1987_02_男のコになりたい_酒井法子






今回の1曲セレクトは、「男のコになりたい」酒井法子です。

 まずはデータです。

・タイトル     男のコになりたい
・アーティスト   酒井法子
・作詞       三浦徳子
・作曲       Frankie.T
・編曲       荻田光雄
・リリース日    1987年2月5日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位  6位
・売上げ枚数    4.8万枚

 うーん、なんか、いきなり「男のコになりたい」なんて、タイトル出しちゃったりすると、「筆者は、ついに女になっちまったか・・」なんても思われたりしたりする? あせあせ
 
・・・あ、しない、やっぱり・・・。ふらふら

 ハイ、ワタシは生まれたときから「男のコ」どぇす。 ふらふら


・・・なんて、あと半年もすれば46歳になるオッサンが書くことぢゃねーわな。。。あせあせ

 
昨今は、すでに「オタク」も「萌え〜」も、すっかり市民権を得て、日本の「文化」とまで、昇華してしまったような気もするんだけど、「オタク」、「萌え〜」系って、遡れば、どこに行き当たるんだろう・・・とか、思っちゃったりしてね。

 「おニャン子クラブ」? ・・・・うーん、確かに80年代アイドル「最終兵器」な存在ではあったけど、もう一つ「萌え〜」にはつながらかないような気がするな。「オタク」には行き当たるけど・・・。

 ・・・と思いながら、あれ? これはどーお? っていう曲にたどり着いた。


 男のコになりたい  /酒井法子


はい、言わずと知れた、酒井法子のデビュー曲どぇす。

 だってさ、考えて見れば、あのころ「ノリピー語」とかあったじゃん。「マンモスウレピー!」とか。。。。ふらふら

 いやいや、今じゃ「死語」だねふらふら

 考えて見れば、酒井法子って、あのころの「萌え〜」系番組だった、TBSの「モモコクラブ」から出てきたんじゃん。

 そそそ、フジテレビの「おニャン子」に対抗して、TBSが作った、アイドル発掘番組・・・というか「萌え系」番組。
(当時、日曜11時〜11時30分放送)

 そんな意味からも、ここが「萌え〜」の発射地点ぢゃねえかな・・・と思ったわけです。

 
1987年2月19日放送の「ザ・ベストテン」

10位 男のコになりたい  /酒井法子  
9位 STAR /浅香唯

っていう時があった。この時、二人とも同時に「ベストテン初登場」で、並んで登場したんだよね。

 でもさ、あの時は、何にも感じずに、「おー、初登場だ〜」くらいにしか見てなかったけど、今から考えてみると、その後の価値観が全く違うアイドルが同時に登場したんだな・・・って思うなぁ。

 方や、浅香唯⇒80年代アイドルの典型。このころが丁度、アイドルとしての成熟期。


 方や、酒井法子。80年代アイドルからだっぴして、今に続く、「萌え〜」キャラアイドル。


 でもさ、あの頃は、まだ、「萌え〜」キャラも一部の「おたく様」のものだったのよね。

 証拠に、浅香唯は、この時の「STAR」を足がかりに、ほんとに「アイドルスター」に駆け上っていく。
 一時期、南野陽子、工藤静香、中山美穂とならんで、アイドル四天王なんて呼ばれてたもんね。

 方や、酒井法子は、依然として「低空飛行」を続けていく。つまりさぁ、「大衆然」とはしてなかったわけ。

 だけどさぁ、アイドル四天王とまで呼ばれて、一時期スターダムの第一線にいた、浅香唯が、その後、一気に転落して、酒井法子が未だに、一線で活躍しているところを考えると、時代の流れってヒニクなもんだよねぇ。

 あの時、「売れすぎなかった」のが長続きしてる要因の一つでもあるのかもしれないけど、うまい具合に「女優」にシフトできたからなぁ。

「萌え〜」のころから見てきている者にとっては、変われば変わるもんだよなぁ。

まあ、近年は「いろいろ」ありましたけど・・・ノリピーも。



 え? 肝心の「男のコになりたい」の曲の中身は?

・・・・・むー、難しい質問だ・・・・。

 はい、一言で言って、そつのない「80年代アイドル」の曲です。

 とりあえず、イントロの16分音符で、くるくる回ってるシンセはインパクトあるかな。。。って感じですかね。



・・・ということで、「モモコクラブ」より。
あーら、80年代末期のB級、C級アイドルがいっぱい・・・。


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