今回の1曲セレクトは、「若き獅子たち」西城秀樹です。
まずはデータです。
・タイトル 若き獅子たち
・アーティスト 西城秀樹
・作詞 阿久悠
・作曲 三木たかし
・編曲 三木たかし
・リリース日 1976年9月5日
・発売元 RVC
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数 23.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1976年9月20日〜10月25日付
昨日の河合奈保子さんぢゃないけど、10月って言う月はヒデキにとってもヒット曲が多い月なんだよね。
なので、今月は、他にもヒデキの曲を持ってくることになりそうなんで、早々、1曲セレクトしてきましたわ。
1976年の「若き獅子たち」
・・・・つか、これ、レギュラーで読んでくれているヒトたちでも、この辺くらいになると、マジで知ってるヒト少ないよねぇ〜。
39年前の、しかも、大ヒット曲ならいざ知らず、「中ヒット」止まりだったこの曲を。
いや、知ってるヒト、意外と多いかなぁ。。。
うん、この曲は、1976年の「賞レース」で、西城秀樹がレギュラー的に歌ってた曲なんだよね。
・・なんで、タイトルは知らなくても、曲を聴けば、ああ、あの曲かっていうひとも多いと思うわ。
うむ、1976年の「レコード大賞」しかり、「歌謡大賞」しかり、いやいや、この年の「紅白歌合戦」もこの曲を歌ったわけだから、未だにナツカシ系番組では、よく流れたりするのが、この曲だったりする。
当時は、それほど、大ヒットしたわけではないけど、それだけVTRが未だに残ってたりするからなんだろうね。
たださ、これが、これぞ「ソングフェスティバル」のための曲って感じのスケールのでかい曲なんだよねぇ。
カンツォーネを下敷きにしたような、ラストでグワァーと盛り上がって終わるような、いかにも、音楽聴いたぞ・・・って思わせるような、爽快感を残すような。
やっぱさ、日本人って、この手のヨーロッパ系の曲が好きだからねぇ。
いつだか、テレビで、日本人がショパンの曲が好きなのは、ショパンの旋律にどこか郷愁を感じるから・・・っていってたけど、まさにその通りで、カンツォーネを含め、ヨーロッパ系の曲には、どこからノスタルジアを感じるんだよね。
それが、ソングフェスティバルっていう、一種のフォーマルな場と相まったりして、フェスティバルの「格」も一段高く感じたりして。
そういうこともあってか、昔は9月ごろリリースされる曲には、グレードが高い・・・というか、そういうフォーマルな匂いのする曲が多かったんだよね。
こと、西城秀樹っていうヒトは、その傾向が強かったよなぁ。
1974年 傷だらけのローラ (1974年8月25日リリース)
1976年 若き獅子たち (1976年9月5日リリース)
1978年 ブルースカイブルー (1978年8月25日リリース)
1979年 勇気があれば (1979年9月5日リリース)
1980年 サンンタマリアの祈り (1980年10月5日リリース)
・・・・ってな感じでさ。
プラス、このテのスケール感のデカイ、ヨーロッパ系の曲って、「日本の秋」によくマッチするんだよ。
空高く・・・・っていう季節感にピッタリなんだよね。
まさに、空高く、青く、どこまでも広い、秋の空・・・って感じじゃん、イメージとしては。
そういう季節感にあわせて、このテの曲を、この時期にリリースしてたんだろうけどねぇ、ヒデキは。
まあ、こういうスケールのでかい歌を歌えたヒトってあの頃でも少なかったからねぇ。他には布施明と松崎しげるくらいか。
そういうアドバンテージを存分に生かしていたのが、西城秀樹だったんじゃないかなぁ・・・なんて思ったりするんだよね。
個人的にもこのテの曲は大好きだったりするんだけどね。
この頃は、ワタクシは、「ポールモーリア」一辺倒だったわけで。でも、結局、ヨーロッパ系の曲に傾倒してたんだよね。そういう意味では、共通するところがあるからさあ。
実際、この曲を聴いたのは、ずっと後だけど、曲を聴いて浮かんでくる絵は、やっぱ1976年っていう時代なんだよね。あの頃は聴いてなかったのに、不思議と、そうなのよ。
それは、やっぱし、あの頃傾倒してたポールモーリアの曲を聴いたときに浮かんでくる絵と、どっか共通したものがあったからなんだろうねぇ。
うむ、フルコーラスなんで、ついリンクしちゃったけど、すぐに削除対象になりそうな動画だな。
なるべく早めに見てください。
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