今日の1曲セレクトは、「渚のはいから人魚」小泉今日子です。
まずはデータです。
・タイトル 渚のはいから人魚
・アーティスト 小泉今日子
・作詞 康珍化
・作曲 馬飼野康二
・編曲 馬飼野康二
・リリース日 1984年3月21日
・発売元 ビクター
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 33.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1984年4月2日〜5月21日付
今回引っ張ってきた曲は、小泉今日子の「渚のはいから人魚」。
ほんとはね、違う曲を持ってこようと思ったんだけど、思うところがあって、この曲をば。
あ、そういえば、さっき帰宅の電車の中で中吊り広告見てたら、キョンキョンって独立したんだってねぇ。怖い系の某Bプロから。 デビューして34年目にして何があったんですかねぇ。
・・・・ということで。。。。
この曲は、キョンキョンの「おバカ」ソングである。
あー、よーするにー、最近で言えば、大塚愛の「おバカソング」と同類項ということですヨ。
そそそ、大塚愛で言えば、「さくらんぼ」とか「HAPPY DAYS」がこの「渚のはいから人魚」とか、前の年の「まっ赤な女の子」に当たるんじゃないか・・・って思ったんだよね。
うん、そんな感じしません? わたし的にはそう感じたんだよね。
まずもって、なんか、次元が違うんだよなぁ、この曲。
勢いって言うところもそうなんだけど、たんなる「アイドルソング」じゃないような気がするんだよねぇ。このブッ飛び用は。
♪ 渚のはいから人魚 キュートなヒップにズキドキン〜 ♪
ですよ〜。いきなり先制パンチだよね。
そのまえにイントロの最初から、なんなんだ、この勢いは!?
っていう感じで・・・・。 ある意味、筒美京平作品を越えた、馬飼野作品だよなぁ。
ちなみに、この曲はキョンキョンが、デビュー9曲目にしてオリコンで初めて1位を獲得した曲。ついでに言うとオリコン史上200曲目の1位獲得曲。
で、もって、この曲の前の「艶姿ナミダ娘」初めて30万枚越えを記録した上で、次に弾みをつけた曲。
うん、「次に弾みをつけた曲」っていう上でも、大塚愛の「おバカソング」との共通項もあるんじゃないかな。
うーん、そうしてみると「おバカソング」っていうのも、悪い事ではないんだよね。
こういう「おバカソング」って、まず、普通の感覚ではなかなか出来ないと思うんだよね。そういういみで保守的な感覚では出来ないんぢゃないかなぁ。だから、意外と新鮮に感じるんだよね。
まあ、やり過ぎても飽きちゃうんだけどさ。ほどほどに使う分には効果があるんだよね。
で、やるなら、徹底的にやるっていう姿勢が大事だろうね。中途半端だと、これほどツマンナイもんはないと思うし。
などと、散々「おバカ」ソングって書いちゃったけど、そう言ってるワタシ、本当はこの曲、好きだったのよね。
ヒット当時、まあ、何回聴いたかなぁ・・・ってくらい聴き倒してたもんなぁ。イントロの最初の音からインストの最後位の音まで、メロディ、対旋律、合いの手・・全部ソラで歌えちゃうますよ・・・ってくらい。
ま、いずれにしてもこの曲を皮切りに、この年はリリース曲全て30万枚をオーバーさせたし、キョンキョンにとって、この先のターニングポイントとなった1曲って言えるだろうねぇ、この曲は。
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