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今回の1曲セレクトは、「君に胸キュン」Y.M.Oです。

 まずはデータです。

・タイトル    君に胸キュン
・アーティスト イエロー・マジック・オーケストラ
・作詞      松本隆
・作曲      イエロー・マジック・オーケストラ
・編曲      イエロー・マジック・オーケストラ
・リリース日   1983年3月25日
・発売元     アルファ
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   34.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1983年4月25日〜6月6日付
・タイアップ:カネボウ83年夏のキャンペーンソング

 さてさて、「君に胸キュン」でございます。
「胸きゅん」ですぞぉ、完璧に「死語」だよね、今となっては。リアルタイムで使ってたってヒトは、すでにアラフィフ世代だよなぁ、きっと。
えー、でもでも、32年前は「ナウ」(←これも死語!)かったんですっ 

 だけど、例の近田春夫氏にいわせれば、それでも、当時から「アナクロ」って言ってたよなぁ。「胸キュン」ってコトバ。その前の年が「赤道小町・ドキッ」だったじゃん。カネボウの夏のキャンペーンって。それと同じじゃん・・・ってわけですな。

 今は、もっと言葉の流行り廃りのスピードは速いけど、当時でも、さすがに1年も時間があれば、完全に流行り言葉なんて変わってたからねぇ。まあ、言われてみれば、たしかに、ちょこっと「アナクロ」だったかねぇ・・・っていう気もする。

 大体にして、Y.M.Oがいまさら「唄入り」の歌謡曲? ってことで、随分、批評してたのを思い出す。

 当時は、随分、キツイなぁ・・・なんて思ってたけどね。 うん、それでも最初は、なんとなく新鮮だったのよ、この曲。近田氏が言うほど、アナクロって感じもしてなかったし。なにより、曲の独特の温度感、湿気感っていうのが、ちょうど、「初夏」のこれからの季節にちょうどマッチしてた・・・って感じてたんだけどさ。

 BUT、BUT、今になってみれば、あの時、近田氏が言おうとしてたことがなんとなく理解できるようになったけどねぇ。
 ・・・っていうか、この曲、今まで聴きすぎて、完璧に飽きちゃってるってこともあるんだけど、たしかに、なんで「いまさら?」っていう感じもするんだよねぇ。

 「胸キュン」っていうコトバも、考えてみれば、それまで糸井重里氏が使い古していたようなコトバの使いまわしのような気もするし、なんで、いまさらそれを松本隆氏が持ってくるの? ・・・みたいな気もしたりするし。。

 まあ、化粧品のキャンペーンのキャッチコピーだからして、タイトルは、もともと決まってたんだろうけどさ、広告代理店のヒトが考えて。
 そうか、そう考えると、広告代理店の方でネタぎれしてたんだな、きっと。


まあ、そうは言っても、ヒットしちゃいましたけどねぇ、当時。

ちなみに、このときの目標が「シブがき隊」だったのよね。
ジャケ写もそれを意識してたとか。(ぜんぜん見えないけど。。。)



これ、当時のPVなんだけど、このPVは見た事あるな。地元の新星堂で結構頻繁に流れてたなぁ。


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