1989_02_Runner_Bukufu slump







今回の1曲セレクトは、「Runner」爆風スランプです。

 まずはデータです。

・タイトル    Runner
・アーティスト  爆風スランプ
・作詞      サンプラザ中野
・作曲      ファンキー末吉
・編曲      BAKUFU-SLUMP
・リリース日   1988年10月21日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数   34.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1989年2月13日〜5月1日付
・タイアップ:HITACHI「MASTACS」CM曲


 さてさて、今回の1曲セレクトは、「Runner」 爆風スランプ。

 ところで、なんで、この曲を引っ張ってきたのか・・・っつうと、確かに、時期的に見て、ちょうど、「今頃」ベストテン入りした曲っつうこともあるけど、昨日、吉幾三の「雪国」を書いたように、この曲も、「実は紅白効果」でのヒットなのだ〜・・・っちゅうことで、「紅白効果」なヒット曲っていう絡みで、引っ張って来ようと思ったんだよね。

 いや、これは、結構、すでに、みなさん忘れてるんじゃない? 結構、盲点だったでしょ。
 
 そそそ、BAKUFU-SLUMPって、「なぜか」、1988年の紅白歌合戦にこの曲で初出場してるんだよね。
 それまで別にヒットらしいヒットなんて出してなかったのにねぇ。。

 とりあえず、wikipediaによると、そのころNHKで放送してた「ジャストポップアップ」って番組に出演して、この曲を演ったところ、大変な反響があったため、紅白にも出演した・・・ってあるけど、まあ、真偽がどの程度なのかは不明。
 
 すくなくとも88年の時点では、初登場は10月30日付で30位だったものの、1ヶ月後には100位から姿を消した・・・ってこと、なんだよね。

 BUT BUT 紅白出演直後、再ランクインするやいなや、みるみるランキングを駆け上がり、初のベストテン入りまで果たしてしまったっつう、モロ紅白効果を受けた曲ですわ。

 うん、言われてみれば・・・・って感じですかねぇ、ここ読んでくれてる方達にとっては。。あせあせあせあせ


 とろこで、この曲ってさ、当時、脱退を表明してた、ベースの「江川ほーじん」に捧げる曲だったんだってねぇ。これ知らなかったなぁ。
 ちょっと前に、やっぱりNHKで、日曜日の深夜に放送してる「私が子供だった頃」にサンプラザ中野氏が出演したときも語ってましたねぇ。

 ちなみに、江川ほーじん氏は、1989年1月9日の武道館ライヴを最後に、正式に脱退・・・ってことなんで、88年の紅白には出演してたってことか・・・。
 まあ、結果なんだけど、実際、ベストテン入りして、いろいろと音楽番組に出演するようになってからは、この曲、いろんなヒトがベース弾いてたよねぇ、「ピンチヒッター」で。

 でも、なんだかんだ言っても、CDでオリジナルを弾いてる、江川ほーじん氏が一番うまかったりして。。って当たり前か。。。

 たださ、この曲、モータウンのめっちゃ癖のあるリズムだったじゃん。あのころ、モータウン系って、ちょっとしたブームだったんだよね、J-POPでは。でも、結局、あんまりうまく弾けるベーシストは、まだ、いなかったってことだよなぁ。

 あ、同時期では、プリプリの「Diamonds」は超定番だけど、やっぱし、最初はぎこちなかったもんねぇ、ベースの渡辺さん。


 しかし、この曲はいつ聴いてもテンションが上がるな。

 ♪ 走る走る おれたち〜 ♪ って流れただけで、がむしゃらに何かやらなきゃいけない・・・って気分になる。。。。 もうね、困ったもんだね。

 長年、高校野球の「応援」に使われているっていうのは、よく分かるわな。




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