1987_07_JESSY_河合その子






今回の1曲セレクトは、「JESSY」河合その子です。

 まずはデータです。

・タイトル    JESSY
・アーティスト  河合その子
・作詞      川村真澄 
・作曲      後藤次利
・編曲      後藤次利
・リリース日   1987年6月17日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   7.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 11位


 最近、あんまりウタに季節感を感じなくなったけど、まだ「夏」の曲に関しては、それっぽい曲がチラホラ見かけるわな。
 やっぱり、夏って言う季節は、今も昔も、「季節感」からして変わらないのかなぁ・・・。

 さてさて、そんな「ナッツー」の季節とは、全ーーーっく無縁の曲もあるわけで・・・。
 こういう曲って、どう感じるのか・・・ってのも、それぞれの曲によって異なって来るわけなんだけどね。
 暑っ苦しいのか・・・。気持ち悪いのか・・・。まあ、何れかに分かれることが多いんだけど・・・。

 今日引っ張ってきた、河合その子の「JESSY」って曲。


 これがねー、丁度、今ごろヒットしたというのもに関わらず、まーったく季節感が無い曲なんだよね。

 いや、どちらかというと、反対の季節的・・・うん、「冬」っていうイメージの曲だったりして。


 それじゃ、暑苦しいのか・・・というと、さにあらず。。。それはそれで、なんとなく納得してしまうような曲。

 つまり、河合その子っていうキャラクターには、実にあっていると思いますよ。


 たださ、あまりの現実離れしている曲調なんで、最初聴いた時は、かなり「唖然」としたけどな。

 うん、これは、すでにポップスという領域から離れてるような・・。少なくとも、純粋な「アイドル」の曲ではないよな。

 ほとんどヨーロッパ的な濡れた重ーーーーーーい、雰囲気の、ほぼ100%フレンチフレーバーな曲。


 いやいや、ジャケ写をみれば、その辺めっちゃ、一目瞭然だったりして・・・。もろ、そのまんま「おフランス」人形のイメージじゃん。


 少なくとも日本的な匂いは、ほとんどしない。歌詞が日本語・・・って言うだけのような。

 それが、秋元−後藤・・・っていう、モロ、おにゃん子なラインから作られているっていうのが、たしかに、スゴイっちゃ、スゴイ、発想が。

 ただ、当時のワタシとしては、その前に、曲調に「唖然」とするばかりで、この曲がいいのか、悪いのか・・・よく分からなかったっていうのが、本音の部分かなぁ。

 いや、その前に、半年後に控えてた、大学受験の不安の方が大きくて、この曲のあまりの重さに、ただでさえ重たかった気分が、一層重たくなった思いがあるわ。。。

 そんな高校3年の夏の始まりだったな。。。 あー、いま考えても気分が重たくなる。。。ふらふら





ちょっと画面が見づらいけど、音はいいんで、この動画をチョイス。

どうでもいいけど、この曲、作詞は秋元康じゃないんだな。今の今まで28年間、秋元氏の詞だと間違って覚えてましたわ。。。