1984_09_ピンクのモーツァルト_松田聖子








今回の1曲セレクトは、「ピンクのモーツァルト」松田聖子です。


まずはデータです。


・タイトル   ピンクのモーツァルト
・アーティスト 松田聖子
・作詞     松本隆
・作曲     細野晴臣
・編曲     細野晴臣 松任谷正隆
・リリース日  1984年8月1日
・発売元    CBSソニー
・オリコン最高位 1位
・売り上げ枚数  42.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1984年8月13日〜10月1日付
・タイアップ:カネボウ '84年秋のキャンペーンソング


  これまで松田聖子の曲は大分書いて来たんだけど、mixi時代に書いていた1曲セレクトを含めて、書いてなかった曲って、またあるんだよな。

その1曲が今回セレクトしてきた「ピンクのモーツァルト」。


むーーー、この曲書いて無かったんだな。

ま、一部は何も考えないで「エイヤッ」とセレクトしてくることもあるけど、基本、これまで自分で引っかかってきた曲をセレクトするパターンが多いからねぇ、この「1曲セレクト」は。

 そう考えると、この曲は、当時も引っかからなかったんだろうなぁ。いや、引っかからなかったんですよ、正直なところ。



どうもねぇ、印象が薄い・・・っていう感想しかないんだよね、この曲には。
 丁度、中森明菜の「十戎(1984)」と、チェッカーズの「星屑のステージ」とヒット時期がバッティッングするんだけど、この2曲の印象が兎に角強かったからなぁ、84年の晩夏から初秋にかけては。
 その他にも、いろんな新手のグループが出てきた頃で、正直、これらの曲に「埋もれて」しまったイメージが強い。


 実際、ワタシのチャートでは2位まで行っているものの、「ザ・ベストテン」では最高位3位でしたからねぇ。松田聖子がベスト3ギリギリなんていうことは、80年の「青い珊瑚礁」以来初めてだったしな。それ上、さしもの松田聖子もそろそろピークは過ぎたか・・・っていう印象の方が強くなってきたりしてたんだよな。

 ま、実際は、上の2曲が尋常じゃないくらい超強力だったわけで、この曲もベストテンの「得点」換算でいえば、超高レベルな「3位」だったわけで、そう考えると必ずしも人気が落ちていたってわけじゃないんだけどさ。

ただ、実際的に、曲自体の印象が薄いんだよな。
Y.M.Oの細野氏の作曲なんだけど、どうもここっていうポイントが無いのよ。フックが弱いっていうかね。だから、どうも引っかからないんだよな。


唯一、最後の

♪ ビッグウェイブが砕けたら 華やかな9月〜 ♪ 


ってところは、絵が浮かんでくるかなって感じはするけど。。。


大体において、ピンクのモーツァルトって何? っていうイメージが沸かないんだよなぁ。
ピンクの燕尾服を着て、棒ふってるモーツァルト?? 

やっぱキモの部分の単語は、耳に入った時にイメージが沸かないとなぁ。。。。


まあこの曲、例のカネボウ化粧品のキャンペーンソングだったからなぁ。恐らく、キャッチコピーとして、「ピンクのモーツァルト」ってコトバが入ってたんで、ウタにも使ったんだろうけどね。


 たださ、この頃の化粧品のキャッペーンのキャッチコピーって、大分、飛躍したものが増えてきて、冷静に考えるとどういう意味? っていう突飛押しのないコトバの羅列が多くなって来てたからなぁ。
 単語として成立するというか、なんかミョーなフレーズという「音」が並んだコピーって感じでさ。
この曲なんかも、そんな曲の1曲なんじゃないかなぁ




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