1983_03_Sing a Song_松山千春






今回の1曲セレクトは、「Sing a Song」松山千春です。

 まずはデータです。

・タイトル    Sing a Song
・アーティスト  松山千春
・作詞      松山千春
・作曲      松山千春
・編曲      奥慶一
・リリース日   1983年3月21日
・発売元     NEWS
・オリコン最高位 7位
・売上げ枚数   20.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1983年4月25日〜5月2日付
・タイアップ:コカ・コーラ83年キャンペーンソング

 さて、今日の1曲セレクトは・・・、ちょっと前に矢沢永吉の「82年のコカコーラ」キャンペーンソング、「YES MY LOVE」を書いたんだけど、今日は、1年時代を降りて、83年のコカ・コーラのキャンペーンソングと行きましょうかね。

 松山千春の「Sing a Song」

 いきなり、ロッケンローラーの矢沢永吉から、叙情フォークの雄、松山千春に飛んだ・・・って所、当時はよく理解できなかったなぁ。コカ・コーラっていうイメージからして、キャッチコピーでもある、「スカッとさわやか」じゃん。
 なんかさあ、叙情フォークっていうと、「濡れた」イメージなんだもん。 なんとなくイメージがずれてんじゃん・・・なんて感じてたねぇ。

 そういえば、昔、コカ・コーラとペプシコーラを比較するCMで、ロッロンローラーな音楽なペプシに対して、コカ・コーラではいきなり、モーリス・アルバートの♪フィーリング〜 ♪ が流れるCMがあったじゃん。

 この曲聴くと、まさにそんなイメージなのふらふらふらふら


 そういうわけでもないんだろうけど、この曲、例の月刊「明星」の付録の「ヤンソン」で、近田春夫氏からさんざん言われてたねぇ。

 ♪ Sing a Song〜 ♪ と ♪ いつも いつも〜 ♪ ばっかで、コラ・コラからガッポリ金もらって、それで納得してるんかねぇ・・・とかさあせあせ

 まあ、当時、松山千春、さだまさし、谷村新司については、いつも忌み嫌ってた面があった近田氏だから、こんな評はいつものことだったんだけどさ。

 たしかに、それも一理あったりするんだよね。ワタシもこれは、ちょっと手抜きすぎだろ? とか当時思ってたもん。
 ま、冷静に考えてみると、前の年のエーちゃんだって、ほとんど♪YES MY LOVE〜 ♪ ばっかだったから、どっこいどっこい・・・って言うところもあるんだけどさぁ。これは、おそらく「コカコーラ」側の意向でもあったんだろうな。キャッチーなコピーの繰り返し・・・っていうのは。
 要は、あくまでも宣伝用の曲だった・・・ってことだよね。この辺を近田氏は言いたかったんだろうけどね。


 それにしても、だから・・・か、今ひとつ、盛りあがりにかける曲だったりして。 半分近くは間奏だったりするし。。。
 今は聴くと、たしかに、その間奏部のギターとかサックスのフレーズを聴くと、「あ、いかにもこの時代だよね」っていうものを彷彿させてくれたりするけどさ。

 ただ、世論は厳しい・・というか、そんなところを、みんな見抜いていた・・というか、松山千春もこの曲が最後の「ベストテン」入りだったりするんだよね。
 だけんども、あれから32年経った今でも、「現役」なのは、サスガです。それだけ熱心な「千春フリーク」な人たちがいまでもいるって事だよねぇ。
 

動画ですが、コカ・コーラのCMのこのバージョンしかありませんでした。。。



あ、でも、この部分だけで、全体の90%くらいカバー出来てるから
はい、ほとんど、これのくり返しです。。。


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