今回の1曲セレクトは、「NINJIN娘」田原俊彦です。
まずはデータでーす。
・タイトル NINJIN娘
・アーティスト 田原俊彦
・作詞 宮下智
・作曲 宮下智
・編曲 船山基紀
・リリース日 1982年8月6日
・発売元 キャニオン
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数 35.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1982年8月16日〜10月4日付
NHKをつけたら「想い出のメロディ」をやってて、ちょうどトシが熱唱しているところだった。
うーん、久々だねぇ、テレビでトシが歌っているところを見るなんて。でも、昔と変わって居ないところがいい。歌はね、まあ、相変わらずだけど、いや、昔より渋みがでてきたか。。。
でもねぇ、選曲はなんか「イカ」してなかったなぁ。 やっぱさ、トシと言ったら・・・って曲がもっといっぱいあるわけじゃん。ワタシが演出家だったらそうするけどなぁ。
・・・という訳で、今回はトシちゃんのトシちゃんらしい曲を一つ。。。
聴いてて赤面するような曲ってときどきあるけど、今回のこの曲も赤面ものの1曲かなぁ。
いや、少なくとも46歳のオッサンが聴いてたら赤面というより、一種異様かなぁ
・・・というような曲だよね。この「NINJIN娘」って。
あの時代、13歳だったワタシでさえ、ちょっと聴くの渋ったもんなぁ。
まあ、単に「赤面」物だからなんだけど。。
なにせ ♪いっぽんでもニンジン ニンジン 二本でニンジン ニンジン〜 ♪ とあの「可愛らしい」衣装で能天気に歌われたあかつきにゃ・・・・
うーん、もろ「ポンキッキ」の世界というか・・・って、あれ、これって「ポンキッキ」で実際につかわれてなかったっけ?
・・・・って、あれは「1本でもニンジン」か・・・。なぎら健一がうたった、「およげ!たいやきくん」のB面の曲。。
でも、「世界」はかぶるよね。結構。
正直、うたってる本人はどういう気持ちだったんだろう? って当時もよく言われましたよね。何分、当時21歳だもんねトシちゃんも。
20歳越えたお兄さんが♪一本でもニンジン ニンジン〜♪ぢゃなかろうに。。。。っていう感じ?
それとも、「仕事」と割り切ってたかなぁ?
ま、いまでは、遠い過去の話だけどさ。
ただ、今、この曲聴くと、意外と「味」があるんだよなぁ。曲調は、デキシー調を基調にしたジャズですよね。もろ。
宮下智女史がお得意の・・・といえばそうなんだけども、同じ宮下女史の「ハッとして!Good」とか「チャールストンにはまだ早い」と、同じ系統な曲だしね。
いや、逆に言うと、ジャズをアイドルポップスに持ち込んだ曲っていがいと少ないんですよね。
まあ、昔はスタジオミュージシャンってジャズ出身者が圧倒的だったから、深層部分ではジャズって感じな曲はあまたあるけど、表層な部分でジャズっていうのは、あんまり見当たらない。とくに「スウィング」とかになるとね。少年隊の「まいったね今夜」くらい? この曲も宮下智女史なんだけど。。。
で、「NINJIN娘」の場合は、単にジャジーだけではなく、最後にフェイクして、ビックバンド風の2ビートになるじゃない?
あれが最初聴いた時はもろ意外な展開だったなぁ。予想も付かなかったですよ。
それだけにカッコいいんだよね。丁度トロンボーンやってたからさ、この頃。 一度はあんな感じで、ビックバンド風にちょっと決めたいなぁ・・っていう気持ちだったもんねぇ。
実際はジャズは難しいんだけどさ、ノリが。 強弱のノリがロックとは逆だから、ロックになれた身だと、なかなかノレないんだよねぇ。。。
そんな感じで、当時赤面、いまとなってはカッコいい1曲です! ワタシにとってはね。
えー、音量のレベルがかなり低いです。ボリュームを上げ目にしてみてください。
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