今回の1曲セレクトは、「旅の宿」吉田拓郎 です。
まずは、データでーす。
・タイトル 旅の宿
・アーティスト 吉田拓郎
・作詞 岡本おさみ
・作曲 吉田拓郎
・編曲 クレジットなし
・リリース日 1972年7月1日
・発売元 CBSソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 70.0万枚
・ベストテンランクイン期間:1972年7月17日〜10月23日付
この間、井上陽水を書いたんで、ここいらで70年代のライバル、吉田拓郎の曲を持ってきたいな・・と思ってまして。
・・・・ということで、今回の1曲セレクトは吉田拓郎氏の曲で決まり!
で、できれば、「人間なんて」がいいな・・と思ってたんだけど、この曲リリースは11月なんだよねぇ・・ちょっと時期ハズレ・・。
なので、吉田拓郎氏としての「シングル」の最大のヒットの「旅の宿」を持ってきましたわ。
オリコンの1位を獲得したこの曲なわけで、もう、みなさんご存知の曲かなぁ・・とおもわれるから、詳しい所はなくてもいいかなと思うんだけど、この曲のシチュエーションがね、さすがに今はあんまりないかなぁと時代を感じるんですよね。
旅の宿・・・、今みたいに「ホテル」ぢゃないよ。旅館ですよ〜。
旅の旅館に、若い2人がシケこんで、月をみながら、一杯やる・・・。
いやいや、いいぢゃないですか!
・・と思うようになった、オヤジかな・・最近の感覚では。
でも、あの時代は、若くても旅館にシケこんで一杯・・っていうのが、大人の証だったみたいですね。
なんていうのかな、いっぱしの大人になった・・・つもり・・というかね、まだ、あの時代は「大人になる」ということは、ある種のステータスだった・・・ようなんですよね。
うーん、さすがに、ちょっとこの辺の感覚は、ワタシでは分からないので、あくまで、もののほんの受け売りなんだけどね。
でも、このころは、みんな考え方が大人だったようなきがする。少なくとも今よりは・・。
それが、なんとなく、ワタシにしてみれば、うらやましかったりしてね。
ちなみに、吉田拓郎氏のシングルとしては、この曲が唯一の1位獲得曲なんだよね。当時「フォークの神様」と崇められ、もっとも売れてたアーティストの一人なんだけど、その割にシングルでは1枚しか1位をとってない・・・ってのは、意外かもなぁ。
まあ、シングルアーティストというよりはアルバムアーティストの側面が大きかったですからね。それに、当時は1位って言うのは特別な存在でしたから、そうそう何曲も取れるものではなかったんだよね。
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