1982_05_どきどき旅行_岩崎良美






今回の1曲セレクトは、「どきどき旅行」岩崎良美です。

 まずはデータです。

・タイトル    どきどき旅行
・アーティスト  岩崎良美
・作詞      安井かずみ
・作曲      加藤和彦
・編曲      清水信之
・リリース日   1982年4月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 34位
・売上げ枚数   6.3万枚


 えー、今回の1曲セレクトは、一般的に言って「知ってるヒトしか知らない曲」どぇす。


 岩崎良美「どきどき旅行」

 知らないよなぁ、ほとんどのヒトは〜。

 え〜と知ってる方は、同年代でも、結構な歌謡曲通だと思いますよあせあせ

 岩崎良美の曲を書くときはいつも書いてる気がするんだけど、大体において、岩崎良美っつったら、みんな「タッチ」しか知らないよねぇ〜、普通は。

 そんなところを聴いてるから、歌謡曲オタクなんて言われるわけです、ハイ。


 この曲って言ったら、やっぱ、「月刊明星82年6月号」の付録歌本「ヤンソン」の「近田春夫の新曲激評」だろうな。
 なんせ、けちょんけちょんに貶されてたからあせあせ

 「どきどき旅行」っつうタイトルからして、今から見ると、とっても「マヌケ」なタイトルなんだけどさ・・・ふらふら
だいたい、曲しらないヒトから見て、「どきどき旅行」なんてタイトルが来たら、どんな曲を想像します?

 なんとなく、なんかのパロディか? ・・・なんて思っちゃいません?

 いやー、ワタシもねぇ、この曲を当時、聴くまでは、そんなイメージがあったの。

 それがですねぇ、とってもマジメな「ハワイ旅行」な歌なんですねぇ。。

 まあ、「ハワイ旅行=どきどき」・・・っつうことで、「どきどき旅行」なわけです。

 だけどさ、今時ねハワイ行くくらいで「どきどき」するかぁ・・・ってツッコミが入りそうだけど・・・。

 まあ、それは、今から33年前のこと・・・。今よりはハワイ行く事はステータスな時代だったってことは、考慮してくだされ。。。


 たださぁ、近田氏もツッコミ入れてるけど、別にハワイでなくてもいいんだよねぇ。
 オーストラリアでもいいわけじゃんふらふら

 なんとなしに、行き先が「ハワイ」っていう必然性が全然見えないんですわ。この曲。

 曲の雰囲気がハワイっぽいから? うーーーむ、そういわれれば、確かに、それっぽいけど、これまたダサイんだよね。

 ハワイはハワイでも、「日本のハワイ」⇒「常磐ハワイアンセンター」(現スパリゾート・ハワイアンズ)っていうイメージなんだよねぇ。

 なんかさぁ、その辺が、いかにも「哀れ」な感じを受けたりしてふらふら
うん、端的に言って・・・・、売れないよね、この曲は・・・なんて、言い切れちゃったりする曲だったりして。。。ふらふら



ちなみに、岩崎良美さんは、この曲の前の「愛してモナムール」、そして、次の「VACANCE」は、良い曲なんだよね、これが。
 どちらもヨーロッパ系の佳曲なんだけど、このヒトの場合、ヨーロッパをイメージする曲が似あってましたね。
 この「どきどき旅行」は、下世話過ぎたよな。



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