1978_04_横浜いれぶん_木ノ内みどり






今回の1曲セレクトは、「横浜いれぶん」木之内みどりです。

 まずはデータです。

・タイトル   横浜いれぶん
・アーティスト 木之内みどり
・作詞     東海林良
・作曲     大野克夫
・編曲     船山基紀
・リリース日  1978年2月25日
・発売元    キャニオン
・オリコン最高位 28位
・売上げ枚数  8.9万枚

実を言うと、今回セレクトした木ノ内みどりさんの「横浜いれぶん」は、掲載しようかどうか、ちょっと悩んだんだよね。そんなに超売れた曲でもないしね。
 でも、未だに知ってる方は知ってるし、70年代アイドルマニアの間でも根強い人気があるんで、一応、掲載しました。

 70年代アイドルって、実際知っているようで、意外と知らないんだよね、ワタシらの年代って。
 知っているのは、トップスターなアイドルな人たちだけで、ちょこっと二線級ともなると、あんましねぇ・・・って感じになる。まあ、名前くらいは聞いたことあるわ・・・って感じで。

 今日、ひっぱってきた、木之内みどりってヒトもやっぱり、そんな感じなんだよねぇ。 いや、少なくともワタシにとっては、そんな感じだよなぁ。
 ちょうど、ワタシが、ヒット曲を聴き始めて位の頃、このヒトなんかも居たんだけど、そこは、二線級アイドル(まだB級アイドルって言葉はなかったのですよん)の悲しさかな、やっぱし、曲は聴いたことなかったんだよなぁ。
 いやいや、実際は聴いてたんだろうけど、どうも、いまひとつ印象に残ってなかったりして。

 このヒトなんかは、やっぱし、ワタシより、もう一世代上のアイドルだったんだろうな。やっぱし「ぎんざNOW」世代だもんね、どっちかといえば。

 あ、あと「刑事犬カール」ですか。。このヒトって言ったら。。

 でも、ワタシとしてみれば、「刑事犬カール」は大場久美子だよなぁ・・とか思ったりして。。

 っつか、実際、このヒトの存在すら、結構、後まで知らなかったくらいだから、ワタシ。

 この曲の後、後藤次利氏と「恋の逃避行」事件を起こして、ゲーノー界から「失踪」するんだよね。 そのちょっと前にして、このヒト最大のヒットが、今日ひっぱってきた「横浜いれぶん」な訳だけども。

 タイトルの「横浜いれぶん」ってわざわざ「いれぶん」がひらがなになっているところは、さすがに松本隆氏だよな・・・って思ってたんだけど。。
 ありゃりゃ、この曲、作詞は松本氏ぢゃないんだ。。。うーむ、この曲の前まで松本氏が書いてたんだけどな。。。

 まあ、詞のことはあんまりよくわかんないんだけどね、この曲については。
 曲は、思いっきり70年代っぽい作りだよねぇ。大野克夫氏らしいというか。。思いっきりジュリーっぽいイメージで。なんつうのかな、上のジャケ写なんか象徴的だけど、カラーなイメージぢゃないんだよなぁ、ワタシなんかは。どうも、モノクロっぽいイメージが浮かぶな。

 その辺からしても、ワタシにとっては、一世代前かなぁ・・・ってイメージが出てくるんだけどさぁ。

 それと、完全なアイドルっぽい曲ではないんだよね、明らかに。やっぱ、当時の高校生〜大学生にファンが多かったっていうことからか、若干、曲調が大人びてる。
 アイドルというよりもニューミュージックよりな香りが強いんだよね。まあ、その辺は、70年代型アイドルが下火に向かっていた、当時の音楽界の世相を垣間見ることも出来たりするんだけどさ。

 まあ、いろいろな意味で、当時のゲーノー界のクロニクルをチラリと見ることが出来る1曲ですよ。



当時は、歌がヘタなアイドルの代名詞のような木ノ内みどりさんですが、今聴くと、意外にまともだったりして。


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