1992_08_You're the Only・・・_小野正利






今回の1曲セレクトは、「You're the Only・・・」小野正利です。

 まずはデータです。

・タイトル   You're the Only・・・
・アーティスト 小野正利
・作詞     小野正利
・作曲     柘植由秀
・編曲     笹路正徳
・リリース日  1992年8月1日
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  114.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1992年8月17日〜11月2日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「君のためにできること」主題歌


 今から考えると、1992年っていう年は不思議な年でしたね。片や男みたいな女のGAOが「サヨナラ」のヒットを飛ばし、方や、女みたいな男・・・・ハイ、今日引っ張ってきた、小野正利の「You're the Only・・・」がヒットしてたり・・・。

 よく言えばユニセックスな時代到来・・・って言うのかな、そんな不思議な年だったような気もするなぁ。
それが、現代の肉食系女子、草食系男子な時代に繋がってきているんだけと思うけど、あの当時は、まだまだそう言う傾向に慣れてなかったかにらなぁ。

 で、小野正利の「You're the Only・・・」ですが、上で女のような男・・・って書いたくらいで、声が高けぇ 高けぇ。
 ・・・といっても、ハイトーンまでは出してないんだよね、この曲。

 一番高い音は、Key=Aでサビの部分の

♪ いつまでも二人このまま 強く抱きしめてFly Away〜 ♪

の「強く抱きしめてFly Away〜」がハイトーンの下のBの音なんだよね。

 でもまあ、実際は、ここのサビの部分ってメロディラインに対して、2度高い音を重ねてるから、ハイトーンまで出してることになるんだけど。。

 男のヒトでたかい声って言ったら、「もののけ姫」の米良美一を思い出すけど、米良氏のカウンターテナーに対して、このヒトの場合は「地声」なんだよね。それが凄いところよ。
 倍音的な声っていうのかな。だから、他の人よりも声が高く聴こえるんだよね。


 まあ、シロートとしては、カラオケで歌いづらいったらありゃしない・・・。

 なーんて・・・、ワタシゃこの曲はカラオケで歌ったことないですヨ。最初から上のBの音まで地声で出せないって分ってるからさぁ。

 うん、そこがちょっと時代が動いてきたな・・・って感じたところなんだよね。

 それまでの90年代の初頭は、まずはカラオケありき・・って感じでカラオケで歌いやすい曲が重宝がられてた時代だったわけですよ。

 そこにこの曲のようにカラオケで歌いづらい曲が出てきた。それでもヒットした・・・ってところがポイントなんですよね。

 ・・・で、徐々にカラオケで歌いやすい曲・・・っていう枠に囚われない曲も出始めてきた訳ですよ。

 まあ、この曲の場合、カラオケ云々というよりかは、月9の主題歌だったからヒットしたって言う方が、何倍も大きいけどね。

・・・っていうか、この曲、月9の主題歌だったなんてこと、すっかり忘れてた。。。
 もう、このころは月9なんて見てなかったから。。。あせあせ

 いわんや、「君のためにできること」ってどんなドラマ?
あせあせ

調べたら吉田栄作が主演だったみたいだけどね。いやいや、かんぜんに「とれんでぃどらま」の王道を行くような布陣ですねぇ。。。

いずれにしても、ベストテン内に約3ヵ月も居座ったロングヒット。1か月チャートの上位に居るだけでロングヒットなんて言われる現在からしてみると、信じられないくらい長躯チャートインしてましたねぇ。
 そのくらい、「月9」の力は強大だったわけで・・・。たかだか20数年前だけど、現在の凋落ぶりはウソのようですな。




えー、音と画像は関係ありません。



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