今回の1曲セレクトは、「センチメンタル」岩崎宏美です。
まずはデータです。
・タイトル センチメンタル
・アーティスト 岩崎宏美
・作詞 阿久悠
・作曲 筒美京平
・編曲 筒美京平
・発売元 ビクター
・発売日 1975年10月25日
・オリコン最高位 1位
・売り上げ枚数 57.3万枚
・THE HICHART HOT30最高位 1位
・オリコンベストテンランクイン期間:1975年11月10日〜1976年2月2日付
昨日から、このブログでも書いているように、ブログの「本店」として、ワタクシめが運営しております、「THE HITCHART NOW AND THEN」というサイトのヒットチャートが、開始以来、今週のランキングで2000回目のランキングとなりました。
開始が1976年1月12日付なので、約40年分のチャートデータベースが出来上がったことになります。
その第1回めランキングで、「1位」だった曲が、今回セレクトしてきた、岩崎宏美さんの「センチメンタル」なんですよね。
この曲は、岩崎宏美さんにとっては、前年のデビュー曲「二重唱」から、3作目。 この前の曲が本格ブレイクとなった「ロマンス」で、「ロマンス」の大ヒットを受けてのシングルという訳ですわね。
で、まあ、前作「ロマンス」が88万枚の大ヒットとなったことから、この曲も同じような「路線」継承という感じで、当時流行ってた、ヴァンマッコイの少し黒っぽい、ソウルフルなディスコサウンドを下敷きにしたポップスに仕上がってたりします。
まあ、この手の流行りのサウンド取り入れることには天才的だった、筒美京平氏らしい作品と言う感じですかね。
ただ、前作の継承ということで、必ずしも前作から「新しい」エッセンスを取り入れたわけではないんですけどね。
そういうことで、この曲に関しては、あんまり新鮮味は感じず、逆にいえば、「ロマンス」に比べるとあっさりしてるな・・・っていう印象が強いかな。
当時、幼稚園年長組だったワタシだけど、確かに「ロマンス」は、よく覚えてるけど、この曲は、後年にいろいろとヒット曲の事を遡って調べるまで、知らなかったんだよね。
まあ、たしかに、デビュー曲から続けて聴いてくると、当時のアイドルポップス・・・例えばね山口百恵とか桜田淳子の曲に比べると、ちょっとバタ臭いところは、筒美氏らしいなとは思えますけどね。
ちなみに、こちらが、「センチメンタル」が1位を取った時の第1回目、1976年1月12日付のランキング
今週 | タイトル | アーティスト | トータルポイント |
1 | センチメンタル | 岩崎 宏美 | 9281 |
2 | あの日に帰りたい | 荒井 由実 | 9148 |
3 | なごり雪 | イルカ | 8357 |
4 | 白い約束 | 山口 百恵 | 7987 |
5 | 俺たちの旅 | 中村 雅俊 | 7801 |
6 | めまい | 小椋 佳 | 7137 |
7 | 傾いた道しるべ | 布施 明 | 7060 |
8 | ゆれてる私 | 桜田 淳子 | 7027 |
9 | 青空ひとりきり | 井上 陽水 | 6859 |
10 | バイバイベイビー | 郷 ひろみ | 6650 |
今のヒットチャートに比べると、実存的な感じがしますね〜。
いかにもヒットチャート・・・という感じで。。。
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