1989_09_GLORIA_ZIGGY



今回の1曲セレクトは、「GLORIA」ZIGGYです。

 まずはデータです。

・タイトル    GLORIA
・アーティスト  ZIGGY
・作詞      森重樹一
・作曲      森重樹一
・編曲      ZIGGY 佐藤宣彦
・リリース日   1989年7月26日
・発売元     徳間ジャパン
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   32.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1989年8月14日〜10月30日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「同級生」主題歌

 一時期、80年代再検証・・・みたいな感じで、80年代ヒットを紹介する本っていろいろ発売されたけど、それに比べると、90年代を再検証・・・みたいな本なり、レビューは、いまだに少ないような気がするな
 時期的には、90年代を検証してもいい時期なんだよね。
 時はすでに2015年・・・。10年代もすでに折り返し地点よ。90年代なんて、この前のようで、いつの間にか遠い「ムカシ」に過ぎ去っちゃったんだけどね。。。

・・・・というわけで、今日から数日は、アーリー90'Sの曲を、1曲セレクトに引っ張ってこようか・・・と考えております。

 ただ、その前に、アーリー90'Sに入る直前、80'S末期はどういう状況だったのか・・・ということを書いておこうかな・・と思い、今回の1曲セレクトは、89年の「今ごろ」、丁度、ヒットのピークだった、ZIGGYの「GLORIA」を引っ張って来てみましたわ。


 1989年って言ったら、あーた、日本はバブルの絶頂期ですよ。大学卒の就職口は超売り手市場で、青田刈りは当たり前、他の企業に行かせない為に拘束でハワイに連れ出したり・・・、女子大生はワンレンホディコンで、高級ディスコに入り浸り、ブランドもののバックをもちーの高級スポーツカーに乗りーの・・・兎に角、お金が有り余って、日本中が浮かれまくってた時代。

 ちなみに、1989年型クリスマスの彼女との過ごし方は、ティファニーで「オープンハート」のペンダントまたはイヤリングを買い、一流レストランでディナー、その後、一流シティホテルのダブルの部屋(もちろん夜景の綺麗な側)で過ごす っていうのがトレンドだったわけです。(男側の出費、最低10〜20万円・・・バッド(下向き矢印)泣き顔

 こんな時代が、26年前にあったなんて、「今」となっては、全く夢物語な時代だったよなぁ。


 そんな時代を象徴しているのが、「とれんでぃどらま」ですよ、あーた。
 W浅野が、トレンディ女優としてもてはやされ、ドラマの設定も、(今考えると)若いくせに、やたらと豪勢なマンションに住み、職業は必ず「横文字」の肩書きを持ってたりする。
 そんな中、ファッショナブルで、にぎやかな恋物語が展開された時代・・・。そんな真っ只中でしたわね。
 フジテレビの月曜9時ワクのドラマが「月9」なんて、トレンディドラマの代名詞のようにもてはやされ始めたのも、このころだ。

 今回引っ張ってきた、ZIGGYの「GLORIA」も、そんな月9ドラマ「同級生」の主題歌だったわけだ。
 このドラマは、89年7月期(7月〜9月)のドラマだったわけだけど、たしか主演は、安田成美と緒方直人、あと菊池桃子がでてたっけ。。。

 なんて、さぞかし、ワタシも見てたぞ・・・風な書き方をしてしまったけど、、実は、このドラマ、私は1度も見たことない・・・・。

 当時、ワタシャ、「浪人2年生」・・・。しかも親に土下座して2浪させてもらってた身分(ちなみに1浪目で受かった大学もあったんだけど・・・蹴った)だったわけで、今の時期は、まさに「背水の陣」だったわけです。
 もちろん、テレビなんぞ、見てませんでしたぞ。。。。なんていいながら、月曜深夜にフジテレビで放送していた、「マーケティング天国」だけは、欠かさず見てたけど・・・。
(ついでにオリコンも欠かさず買ってたけど・・・)

