1999_01_ラストチャンス_something_else






今日の1曲セレクトは、「ラストチャンス」Something ELseです。

 まずはデータです。

・タイトル    ラストチャンス
・アーティスト  Something ELse
・作詞       Something ELse
・作曲       Something ELse
・編曲       森俊之 Something ELse
・リリース日   1998年12月23日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   99.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1999年1月11日〜2月15日付

 今回、引っ張ってきた曲は、Something ELseの「ラストチャンス」。
 うーん、いろんな意味で、自分にとって今年は「ラストチャンス」だと思っているのね。
 なにぶん、ここんところいい事全然ないし、年齢的にもねぇ、いろいろと勝負するには「ラストチャンス」だと思うわけで。。。
 
 たださあ、この曲って結局、当時アーティストとして「崖っぷち」だった、自分たちを歌ったもんだったでしょ。
 で、たまたま日テレの「雷波少年」に拾われて、崖っぷちでこの曲をリリースして、それが当たった。。。と。

 当時は、まだテレビの力は絶対的だったかんね。何分、「タイアップ」が曲のヒットを決める時代だったから・・・。

 そして、音楽業界のCD売上げは史上最高を記録、業界バブルも最高潮だったのもこの年。・・・浮かれまくってたよな、きっと。
(ちなみに、ワタシャ、まだ、堅気の業界にいたんで、当時の音楽業界内のことは実際には知らない)

だってさ、この曲でさえ、約100万枚売れたんだよ。今からしてみれば信じられないよね。

 今は・・・まあ、未だにタイアップの威力は残っているけど、あの時期に比べると、あにも図らんやって感じだしな。

 あれから16年・・・。CDが売れなくなったし、あの時の威勢のよさはどこ行っちまったんだ・・・っていう状況だしな。音楽業界。

だからさ、業界中が浮かれまくってたこの時代だったからこそ、真面目に「音楽」作りをしてくればよかったんですよね。
 

 でさ、いまもそうなんだけど、「企画」的に作った曲って、個人的には、あんまり感心しないんだよねぇ。
 所詮は「企画」曲であって、アーティストの力、楽曲のよさで売れるってところは少ない場合が多いじゃない。

 どうもね、企画に沿って無理やり作りました。。。って感じがどこか拭えなくて。。。


 でもね、この曲は、とりあえず良かったよ。「火事場の馬鹿力」ぢゃないけど、そこそこは、ヒット曲らしくは出来てると思った。

 ただ、プラスして、ここまで持ち上げられて、これから大変だな、このヒトたち・・・とも思ったなぁ。

 上でも書いたけど、アーティストの自然的な人気の上昇あったなら分る。

 でも、所詮は、テレビの企画で持ち上げられたユニット。その「後ろ盾」がなくなったら・・・・。
 ってことだよね。

 その点、テレビって残酷なメディアだと思ったな。この曲のヒットが沈静化したとたん、既に「過去のヒト」ごとく・・・な感じになっちゃったじゃん。「はい、お疲れちゃん」って感じでさぁ。

 ホントだったら、持ち上げたなら持ち上げただけの責任も取らなきゃいけないと思うんだよね。その後もメンドウみるとか。。。
 日テレってそのあとも、このヒトたちのメンドウ見てたの? ・・・ととと、あ、けっこう見てたのね。それは結構あせあせ

 でも、突然頂点に立ったアーティストの悲しさかな。結局は、この曲の後は、旧失速してしまう。

 やっぱり、この曲が彼らにとっての「ラストチャンス」だったのかな。


 まあ、そうは言っても、1曲でも「1位」をとれたアーティストも、世の中に一掴みも居ない訳だけれど。。。。


蛇足・・・・でも、この曲のミックスダウンの音割れだけはなんとかしてくだされ・・・。
 とっても、音が「荒い」のでーす。いかにも「急ごしらえ」しました・・・と言っているようで・・・。聴いてて「不快」なんだよなぁ




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