1984_06_ふたりの愛ランド_石川優子とチャゲ







今回の1曲セレクトは、「ふたりの愛ランド」石川優子とチャゲです。

 まずはデータでーす。

・タイトル      ふたりの愛ランド
・アーティスト    石川優子とチャゲ
・作詞        チャゲ  松井五郎
・作曲        チャゲ
・編曲        平野孝幸
・リリース日     1984年4月21日
・発売元       ラジオシティ
・オリコン最高位   3位
・売上げ枚数     43.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1984年6月11日〜8月20日付
・タイアップ:JAL 84年沖縄キャンペーンソング

 いやいや、今日は異様に蒸し暑いなぁ。そろそろクーラーが欲しい季節。。。。といっても電気代がかかるから、自宅ではもうちょい我慢かなぁ


午前中はASKAを書いた。・・・・とくれば、やはりもう片割れのチャゲの曲も書かないわけには行かないよね。

 ・・で、この時期のチャゲの曲って行ったら、やっぱりこの曲しかないですよ!

  ふたりの愛ランド   石川優子とチャゲ


 ま、厳密には、石川優子とのデュエット曲なんで、ソロではないんだけど、CHAGE&ASKAでのソロ活動の一環として・・といことでね。

 いやはや、この曲を聴くと、どうしても「夏本番」を連想しちゃう。かーーーーーっと照らす太陽と青い空と青い海 やっぱりこれだよね。この曲のイメージは。

 おりしも、この1984年って言うのは、史上まれに見る「猛暑」の夏でさあ、この曲っていうと、あの暑い夏の日を連想せずにはいられない気分になるんですよねぇ。

 曲を聴くだけで、汗がタラーと滴り落ちてきたりして・・。うんにゃ、ダイエットには最適な曲かも。。。

 とにかく、元気いっぱい、イントロの最初の音から、最後までインパクトだらけの曲ですよね。

 サウンドは、何サウンドっていうんだろうなぁ。ちょっと厚めのシンセと、シモンズのビシバシサウンドが全面にときおり湘南サウンドっぽいエレクトーンが入ってくる・・・というようないかにも「夏」のリゾート色が強い曲だよなぁ。

 極めつけは、サビのおなじみの

 ♪ ナツ ナツ ナツ ナツ ココナツ アイ アイ アイ アイ 愛ランド〜 ♪ の超キャッチーなメロディ。

 考えてみれば、ここのサビって歌詞には、ほとんど意味ないんだよね。だけど、それを補って余りある、キャッチーさだよねぇ。

 プラス、そのあとの間奏部分のエレクトーンのいかにも「湘南サウンド」っていう大胆さもよかったしね。

 ま、とにかく、最後まで聴き手を掴んで離さないって言うような曲の作りですよね。



 だけど、この曲が売れてきたのは、リリースから2ヶ月経ってから。
 ま、CMが浸透してきたというのもあるけど、やっぱり、暑さが本番になってきて、一気にヒットして来たって言う印象が強いなぁ。

 しかし、このヒットで、チャゲは俄然忙しくなったよね。「ザ・ベストテン」では、石川優子と別々の場所で2元生中継でで歌ったり、いろいろやってたよなぁ。
 
 ただ、ヒットさせるつもりはあまり無かったようで、戸惑ったのは、チャゲ自身だったようですよ。
 このヒットで、このじき飛鳥とはすれ違いがあったようだし、なによりチャゲアスのツアーとの掛け合いの中でのソロ活動だったようですからね。

 そういう辛さもあってか、この曲は、その後ずっと、封印されたままであるようですね。
 すでに石川優子も引退しているわけだし、永遠にこのコンビでは「生」では歌われない曲になってしまいましたねぇ。

 でも、個人的な記憶ではこの曲を聴くと、あの暑い、かんかんでりの太陽とまっ青な空の景色が浮かんでくるんですよねぇ。

 その風景、イメージ、大胆な音使いは、その後のマルチマックスにもいかされているような気がするなぁ。




音量が小さいんで、ボリュームを上げて聴いてね。


よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ邦楽へにほんブログ村