今回の1曲セレクトは、「ロンリハート」クリエーションです。
まずはデータです。
・タイトル ロンリーハート
・アーティスト クリエーション
・作詞 大津あきら
・作曲 竹田和夫
・編曲 クリエーション
・リリース日 1981年4月21日
・発売元 東芝EMI
・オリコン最高位 8位
・売上げ枚数 37.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1981年9月14日〜9月21日,10月5日〜10月12日付
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「プロハンター」主題歌
一聴してとっつきにくい曲ってありますね。まあ、大体は生理的に合わないって言う曲の方が大半なんだけど、年齢的に曲に追いついていっていないっていうこと、ガキの頃には良くあったよなぁ。
要は曲が大人っぽすきで、理解する年齢になっていないっていうのかなぁ。
ワタシの場合、この「ロンリーハート」って言う曲、ヒットしてた81年の今ごろなんだけど、「ベストテン」なんかに入ってきても全然、いいと思わなかったんだよね。当時は。
でもさ、今聴くと、なんてカッチョいいんだ! って大絶賛な曲なんですよ。この曲。
うーん、だからねぇ、当時は理解できてなかったんだねぇ、この曲については。
まぁ当時12歳、ほとんどアイドル聴いてたガキに理解しろっていうのもちょっと酷な曲ではあったけどさ。
うーん、邦楽というよりも、どちらかというと洋楽的なメロディラインというのかなぁ。根っからのロック野郎の竹田和夫作曲だけあって、必ずしも当時のウレセンというわけではなかったんですよね。
タイアップに日本テレビ系ドラマ「プロハンター」っていうのも付いてたしさ。要は、それ以前に放送されていた松田優作の「探偵物語」の流れを汲んだドラマですわね。
「探偵物語」にはSHOGUNっていう、プロフェッショナルなスタジオミュージシャンのセッショングループが付いて、やっぱり邦楽離れした、モロ洋楽的な音楽を聴かせてくれていたけど、このクリエーションにしても流れ、傾向的には同じでしたよね。
ちなみに、流れ流れて、そのずっとあとに「あぶない刑事」があったりして・・・。
日テレのハードボイルド路線も考えてみれば、結構長い歴史があるよなぁ。
うーんSHOGUNよりは、もっとカラッとした、ウエストコースト的なロックだったかなぁ。クリエーションは。
兎に角、竹田和夫のプロフェッショナルなギターテクニックが真っ先に頭に浮かぶよなぁ。
おもうに、最近、このテのギターテクニックを聴かせてくれるロックって少なくなった気がするなぁ。
Miyabiががんばってるくらい?
ガチャガチャ、やかましくなってるギターの曲は腐るほどあるけど、シンプルなサウンド、かつしっかりとしたギターテクニックを聴かせてくれる曲がねー。最近はなかなかないよねぇ
それと、アイ高野氏のボーカルね。まあ、GSのカーナビーツ時代(例の♪おまえの〜すべて〜〜ぇ♪ですね)から考えてもキャリアは豊富だからねぇ、アイ高野氏も。自在に操るようなボーカルっていのうもこの曲の魅力なんだよね。
なんとかね、この曲カラオケでうまく歌えないかなぁ・・とおもってるんだけど、やっぱシロートにはムズカシイねえ。
何分、音域が広いし、ロック独特のクセがある節回しがねぇ。。。
たけど、そんなアイ高野氏も、亡くなっちゃったんですよね。ホント若すぎましたよねぇ。
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