1983_10_Good-bye青春_長渕剛






今回の1曲セレクトは、「Good-bye青春」長渕剛です。

まずはデータでする

・タイトル    Good-bye青春
・アーティスト  長渕剛
・作詞      秋元康
・作曲      長渕剛
・編曲      瀬尾一三
・リリース日   1983年9月1日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数   31.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1983年10月24日〜12月12日付
・タイアップ :TBS系ドラマ「家族ゲーム」主題歌


 いやね、さっきこの曲を聴いてて、しみじみと「Good-Bye青春」っていう意味を改めてかみ締めていたわけですよ。
 まあ、これについてのリアルな話は、また後日、書こうかなとは思うんだけど、ワタシももう、46歳なんだなぁ・・と思うと、さすがに「青春」っていう言葉は「過去」のものだよなぁと思っていた次第なんですよ。

 まあ、気の持ちようでいくつになっても「青春」だーともいえるのかもしれないけどねぇ。


 この曲は、データでも書いたように、TBS系ドラマ「家族ゲーム」の主題歌だったわけだよね。
 そそそ、ちょうど32年前の今のクール、金曜日夜8時。TBSの金曜夜8時〜の枠は、「金八先生」以来、ずっと「学校」とか「教育」モノのドラマが続いていたけど、これも、その流れをくんだドラマでしたね。

 主演は、長渕剛本人で・・・。このドラマがドラマ初主演だったんだよね。長渕も。
 まあ、そのあと、この「家族ゲーム」の流れでいろいろとTBSではドラマ主演張ってましたねぇ。

 そう、まだ、このころは「ヤクザ」になる前ですよ。曲も正統派なニューミュージック。まあ、それでも昔からのアウトローな雰囲気はあったけどね。
 私生活では石野真子と離婚した後のころだよなぁ。カジャグーグーのリマールのような「もろこしヘアー」にしてたころだわな。

 話ずれるけど、ワタシあの「もろこしヘアー」にしたくてさ、いろいろ試してみたんだけどなかなか、ああならないんだよね。もともとクセッ毛なんで、爆発ヘアーになっちゃうんだけど・・。


 曲は長渕節健在というところなんだけど、あの終始16分音符の応酬なメロディラインは、面白かったねぇ。
 早口だったから歌い辛い曲っていうイメージも多少あるんだけどね。歌い辛いというよりかは音が取りにくいって言った方が言いのかなぁ。

 それでも、久々にキャッチーな長渕節でうれしかったし、だから、ヒットしてよかったとも思ったなぁ。

 まだ、あのころは、長渕っていう人にアレルギー持っている人も少なかったろうし、ドラマもまずまず面白かったしね。

なにせ、ベストテン級のヒットは、80年の「順子」以来3年ぶりだったからねぇ。
 ただ、この曲のヒットを皮切りに、このあと割り合いコンスタントにヒットは出すようになったわけだよね長渕も。そういういみでは、そのあとの一線級を続ける礎にもなったとも言えるんだけどさ。


 件の「家族ゲーム」は、同じ1983年に松田優作主演で映画にもなったし、個人的には原作本も読んではいたんだけど、原作の下世話な雰囲気からして、この長渕のドラマのほうが原作に近い感じはしましたね。
 
 ただ、この続編「家族ゲーム2」はちょっとねぇ。やっぱし、作られた感が強くて、触手が伸びなかったな。

 うん、主題歌の「孤独なハート」は好きだったけどね。

 しかしさぁ、まだ、この頃のはつらつとしてた雰囲気は、いつ、どこに行っちゃったんだろうねぇ・・。
 まさか5年後にヤクザになっているとは、全く思えず・・・、このころは。


詞は、秋元康氏。今でこそアイドルポップスの「巨匠」のような秋元氏だけど、この頃は作詞家としては、まだまだ駆け出しの頃で、アイドルよりもニューミュージック系のヒトたちに詞を書いてたんだよね。
今となっては、全く信じられないけど。。。 ちなみに、まだ作詞は副業で、「ザ・ベストテン」の構成など、放送作家がメイン業だったんだよね。この頃は。

TBSドラマ⇒秋元康⇒ザ・ベストテン構成作家・・・・っていう繋がりもあったからか、テレビのウタ番組嫌いだった長渕も、この曲では「ベストテン」には、結構出演してたよなぁ。





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