1993_11_yell_高橋由美子






今回の1曲セレクトは、「yell」高橋由美子です。

まずはデータどす。

・タイトル    yell
・アーティスト  高橋由美子
・作詞      柚木美祐
・作曲      本島一弥
・編曲      岩本正樹
・リリース日   1993年11月3日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 21位
・売上げ枚数   4.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 30位
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「もうひとつのJリーグ」挿入曲

 なんかさ、ここ数日間、頭がスッキリしないんだよね。鈍痛というか・・・。急に寒くなったんで風邪かなとも思えるんだけど。気分的にちょっと閉塞気味。。。

・・ということで、今回は、こんな曲を引っ張ってきました。

 高橋由美子  yell


うーむ、この曲も、あんまりヒットした曲ではないんで、知ってるヒトしか知らない曲かもしれないけど、タイトルどおり、みんなに対しての「yell」を送る曲ですよ

これは、自分自身に対する「yell」だったりもしてして。。


個人的には、93年に入ってからの高橋由美子がいい。明るい曲を歌っていたんだよな、この時代。

この曲にしても、Aメロの

♪TONIGHT まだ泣かないで 部屋に着くまで 今は 泣いちゃだめ 〜 ♪ 


の部分がいいですな。 自分に言い聞かせたりしちゃいますよ。


 この当時の高橋由美子の曲って、今でも好きなのね。元気が出る曲が多いじゃん、このヒトの曲って。
 それに今年の春に紹介した「友達でいいから」を頂点にして、キャッチーで、意外とメロディアスな曲が多いし。

 よく、単純に最後の「正統派アイドル」っていうフリで紹介される高橋由美子だけど、うん、まあ、たしかに当時の存在的には、そういうポジションだったのかもしれないけど、こと、楽曲に関しては、たんなるアイドルで終わらない何かを持っていたようなきがするな。

 ・・そうそう「癒し」ですね。このヒトの場合。

 まあ、表面的には、鼻から抜ける独特の声質なんだけど、松本伊代の「それ」と違って、どこか安心感があるんだよね。いやみがないというか。

 それに加えて、岩本正樹っていうヒトのアレンジね。

 基本はDTMによる打ちこみサウンドなんだけど、如何にも「打ちこみました」という表面的なDTMな部分は控えめに、オーケストレーション的な、ちょっと壮大感があるアレンジが特徴だよね。
 音質も「コンピューター」っていう質感ではなく、あくまで生楽器的な暖かみのある音質っていうのかなぁ。

 とくにこの曲の場合は「yell」っていう応援歌っぽい題材なんで、こういう暖かみのあるサウンドで迫られると、聴いてる方も俄然元気が出てくるような感じがしてさ、いいんだよね。
 とくに気分的に落ち込んでいるときなんかはさ。

 この岩本正樹っていうヒト、次の年の「友達でいいから」とか、中山美穂の「ただ泣きたくなるの」あたりが、ピークだったけど、ただ、このあと、あんまり表に出てこなくなったきがするなぁ。
 
 ま、時代がメロディアス傾向からリズム傾向に変わってきたっていうところが大きいかもしれないけど・・・。
 
 でも、最近また、メロディ偏重傾向に流行は変わってきているようでもあるから、また、こういうアレンジができるヒトが表に出てきて欲しいですよね。


それと、この曲は、ドラマ「もうひとつのJリーグ」の挿入曲でもあったけど、丁度、この1993年がJリーグ元年だったわけで、時代を反映もしてますな。

 ドラマの内容は・・・知りません。。。あしからず。。。




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