今回の1曲セレクトは、「夏のヒロイン」河合奈保子です。
まずはデータです。
・タイトル 夏のヒロイン
・アーティスト 河合奈保子
・作詞 竜真知子
・作曲 馬飼野康二
・編曲 若草恵
・リリース日 1982年6月10日
・発売元 コロムビア
・オリコン最高位 7位
・売上げ枚数 21.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1982年6月28日〜7月19日付
えー、「夏」っていう雰囲気の曲が、普通に今ごろの季節にヒットするようになったのは、やっぱ、「アイドル」が70年代に出てくるようになってからですかねぇ。
アイドルっていったら、水着・・・って訳でもないけど、今ごろになると、大抵のアイドル物は、「夏」な曲をリリースしてきてましたからねぇ。
まあ、それが80年代に入ると、ごく普通の「風物詩」にもなってきてたかなぁ。
たださ、この間も書いたけど、夏的な曲も、その年年の「気候」によって、人一倍輝いて聴こえたり、逆に、「マヌケ」に聴こえたり・・・、こればっかりは、お天道様との「賭け」だったわけで・・・。
特に、80年代って今から考えると、天候不順な「夏」ってのが多かったような気がするんだよね。
夏らしい夏って言ったら、81年、84年、89年・・・の3ヵ年だったような気がするな。
逆に82年ってさあ、長雨続きで、「梅雨明け無し」な夏だったのよぉ。覚えてる方いるかなぁ。。。
ワタシは、よーく、おぼえてるわぁ。 福島から千葉に引っ越してきた頃だったから。。。
うん、82年の夏・・・って言うと、長雨・曇りがち・・・なイメージが強いんだよね。
さてさて、今回引っ張ってきた、曲は、河合奈保子の「夏のヒロイン」。
サンバポップス調で、いっかにも、夏向きなアイドルの曲でありまする。いやいや、今聴いても、このときの「夏」に勝負かけたんだろうな・・・って思ってしまう曲ですよ。
しかしながら、お天道様は、非情でもあるわけで・・・。 ↑で書いたように、何分、「天候不順」な夏だったからさぁ、どうも、「浮いちゃう」んだよね、82年っていうイメージからすると。。。
いや、曲は、絶対悪くないと思う。むしろ、その前の「愛をください」のジミーな雰囲気から考えると、あのモヤモヤ感なイメージを一気に振り払うだけの「ピーカンな太陽」の完璧な夏のイメージがあったと思う。
でも・・・・なんだよね。
まあ、つまりさ、「たら、れば・・・」なんだけど、もし、あの年の夏の気候が、もっと「夏らし」かったら、もっと売れてたんじゃないかなぁ・・・と思うワタシなんだよね。
たしかに、売上げ枚数的には、前曲「愛をください」の17万枚よりは伸びてる。
でもさ、21万枚くらいで止まるような曲じゃないと思うわけなんだよね。純粋に曲だけを聴いてると。。
前の年の同じ時期にリリースされた「スマイル・フォー・ミー」の売上げが26万枚行ってるわけだし、それに匹敵するだけの楽曲パワーはあったと思うけどなぁ・・・。
なんて、思ったりして。。。
いやいや、こういう、運、不運っていうのもあるよね。たしかに・・。
今日のように、どん曇りな夏の初めの日だと、どうも、この時の、このイメージが頭をかすめますねぇ。。。
蛇足だけど、Cメロの ♪ チャンス チャンス〜 ♪ ってところ、どう聴いても ♪ チャース チャース〜 ♪って聴こえるんだよなぁ 初めに聴いた時「チャース」って何? って思ったんだけどね。。。
ベストテンからの動画だけど、恐らく、すぐに消されると思うんで、見たい方はお早めにどうぞ
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