今回の1曲セレクトは「渚のバルコニー」松田聖子です。
まずはデータです。
・タイトル 渚のバルコニー
・アーティスト 松田聖子
・作詞 松本隆
・作曲 呉田軽穂
・編曲 松任谷正隆
・リリース日 1982年4月21日
・発売元 CBSソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 51.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1982年5月3日〜7月5日付
えー、この間から「また 松田聖子デス」って何回も書いてる気がするんだけど、またまた松田聖子です。
松田聖子の場合、今の時期にヒット曲固まってるんだよねぇ〜。
・・というわけで、松田聖子の「渚のバルコニー」なんですが、この曲もまだ、書いてなかったんだなぁ。
うーん、以前も書いたけど、有名すぎると逆に書きづらいってのもあるからかもしれないし、もともと、この曲自体書きづらいって所もあったのかもしれない。
まあ、書きづらいっていうのは、今でも変わらないんだけどもね。
なんていうのかなぁ、書きたくなるポイントがいまひとつつかめない曲なんだよなぁ。
たしかに有名な曲なんだけども、いまとなってはどうしても一つ前の「赤いスイートピー」の陰に隠れちゃってる。
売れたのは、こっちの曲の方なんだけどね
♪渚のバルコニーで待ってて ラベンダーの〜 ♪
のサビの部分だけっいう感じがしないでもないし・・・。
何がいけないか・・・っていったら、全体的に見て曲に統一性がないんだよね。
上のサビの部分と、Aメロの
♪右手に缶コーラ 左手には〜 ♪ の部分
Bメロ(A’って言った方がいいのかな?)の
♪バカね 呼んでも無駄よ〜 ♪ の部分
それぞれにメロディのつながりがないんだよね。メロディがそれぞれが勝手な方向向いてたりして。
一番、それを感じるのが、上の
♪バカね 呼んでも無駄よ 水着もってない〜 ♪
からサビの ♪ 渚のバルコニーでまってて ♪ につながるメロディとコード進行のギクシャクさね。
うーん、どうなんだろうねぇ、アレンジャーの松任谷正隆氏も随分困ったんだろうね。こまった挙句なんか、ギクシャクした流れのままにしちゃった・・・っていう感じが、しないでもないよなぁ。
そうそう、月刊「明星」の付録歌本「Young song」の新曲激評のコーナーで近田春夫氏が、この曲について、↑のギクシャクしている部分を取り上げて「失敗作」てあるって言いきってましたっけね。
まあ、でも、サビの部分はやっぱり、強いよね。
結局は、この部分だけで700円中、600円払ってレコード買ったようなもんだもんなぁ。正直言って。
やっぱ、書きにくい時は聴いてもらうのが一番いいよね。
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