今回の1曲セレクトは、「ツィてるねノッてるね」中山美穂です。
まずはデータです。
・タイトル ツィてるねノッてるね
・アーティスト 中山美穂
・作詞 松本隆
・作曲 筒美京平
・編曲 大村雅朗
・リリース日 1986年8月21日
・発売元 キング
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数 19.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1986年9月8日〜10月20日付
・タイアップ:資生堂86年秋のキャンペーンソング
今回引っ張ってきた、中山美穂の「ツィてるねノッてるね」って、リリースが1986年の8月21日だったんだけど、どうも、イメージとしては、8月リリースにしては、涼しかったよなぁ・・・なんていうイメージがあるんだよね。
たしかに86年って冷夏までは行かないまでも雲がちな日が多い夏だったけど。。。
というか、「今」が暑すぎるんですよ〜。たった20年のうちに温暖化が進んでいるの、昔の曲のイメージからも感じたりして。。。
それにしても、前にも書いたんだけど、中山美穂、この曲で勝負をかけてきましたよね。
たしかに、ここまでも順調にオリコンのランクも上げてきてたし、人気も上向きだったんだけど、何かもう一つ足りないんだよな。。。っていう、ジレンマっつうか、アイドルとしての手ごたえが今一歩だったんだよね。
でぇ、勝負に出てきましたよね。たしかに、資生堂の秋のキャンペーンソングということもあったんだけど、曲の「芯」がシッカリとしたアップテンポで勝負とばかり、やけに力入ってんなぁ・・・・と当時も感じましたね。
その辺は作家陣からも読み取れるんだけど、詞 松本隆、曲 筒美京平、アレンジ 大村雅朗という、当時、最強の作家布陣だったわけで、曲を聴く前から、これは勝負賭けてんな・・っていう意気込みが伝わってきますわね。
作曲の筒美氏も、「C」や「生意気」の時に、中山美穂の特徴を掴みきれないような部分を、見事払拭して、あのころ流行り出してきていた、ユーロビートっぽいノリのアップテンポで、うまく中山美穂の特徴を捉えてきたもんなぁ。
まあ、この曲のヒットで実質、中山美穂もA級アイドルっていうポジションを強固にしたって言っても過言ぢゃないんぢゃないかなぁ。
正直、それまでの曲のままのイメージだったら、いつ倒れてもおかしくなかったような不安定さはあったと思うもん。
筒美氏も中山美穂とユーロビートっていうフィット性から、次の「WAKU WAKUさせて」で、一層強固なものにしてったもんなぁ。
中山美穂も、このころが一番声がのびのびしてたし、声量も出てたと思う。 一番、生き生きしてた頃の中山美穂っていうイメージが強いなぁ。
その魁となった曲ですね。この曲は。
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