1994_11_愛のために_奥田民生






今回の1曲セレクトは、「愛のために」奥田民生です。

まずはデータです。

・タイトル     愛のために
・アーティスト   奥田民生
・作詞       奥田民生
・作曲       奥田民生
・編曲       奥田民生
・リリース日    1994年10月21日
・発売元      ソニーミュージックレコード
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    106.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1994年11月7日〜12月26日付 

 奥田民生っていうヒトは、なぜか好きなのね。ま、たしかに、曲もいいんだけど、生き方がいい。なんか、好き勝手に生きてるように見えるじゃん。
 好きなときに曲作って、好きなときに釣りやって、好きなときに酒飲んで、好きなときに働いて・・・って・・・。うん、自由に好き勝手に生きたいと思ってるワタシからしてみると理想的な生き方やね。
 まあ、外から見るとそう見えるっていうわけで、実際はどうなんだかは知りませんよ。

曲の方は、よく、このヒトの曲は「一筆書き」なんていわれるけど、そうだよね。考えながら作っているようにかんじないんだよね、一気に「せーの」でつくって「はいできあがり」って感じじゃん。
 で、ふつう「せーの」でつくるとその場の勢いがにじみ出てくるものなんだけど、それがない。ときにはやる気があるのかないのかよくわかんない曲が出てきたりして・・・。

 でも、いいんだよなぁ。 天才肌なんだよね。要するに。
ふざけているようなんだけど、何もかも分かりきってやっているっていうところなんだよねぇ。
 だから、こういう生き方は理想ではあるんだけど、ワタシのような凡人にはできない生き方だよなぁ。

 この曲は、ユニコーンを解散して、ソロ名義でリリースした最初のシングルなんだけど、正直、この曲から奥田民生っていうヒトを注目したの、ワタシは。
 それまでのユニコーン時代はあんまりよく聴いてなかったんだよね。
 あ、ユニコーンはちょびちょび聴いてたけど、正直、個人的にはあんまり琴線にふれるバンドではなかったんですよ。

92年のソロ名義の「休日」なんて曲は、なんてヘンテコリンナ曲なんだと思いながら聴いてたけど、ま、せいぜいそこまでだったな。

 でも、この曲とか、このすぐ後にキョンキョンが出した「月ひとしずく」から、俄然、奥田民生になったわけです。

 このヒト、ソロになったのは絶対大正解だとおもう。一見、雑に聴こえるサウンドがいいんだよね。
 一昔のようであり新鮮なのよ。メロディラインにしても、一聴すると、どっかで聴いたようなパクリなことが多いじゃん。でも、近田春夫氏もいっているように、コピーライトっていう枠を理解しながらのパクリであり、それがオリジナリティに聴こえるんだよね。

 それと、この曲の場合「愛のために」でいう曲でありながら、いわいる単なる「ラブソング」でないところもいい。

 なんて、書きながら

 ♪ 荒れる海原に 舟を出せ ♪ っちゅうところが、今のワタシの心境とシンクロとしているんだよな・・と思いながら引っ張ってきてたりして・・・

あ、♪陸 海 空 いろんなとこから いつでもかけつけましょう 愛のために あなたのために ひきうけましょう  ♪

っていところもね。 はい、いつでもお困りの時は引き受けますよ〜。




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