・タイトル PLAYBACK
・アーティスト JUJU
・作詞 JUJU , AKIRA , 為岡そのみ
・作曲 UTA
・編曲 UTA
・リリース日 2015年7月8日
・発売元 ソニーミュージックアソシエイツ
ここ何週間か、ラジオを聴いてても、「これっ!」って引っかかる曲が、あんまりなかったんだけども、久々に「ビビビッ」っときた曲があるんですねぇ。
それが、JUJUの「PLAYBACK」って言う曲。
ま、7月8日なんていう、コレ書いてる時点(6月21日)では、まだ・・・・えーと、何日先? 半月ほど先か・・・・リリースの曲なんだけども、すでにMVが公開されてたりしたんで、早速レビューっちゃったりしましたわ。
前の曲、「Hold me,Hold you」の時も書いたんだけど、ここのところ、このヒトの曲っていうのは、毎回、曲調も雰囲気もガラリと変わる、振幅の大きな展開を見せてきているんだけども、今回も、これまた、全く予想してなかった曲調を持ってきたな。
はっきり言って、「JUJU」の新曲・・・なんて注釈を入れなかったら、だれが歌ってるのかさえもさっぱりわからないと思うわ。
そういう展開・・・・個人的には好きだわぁ。
ま、人によっては「自分を持ってない」とか書かれるんだろうけどさあ。でも、「またか!?」って思われるよりいいよね、アーティストとして。
やっぱ、常に新しい何かを模索するのがアーティストだと思うしさ。そう言う意味で、JUJUってヒトは、前向きな姿勢をいつも受けるし、アーティストだよね、このヒトは。
JUJUってヒト、方向性からすると、クラブ系ジャズとJ-POPの融合的な曲が基本だよね。その系統が一番、このヒト本来の味が出てると思うし。昨年の「Brand New Days Will Love You」のイントロ部分なんて、絶品だったもんなぁ。
そこから比べると、今回の曲は、180度イメージが違うぞ。 こりは、クラブ系はクラブ系でも、今風のEDMなポップナンバーだわな。JUJUと言うよりも、安室奈美恵が歌っていそうな。。。
そそそ、音からして、これはエイベックス的なんだよね。 それを、ソニーのJUJUがやるってところが面白いわな。
はっきり言って、これは、J-POPというよりは、完全に「向こうの曲」だよね。この無機質感といい、抑揚のないメロディ展開といい。 これまた、なんの注釈を入れなかったら「向こうの曲」だよね・・・って感じるほど。
ま、歌詞が日本語なんで、完全な向こうの曲とは思わないだろうけど。。
それじゃ、もちろん、作曲も向こうのヒトだよね・・・って思うと、さにあらず。これが日本のヒトなんだよな。
ま、むろん、クラブ系界隈のヒトなので、このテのサウンド、メロディはおてもののようなんだけどさ。
昔から、日本人は向こうのモノを取り言えるのが上手だし、それは、音楽の世界でもそうなんだけど、でも、こと音楽の世界は、向こうのモノは取りいれるけど、日本人の風土、文化に合わせて、おいしいところだけをぎゅっと濃縮し、日本的な味付けをして・・・っていうのが、これまでの常識だったんだけどね。
この曲みたいに、完全に向こうのコピーっていうイメージのメロディラインには驚きますわね。
じゃ、どのあたりの曲を下敷きにしてるの? って言われるとちょっと弱っちゃうんだけどさ、でも、クラブ系のNON STOP MIX系TRACKのどっかに含まれていたようなメロディラインだよなぁ・・・なんて思っちゃいますねぇ、まずは。
最近、「生業」でこのテのクラブ系のNON STOP系メドレーの楽曲調査の機会が多いからさあ。どうしても、このEDM系の無機質なサウンドが脳裏に残っちゃってるんだよなぁ。
おそらく、だから、条件反射的に引っかかっちゃったのかも・・・この曲に。 「あ、また、仕事か・・・」と
・・・・などと、回りくどい事をツラツラと書きましたが、この曲、端的に言って悪い曲じゃないと思いますよ。
むしろ面白いよなぁ。
↑でかいたように、これまでのJUJUには、全く無かったようなイメージ・・・手触りだしさ。
公式のレビューでは、、「昨年の「HOT STUFF」に続くアップチューン」なんて書かれてるけど、同じアップチューンではあるけど、手触り感はまるで違う。
「HOT STUFF」はもっと下世話だったもの。(個人的には人間味があって好きだったんだけども)
何度も書くけど、この曲は、まるで無機質だし、「HOT STUFF」のような重量感も感じない。軽いんだよね。
でも、この軽量感が、これからの季節にはぴったりですねぇ。 MVのようにビーチや、DRIVEしながら聴くといいだろうなぁ。 とどのつまるところ「◎」
ジャケ写は、ちょこっと「ケバケバしい」気もするが。。。。
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