 そのおかけで、あくる年の受験は、第1志望トップ合格、特待生待遇で大成功のうちに終わったのですが・・・。

 余談ですが、特待生待遇で、1年間授業料免除になったんですが、そのお金で、車の免許とって、安い中古車買ってしまったワタシって・・・親不孝。。。。バッド(下向き矢印)あせあせ(飛び散る汗)
(今考えれば、そのお金で思いっきり中古レコード買えば良かったな・・・とか思ったりして。。。)



 そういうわけで、このZIGGYの「GLORIA」もヒットしてた頃は、ほとんど聴いたことなかったんです。
 
 この年の9月で「ザ・ベストテン」は終了してしまったんだけど、終わりがけに1回だけ、ZIGGY、出演したんだけど、その時聴いた1回と、マーケティング天国で流されるホンの少しのPVだけで、あとは、全然知らなかった。

 正直言って、ベストテンに出演したときも、あんまり曲の印象って残ってないんだよね。
 残っているのは、居場所が窮屈そうだな・・・ってことだけ。

 それだけ、ベストテンと「ヘビメタ・ビジュアル系」の雰囲気がアンバランスだったんだよなぁ。

 でもまあ、時は、バブル絶頂期と共にバンドブーム、もちろん、ヘビメタバンドも元気でしたよ。
 バンドブームは、同時にテレビに出ないアーティストを増やす事をも意味してたわけで・・・。

 今は、当たり前なことだけど、プロモーション形態がテレビに出演することではなく、「ライブ」をメインにすることに変化してったんだよね。
 それを考えると、エンターテイメントの極地である「ザ・ベストテン」もあの時、終わってしまったのもしょうがないことなのかな・・・と頷けたりして。。。

この曲をまともに聴いたのは、1990年に大学に入学してからですね。

 入学した年の「前期」は一応、ちゃんとマジメに勉強してたんですよ。一応「特待生待遇」で入学したから、各教授から目をつけられてたから・・・。

 BUT、夏休みに入ると一気にだらけだす。そんな最中、「オリコンチャート研究会」なんてサークル結成しちゃったから・・・。

 そうね、ヒット曲の世界に舞い戻ってきちゃったわけね。

 その頃、1年間聴いてなかった89年の曲を、逆戻りして一気に聴き始めたんですわ。

 そのなかの1曲が、このZIGGYの「GLORIA」。衝撃的でしたね。きちんと聴いたら。
 これは、ヒットを前提に作られてる。完璧なくらいの曲だもの。
 本来、このヒトたちが目指していた「商業主義」から距離をおいた曲作り・・・・ではなく、これは、どこから切っても、「売ること」をまず考えて作られるもんね。
 まず、メロディラインがキャッチー。サビのインパクトが大。

 たしかに、見た目、上辺は、ヘビメタなんですよ。でも、メロディライン、コード進行なんかは、歌謡曲に近いもんね。

 インディーズ時代から、この曲とコンビのように存在してた「I'M GETTIN'BLUE」と比較しても、これは一目瞭然ですね。
(カンケーないけど、GLAYのTERUは「I'M GETTIN'BLUE」を聴いてバンドを結成したとか・・・)


 これが、のちのち、このヒトたちとそれまでのファンとの間の溝を広げてしまった結果になってしまうんだけども。。。

 でもさ、「ヒット曲」を大前提として聴いてたワタシのようなヒトたちにとっては、時代の流れの中で欠くことのできない曲ですよ、この曲は。

 それいえ、カラオケでもよく歌ったな、ワタシ。酸欠曲として・・・ふらふら うんにゃ、今でもよく歌うぞよ。ただ、最近、あの頃(20代前半)のような体力なくなってきたからさぁ。この曲、一気に完走できるのはよっぽどの時だね。
 途中で息切れしちゃうもん、最近。。。。


あ、またまた蛇足だけど、89年って早稲田閥が元気だったんだよなぁ。爆風スランプのサンプラザ中野氏が早稲田(政経)、聖飢魔兇離如璽皀鶻娉爾早稲田(社)、このZIGGYの森重氏も早稲田(一文)。 さらに言えば、TM NETWORKの小室氏も早稲田(社)。。。。

89年は音楽界も「高学歴」な時代だったんだよなぁ・・・。




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