、そこまで大ヒットは予想してなかった・・・というか考えられなかった・・・というかねぇ。

 まあ、結果から言うと、このCMで火がついて、その後の本格的なテレビ出演が大きかったんだろうなぁ。
 そっちのほうの話題もありましたからねぇ・・、上で書いたように、それまでテレビ出演を拒否してきた、陽水が、この曲で積極的に、テレビ出演をしている・・・っていう図が。。。

 時代は変わったよなぁ・・・っていう声も聞こえたりして。。

 まあ、それだけも陽水本人も、時代への折り合いを考えていたんだろうね。なんかそんな感じもする、今になって思えば。

 でも、この曲をきっかけにして、この頃第2次陽水ブームが来たのは確か。ちょうど同時期にリリースされた、アルバム「9.5カラット」は、9週連続1位なんて離れ技を見せたもんなぁ。まさに予期せぬブームでしたね。





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