1977_06_雨やどり_さだまさし






今回の1曲セレクトは、「雨やどり」さだまさしです。

まずはデータです。

・タイトル     雨やどり
・アーティスト   さだまさし
・作詞       さだまさし
・作曲       さだまさし
・編曲       渡辺俊幸
・リリース日    1977年3月10日
・発売元      ワーナーパイオニア
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    68.3万枚
・THE HITCHARTHOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1977年4月11日〜7月25日付

 今回は久々にちょっと古い曲を・・・。うん? ちょっとどころぢゃないか・・・もう38年も前の曲になるんだねぇ、この曲も。いやはや、ワタシも年取るはずだよなぁ・・といつもの感想

 それにしてもこの曲は画期的だったよなぁ。なにが画期的だったのか?

 ま、たしかに、内容的な切り口も面白かったよね。「彼女」から見た、恋愛話をあたかも、「日記」を展開してるような軽いタッチで面白おかしく展開していく。

 うん、ただ、この手の話の曲は当時のフォーク調の曲には、たまにあったわけで・・・。

 それにもまして、この曲が画期的だったのは、「通常」盤がライヴバージョンだったこと。

 そそそ、ちゃんとスタジオで録音したものでなくて、ライヴ会場での一発取りが、そのままシングル盤になっちゃった・・・っ所でしょうね。だから、お客さんの拍手はもちろん、上で書いたように面白おかしく話が展開されていく中で、客さんの笑い声もそのまま入ってる。

 なんかその雰囲気が、あたかもモンティパイソンを見ているような軽快さとおかしさなんだよなぁ。

 まあ、それが、この曲のすべてなんだろうなぁ。でも、よく、こういう発想を思いつくよね。通常はきちんとレコーディングして、最高の音で・・・って考えるもんだろうけど、ライヴでの一発取りだもんね。

 ただ、ライヴだからこそ、歌が生きてるっていうところもあるしね。この曲の場合、そこがうまくはまってるって言えるんぢゃないかなぁ。


 しかし、さだまさし・・ってこれで味しめたのか。意外とライヴ盤をそのままシングルにしちゃった曲って意外とあるんだよなぁ。79年にリリースした「親父の一番長い日」なんかもそうだよね。
 もっともこの曲は、12分もあったもんだから、通常の7インチシングルでは収まりきれなくて12インチ盤だったけど・・・。うん、12インチ盤で最初にオリコンの1位を取った曲ね。

 それらを含めて、さだまさしのオリコン1位獲得は3曲。これって意外と多いって感じしません? まあ、ずっとオリコン見てきているヒトにとってはそうでもない事実かなぁ。




この間の福山のカバーアルバム「魂リク」のこの曲のカバーもなかなかだったけど、やっぱ、オリジナルのさだバージョンだよな、この曲は。
 さだのそっけない歌い方が、より「笑い」を誘うんだよね。



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