1982_04_YES MY LOVE_矢沢永吉







今回の1曲セレクトは、「YES MY LOVE」矢沢永吉です。

 まずはデータです。

・タイトル    YES MY LOVE
・アーティスト  矢沢永吉
・作詞      ちあき哲也
・作曲      矢沢永吉
・編曲      クレジットなし
・リリース日   1982年2月20日
・発売元     ワーナーパイオニア
・オリコン最高位 8位
・売上げ枚数   34.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1982年4月12日〜5月24日付
・タイアップ:コカ・コーラ82年キャンペーンソング

 ザ・ベストテンに1度も出演しなかったアーティストって何組かいるじゃん。
 一時期さ、それらアーティストって、なんか好きになれなかった時期があるな。
 まあ、一種の宗教に暗示させていたようなもんかな。そそそ「ザ・ベストテン」教ってやつかふらふら

 「ザ・ベストテン」が絶対権力で、出演しないアーティストはアホだ・・・みたいなふらふら

 だから、一時期、南こうせつとか、チューリップとかオフコースとか、キライだったもの。ふらふら

 うん、もちろん、今は違うけどね・・・って、番組終了して、既に19年も経つって言うのに、未だに、それだったら、コワイけどね、逆にふらふら

 でもさ、なぜか、エーちゃんのこの曲は許せたんだなぁ。 まあ、このころ(1982年)になると、ラジオのチャートも聴き始めてたからさぁ、「ザ・ベストテン」が絶対権力っていう意識も薄れて来てたんだね。


 単純に、この曲が「かっちょよかった」っていうのもあった。

 実に単純で簡単な曲なんだけどね。・・・というか、基本的にエーちゃんの曲って単純な曲が多いのよ。

 でも、なぜか、磁石のようにひきつかれてしまう。なんでなんだろうね。
 逆に、単純だからこそなんじゃないかなぁ。

 この曲にしたって、イントロは、単に F→C7→F のコード弾いてるだけですよ。

 普通、プロのミュージシャンは、こんなシロートのような単純なコード進行はしてこない・・・はず。
 「シロウトぢゃ、ねーんだぞ、バカヤロー」で終わりなことが多いだろうし、第一、プロっていう「看板」を背負ってるわけで、少しはカッコ付けたくなるのが、普通ってもんじゃん。

 でも、エーちゃんの場合は、その辺も分かりきった上で、堂々とやってきちゃうから、カッコいいんだろうね。

・・・と言っても、この「YES MY LOVE」っちゅう曲、べらぼうに単純か・・・っちゅうと、意外とそうでもない。

Aメロの出だし

 ♪ いいさ ほんの 思い違い そうさ〜 ♪

の部分のコード進行だって、F→Faug なんて、サラリとひねくれた進行をして見せたりしてる

Bメロの

 ♪ 顔見知りの にがぽっさに 〜 ♪

の部分なんぞ、Gm7-5→C7-9→F→B♭m6→C7-9→F なんて、めっちゃクロウトっぽい、ひねくれたコード進行してますねぇ。

 うーん、これ、ホントにエーちゃんがアレンジしたのかしら? とか、ついつい思いたくなるんだけど、レコードにはアレンジクレジットが出てないんで、その辺のことがよく分からない。

 いずれにしても、いかにもシングルっていう、まとまった、インパクトのある分かりやすい曲ですよ。

 
 まあ、このころから、ワタシ、「コーラ中毒」だったからさぁ、「コカコーラ」のCMで当時バンバン流れてた、この曲が単純に好きになっただけかも知れんけど・・・。

↓ コレ



 蛇足だけど、最後のインストの部分の「口笛」の部分は、レコードと全く同じく吹けるのですよ〜。

 ・・・なんて、口笛吹けるヒトには、誰でもふけるような簡単なフレーズだけどさぁ。ふらふら

 口笛吹ける方はお試しあれ・・・。気分はエーちゃん、まちがいなし。。ふらふらダッシュ(走り出す様)衝撃


エーちゃんのライブ、2006年のROCK IN JAPANの大トリときにこの曲歌わなかったのよ〜。。。ぶーぷっくっくな顔
でも、去年、再びROCK IN JAPANに出た時は、この曲歌ったみたいね。。。
 しかもチケット取りながら、雨風予報が出てて、行くの躊躇ってしまった8/9のステージで・・・。

どうもワタシは、この曲は生では見れない運命なのかも。。。


 

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