今回の1曲セレクトは、「Love,Day After Tomorrow」倉木麻衣です。
まずはデータです。
・タイトル Love,Day After Tomorrow
・アーティスト 倉木麻衣
・作詞 倉木麻衣
・作曲 大野愛果
・編曲 Cybersound
・リリース日 1999年12月8日
・発売元 GIZA studio
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 138.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:2000年1月24日〜4月6日付
先ほどアップした、「愛は風まかせ」から一気に年代を下りますよ〜。2000年の今頃のヒット曲。
・・・と言っても、あれから15年も経つんだな。、
考えて見れば、自分の「サイト」を作って、サイト管理人をはじめたのが、15年前の今ごろ。ちょうど、この曲がヒットのピークだったころだ。
この年は個人的には、いろんなことがあった年だったな。上記のように「サイト」を立ち上げたのが一つ。その前に、サイトを立ち上げるために、思い切って「仕事を辞めた」のが前年の12月31日。(実際は有給休暇消費のため、この年の2月まで在籍)
・・・で、1ヶ月間缶詰になって、突貫で作ったんだ、自分のサイト。
まあ、個人サイトの為に仕事辞めちゃうヒトもいないと思うんだけど、伏線があったんですよ。サイトを運営するからには、本格的にネットワークの勉強をしようと・・・・。
で、ネットワーク管理者の勉強をするために、専門学校に通い始めたんだよね。それが、この年の4月。
で、本当なら、自分家でサーバーたてて、管理しようと思ってたんですよ。そのためにUNIXを習得しようと思って専門学校に通ったんだけど・・・。さすがに実際にやって見て管理の手間を考えたら、そこまでは出来ずに、レンタルサーバーを借りたんだけど。。。
とりあえず、LinaxとFreeBSDで、メールサーバー、Webサーバー、その他、ファイアーウォールまで、一通り立てられるようになったんだけど、もう、忘れちゃったな。大体において「コマンド」からして、忘れちゃったし。 まあ、この知識と経験が、この後の某着メロサイト運営会社で役に立ったから、元は取ったんだけどさ。
その他、いろいろ経験したな。サイトを立ち上げたことで、たちまち人脈が広がったのも大きかったな。そのなかには、今もマイミクさんとして付き合っている方もいらっしゃるし、すでに縁が切れちゃった方もいる。
その他、サイト運営のノウハウ、楽しさ、怖さを一通り学んだ1年だったですよ。Yahooのディレクトリカテゴリに登録してもらったり、雑誌にも、日経エンタ他、何回か取り上げてもらったな。
まあ、言ってみれば、ネットワークの世界にどっぷりはまった年が、この年だったってことかな。
そんな年の初めの頃、突然現れたのが、今日引っ張ってきた、倉木麻衣の「Love,Day After Tomorrow」だったな。
いや、正確に書くと、既に、リリースした前年の12月の中旬には、この曲知ってたんだけどね。
初聴の感想・・・・・なんじゃこれ、宇多田のパクリやん。。。。
・・・とまあ、たぶん、大方の方が感じたことと同じじゃないかなぁ。
で、この曲は、「パクリ」として、宇多田と同じくらい、売れるかどうか・・・なんて、例の自主サークル「オリコンチャート研究会」で、「議論」したのが、丁度、今ごろだったな。
兎に角、個人的には、ウサン臭くてねぇ。。。ばったもんの宇多田ヒカルみたいでさ。
このヒトの経歴からして、ちょっとウサン臭かったんだよね。確かアメリカ帰りで、アメリカでも注目されてたんぢゃなかったっけ?
(まあ、たしかにアメリカのインディーズからリリースしてるんだけど)
最初、その話を聴いた時、どれだけ、ウタ、ウマイんだろう? 本格的アーティスト登場? とか、思ったもんよ。
そしたら何よ、アイドル系じゃん。。。。
同時に、なるほど・・・と思ったんだけど・・・。ビーイング系らしい売り方だな・・・と。
実際は、千葉の船橋出身で、松戸の「聖徳大学付属中」から、関西のGIZAからデビューってことで、京都の「立命館大学宇治高校」に転入したっていう経緯があるんだよね。
まあ、これが、90年代のビーイング全盛期だったら、大黒摩季と同じようにZAINからリリース、わざわざ京都に転入しなくて済んだんだろうけど。。。。
兎に角、パクリのビーイングだったからなぁ。前にも書いたように、B'zをブレイクさせたのも、TM NETWORKのパクリからだったし、だとしたら、1999年彗星のように大ブレイクした、宇多田ヒカルを「模倣」して、売り出す戦法も充分、隙があったわけだ。
ただ、この曲と経歴はちょっとやりすぎじゃねぇか・・・とも思ったけどね。
特に
♪ 降り出した雨 優しくさせるよ きっと約束した日には〜 ♪
の言ってみれば、Cメロの部分。ここは、完璧に宇多田を意識してるよね。
・・・なーんて、いろいろ書いてる割には、個人的には、結構、この曲気に入ってたりする。
なんだかんだ言って、こんな風にいろいろ「詮索」したくなるような曲は、胡散臭かろうがどうだろうが、やっぱり、どっか引き込まれるんだよね。・・・というか、引き込まれている自分がいたりさ。
ここから何曲か、大ヒットを飛ばしてるけど、この曲の「アク」の強さを持った曲はなかなかでなかったのも事実。やっぱり、この曲をデビュー曲に持ってきた「ビーイング」の売れる楽曲に対する戦略の読み・・・っていうのは、なんだかんだ言っても的確なんだよね。
個人的に、倉木を全面的に認めたのは、次の年、2001年の「Stand Up」からかな。
「Love,Day After Tomorrow」の「呪縛」が完全に抜けて、まったく新しい「倉木」が見えたとき、やっとこのヒトを認められるようになったんだなぁ。
個人的に、(生活面で)かなり苦しい時期だったんだけど、それを忘れさせてくれるような爽やかさもあったし。。。
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