1972_09_旅の宿_吉田拓郎






今回の1曲セレクトは、「旅の宿」吉田拓郎 です。

まずは、データでーす。

・タイトル     旅の宿
・アーティスト   吉田拓郎
・作詞       岡本おさみ
・作曲       吉田拓郎
・編曲       クレジットなし
・リリース日    1972年7月1日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    70.0万枚
・ベストテンランクイン期間:1972年7月17日〜10月23日付

 この間、井上陽水を書いたんで、ここいらで70年代のライバル、吉田拓郎の曲を持ってきたいな・・と思ってまして。 
・・・・ということで、今回の1曲セレクトは吉田拓郎氏の曲で決まり!
で、できれば、「人間なんて」がいいな・・と思ってたんだけど、この曲リリースは11月なんだよねぇ・・ちょっと時期ハズレ・・。

なので、吉田拓郎氏としての「シングル」の最大のヒットの「旅の宿」を持ってきましたわ。

オリコンの1位を獲得したこの曲なわけで、もう、みなさんご存知の曲かなぁ・・とおもわれるから、詳しい所はなくてもいいかなと思うんだけど、この曲のシチュエーションがね、さすがに今はあんまりないかなぁと時代を感じるんですよね。

 旅の宿・・・、今みたいに「ホテル」ぢゃないよ。旅館ですよ〜。
 旅の旅館に、若い2人がシケこんで、月をみながら、一杯やる・・・。

 いやいや、いいぢゃないですか!  

 ・・と思うようになった、オヤジかな・・最近の感覚では。

でも、あの時代は、若くても旅館にシケこんで一杯・・っていうのが、大人の証だったみたいですね。

 なんていうのかな、いっぱしの大人になった・・・つもり・・というかね、まだ、あの時代は「大人になる」ということは、ある種のステータスだった・・・ようなんですよね。


 うーん、さすがに、ちょっとこの辺の感覚は、ワタシでは分からないので、あくまで、もののほんの受け売りなんだけどね。

 でも、このころは、みんな考え方が大人だったようなきがする。少なくとも今よりは・・。
 それが、なんとなく、ワタシにしてみれば、うらやましかったりしてね。

ちなみに、吉田拓郎氏のシングルとしては、この曲が唯一の1位獲得曲なんだよね。当時「フォークの神様」と崇められ、もっとも売れてたアーティストの一人なんだけど、その割にシングルでは1枚しか1位をとってない・・・ってのは、意外かもなぁ。
 まあ、シングルアーティストというよりはアルバムアーティストの側面が大きかったですからね。それに、当時は1位って言うのは特別な存在でしたから、そうそう何曲も取れるものではなかったんだよね。




よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ邦楽へにほんブログ村