1985_02_銀河の神話_田原俊彦






今回の1曲セレクトは、「銀河の神話」田原俊彦です。

 まずはデータです。

・タイトル    銀河の神話
・アーティスト  田原俊彦
・作詞      吉田美奈子
・作曲      呉田軽穂
・編曲      松任谷正隆
・リリース日   1985年2月1日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   14.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1985年2月18日〜2月25日付

 え〜、ここのところ、田原のトシちゃんの曲は、ちょくちょく書いてるんだけど、今回の曲は、もしかすると、
知ってるヒトしか知らないかもなぁあせあせ


 銀河の神話 /田原俊彦

・・・ね、知ってるヒトしか知らないでしょexclamation & question

 はじめ、この曲より1年前の「チャールストンにはまだ早い」にしようかと思ったの。
 でもさ、なんか、「当たり前」すぎてインパクトがイマイチ少ねーな・・・と思いつつ、マイナーな曲を持ってきてしまいました。

 うーん、今のワタシ的には、この「銀河の神話」の方が頭に浮かんでいるインパクトが強いから・・・っていう理由もあるんだけど・・・。


 一般的には、なじみがすっかり薄くなっているこの曲だけど、意外にもオリコンでは最高2位まで行ってるんだよね。これも意外っちゃ意外か。 まあ、まだ、「瞬間」的な力はあったということだ。

 しかも、このなじみの薄い曲、作詞、吉田美奈子、作曲、呉田軽穂、アレンジ、松任谷正隆・・・・というとってもティンパンアレー系のスゴイ人たちが作ってたりする。

 うーん、でもどうして、売れなかったんだろうねぇ。やっぱり、松田聖子のようにはうまくマッチング、しなかったんだろうな、当時のトシちゃんには。

 でも、どうして、どうして。今聴くといいんだよね、これが。 なんか、凄く味があるように聴こえる。

 当時、あんまり積極的に聴いてなかったからかなぁ。だから、かえって新鮮味を感じるんだよね。

 ただやっぱし、メロディラインのインパクトは弱いわな。松任谷正隆氏の、岡田有希子の「二人だけのセレモニー」でも見せたような、宇宙的な幻想的な広がりは、この曲でも生きているんだけどね。
 何分、メロディがねぇ・・・・。呉田軽穂女史も、どれだけホンキで書いたのかよくわかんないんだよなぁ。

 松田聖子の時のような本気度がいまひとつ。やっぱし、松田聖子の時は、松本印のブランド「詞」が光ってたからなぁ。。。

 それに比べると、作詞、吉田美奈子ねぇ・・・。うーん、山下達郎氏には、通用しても、どうもトシとのマッチングは、あんまりしっくり来ていなかったような・・・。やっぱねー、山下達郎との付き合いは長いからな。アイドルになんて、ほとんど詞を書いたことなかったしねぇ。

 トシの場合は、何処か、「スットンキョウ」なところが合った方が、シックリくるみたいだね。ある種、実験的、冒険的な・・・。
 この曲のように、まとまってると、どうもスケールが小さくなってしまうようなところがあるんだよなぁ。
 そういう意味では、このヒトの場合は、やっぱり宮下智女史にかなうヒトはいなかった・・ってことだろうなぁ。





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