1979_11_SOPPO_ツイスト








今回の1曲セレクトは「SOPPO」ツイストです。

まずはデータでーす。

・タイトル     SOPPO
・アーティスト   ツイスト
・作詞       世良公則
・作曲       世良公則
・編曲       ツイスト
・リリース日    1979年10月21日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  6位
・売上げ枚数    24.0万枚
・ザ・ベストテン最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1979年11月8日〜1980年1月10日

 このところ、暫くアイドルが続いたんで、今回は久しぶりに派手なロックです。

 ツイスト 「SOPPO」

 ん? SOPPOってどういう意味? ってずっと思ってるんだけどね。「ソッポを向く」のSOPPOって意味なんでしょうな。

 この曲は、それまでのツイストのギタリストだった、太刀川紳一、大上明が相次いで脱退、代わりのギタリストに松浦善博が加入した際にリリースされた曲なんだよね。

 でさ、松浦のお披露目と言う意味もあったのか、間奏部の派手なギターソロが、この曲の「肝」だよね。

 いや、あの♪ギュワ〜ン ♪と入ってくるギターソロは、今からするとめっちゃカッコいいんだよね。

 ここまで、派手なギターソロな曲っていうのも、意外と珍しいし。 あ、これは、ヒット曲という括りの中では。

 ま、兎角、泥臭いロックが定番だったツイストの中にあっても、この曲はとりわけ泥臭かったよなぁ。

 まあ、この曲の前が、あの「燃えろい女」だったかんね。資生堂のキャンペーンソングということで、ロックの中にもキャッチーさが先行する曲だったから、その次の曲としては、ここまで泥臭くてもよかったんぢゃないかなぁ。


・・・・と、あたかも、みなさん知っているように書いちゃったけど、実際は、この曲から、ツイストもパワーダウン傾向だったんだよね。

 上記のようにメンバーの脱退、新加入、ややウレセンラインからはみ出たような曲調・・と、若干ヒット戦線からはハズレ気味の曲だったからなぁ。
 ブレイクから2年たち、そろそろ、それも意識的なところだったのかもしれないけどね。

 そのあたりは、ワタシもガキながら、どっかで感じてたのかなぁ。この曲はそれまでのツイストとはちょっと違うっていうのは、感じてたなぁ。 ・・というか、当時はあんまり好きではなかったんだよね。

 BUT、今ではこの曲大好きですわ。世良のボーカルもこの曲が一番ねちっこくてさ、それこそ泥臭いんだよね。そこがまたよくてさ。
 それと、元に戻るけど、間奏部のギターソロだろうなぁ。とにかく、この部分でこの曲はキマリ! っ手感じなんだよね。インパクトは、兎に角強い。

 あれから36年だけど、なかなか、このテの泥臭さとセクシーさを併せ持ったバンドって出てこないなぁ。

 この曲のジャケ写もヤサグレてて個人的には好きなんですよね。


 ちなみに、件の松浦善博氏は現在、レコード会社のディレクター(ビクターだっけな?)、ベースの鮫島秀樹氏は、ハウンドドックを経て、現在「訴訟中」。。。。 
 世良氏は、「下町ロケット」に明日から出演 
 ふとがね金太氏は 




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