1985_04_常夏娘_小泉今日子






今回の1曲セレクトは、「常夏娘」小泉今日子です。

 まずはデータです。

・タイトル   常夏娘
・アーティスト 小泉今日子
・作詞     緑一二三
・作曲     幸幸平
・編曲     矢野立美
・リリース日  1985年4月10日
・発売元    ビクター
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  26.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1985年4月22日〜6月3日付

 ついこの間まで、「さみーよー」なんて言っていたのに、ここんところの「暖かさ」は一体なんなの? っていうくらい暖かかったよなぁ。
 ってか、昨日、一昨日と「暑い」くらいで。。 東京は連日の「夏日」になったようで。。。4月なのに「真夏日」になったところもありました、。

 全く異常気象やね、こうも気温の寒暖さが激しいと・・・。体か付いていかん。。。



 まあ、そういう日は「夏」っぽい曲でも持ってきましょうや。

 そういう、30年前にも、「4月」だというのに「夏」な曲があったわけだから。。

 うむ、小泉今日子の「常夏娘」や〜。

 なにせ、4月リリースなのに「常夏娘」よ〜。なに、この「季節度返し」なタイトルは。。って感じでふらふら

 いや、タイトルだけでなく、実際の曲も、完全に「夏仕様」な曲なっておりまして、これが、気分は完全な「ナッツ〜」なのですな、これが。

 まあ、これは、当時、あった「季節の先取り」のリリースっていう戦法なのですな、これが。
 うむ、この曲は85年の曲だけど、当時を振り返って、85年当時に始まったことではない。それ以前から、このテのやり方・・というか、季節の先取りって言う感じでの曲のリリースってのは、行われていたわけなんだけど、ことに、この頃の、段々と「無理」なリリースの仕方をしてきてたよなぁ。

 なんせ、杉山清隆&オメガトライブの「ふたりの夏物語」は3月リリースだったりしたりして。。「夏物語」なのにふらふらふらふら
 で、以前も書いたけど、岡田有希子が「Summer Beach」でしょ。これも4月。。。

 こんな感じで、季節先取りしすぎて、ちょこっと無理があんでねーの・・・って感じになってたのが、1985年のヒット事情ですわ。

 で、そんな無理な「季節先取り」の中でも、特に無理があんでねーの・・・って思えたのが、この曲だったりして。。。

 なんせ、4月なのに「常夏娘」ですわ。真夏の〜 ですわ。

 イメージわかね〜。 常磐ハワイアンセンターぢゃないんだから、4月に「常夏」といわれてもね〜 って感じだったりするじゃん。

 しかも、以前も書いたけど、この1985年の春ってさぁ、今年のように天候不順で、薄ら寒い日が続いてたのよ。 
 だから、余計にイメージがわかなくてさあ、なんかズレてるよな・・・って、思ったもんだよなぁ。

 これが、この前年の84年のように気温が高く、ピーカンな日が多かったら、また、別のイメージがわいたんだろうけどさ。


 だけんど、それでも、オリコンで1位。26万枚も売ったって言うわけだから、当時のキョンキョンの人気は、第一級品だったんだよなぁ。


 たださ、この年の「行きすぎ」に懲りたのか、次の年から、あんまり「過激」な季節の先取りっていうのは、なくなったんだけどさ。

うんにゃチューブがいたな、それでもあせあせあせあせ




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