1979_05_燃えろいい女_ツイスト






今回の1曲セレクトは、「燃えろいい女」ツイストです。

まずはデータだっぺ

・タイトル    燃えろいい女
・アーティスト  ツイスト
・作詞      世良公則
・作曲      世良公則
・編曲      ツイスト 木森敏之
・リリース日   1979年4月5日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   41.0万枚
・ザ・ベストテン最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1979年4月19日〜7月19日放送分
・タイアップ:資生堂79年夏のキャンペーンソング

 この間から、80年代に入ってから「夏の曲」のリリース時期が早まってきた・・・なんて書いたけど、考えてみたら70年代にもすでにそういう曲があったんだよね。

 たださ、70年代の頃はリリースが4月でも、ベストテンに入ってくるまで時間がかかったり、そのまま夏までランクインしたままっていう曲が多かったんで、あんまりリリース時期に左右されなかった・・・っていうか、意識しなかった曲が多いんでないかなぁ。

 きょう引っ張ってきた曲もそういう曲

 燃えろいい女 / ツイスト

ですよ。

 はい、おまっとさんでございました、ようやく、この曲の登場です!

 なんて思ってるのは、きっとワタシぐらいなもんだろな

 なんせ、個人的には、この曲で「ヒット曲」っていう泥沼(爆)にどっぷりはまった・・・といっても過言でないくらいだもの。
 うん、その後の人生、この曲で決まってしまったねぇ、ワタシの場合。

 そのくらい影響力があった曲。

 だってさー、単純にカッコヨカッタんだもん。世良公則が

 よく、真似しながら歌ってたよなぁ。生意気にもガキのくせして、世良氏と同じ髪型してたんよ。髪の毛肩まで伸ばしてさ。
かじやん、当時小学4年生。充分、不良だったと思いマス、ハイ。

 で、まあ、ホウキかかえて

♪ もえろいい女〜 もえろナ・ツ・コ〜 ♪

ってやってましたねぇ〜。お楽しみ会とかで

あ、そうそう、当時、好きだった女の子の誕生会に呼ばれて、この曲うたったんだっけ。
「ナツコ」の所、好きだった女の子の名前にしたりして

今考えるとワタシ、当時はかなり節操なかったよなァ。
母親に、「年取るごとにあんたはスケールが小さくなるねぇ」なんて言われてるもの。
うん、それだけ、ガキの頃は恥も外聞もなかったのよね、ワタシ。


 ツイストってサウンド的にはドロクサイんだけど、人情味があるっていうか、骨太のこれぞサザンロックだ! っていうロックなバンドだったけど、こと、この曲に関しては、そのなかでもポップな方でなかったかな。

 でも、この季節、このテのサウンドがピッタリな温度感なんだよなぁ。

 で、なんていうのかなぁ・・・、うまく表現できないけど、エレキとエレクトーンの音色が一体となった骨太のこのグルーヴ感が、70年代フリークにはたまらないんですよね。

 これぞ70年代ロックだ、なんかもんくあっか! っていうような主張のようなものを感じたりして。

 たださ、かなり前にも書いたんだけど、レコードでは、ここにブラスが絡んでくるんだけど、これはなんでも安っぽすぎるよなぁ・・・っていう印象が強いんだよね。

 テレビでは、ブラスの部分はぬきだったんだけど、そのほうが断然にカッコイイ!

 この当時って、ロックの人たちはあんまりテレビには出なかったわけだけど、ロックBIG3といわれた、サザン、ツイスト、ゴダイゴは、積極的にテレビに出演してたからねぇ。 それぞれテレビで「魅せる」って事を考えていたよね。

 とくにツイストは、音は太っというえに、世良氏のアクションがカッコよかったんだよなぁ。まさにテレビ時代のロックスターだったよね。

 うん完全にロックもお茶の間の市民権を得てたよね。その意味ではツイストが果たした役割っていうのは、でかかったんでないかなぁ。

この曲は、資生堂の夏のキャンペーンソングでしたが、この時のモデルさんは小野みゆきさんでしたね。
 きりっと目が釣りあがった・・・っていうか、これ、真似してるお姉さん、当時たくさんいたよなぁ。
 ちょっと怖かったんだよね・・正直言って。。
 ちょうど、「口裂け女」が流行ってる頃で、なんか、想像しちゃったりしてさ・・・「ワタシ キレイ?」・・・「キャ〜〜〜」(爆)



 ヒット当時の映像が欲しくて、探してみたんだけど1つだけあった。もう1曲別の曲が混じっちゃってるけど、勘弁。 動画の3分25秒からが「燃えろいい女」デス。
 やっぱ、テレビバージョンの「燃えろいい女」は、カッコエエわ。
いまは、こういう男臭い骨太のバンドって居なくなったよね。みんな「草食系男子」のナヨッとした感じのボーカルで。



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