1982_01_浮気なパレットキャット_ハウンド・ドック






今回の1曲セレクトは、「浮気なパレットキャット」ハウンド・ドッグです。

 まずはデータです。

・タイトル     浮気なパレットキャット
・アーティスト   ハウンド・ドッグ
・作詞       相沢行夫 木原敏雄
・作曲       相沢行夫
・編曲       後藤次利
・リリース日    1982年1月1日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  19位
・売上げ枚数    13.6万枚
・タイアップ:コーセー82年春のキャンペーンソング 

 「1月のヒット曲」も、ここまで大分書いてきたからね、「これ」と思える曲も少なくなってきた。。

・・・で、困ってたんだけど、こぼした曲もあったんだよね。

 浮気なパレットキャット  /ハウンド・ドッグ

やべ、このレベルまで落ちると、どのくらいの方が覚えてるか、ちょっと不安。。。
 
 まあ、知ってる方は知ってますよね。

 ハウンド・ドッグ。現在もアーティスト名がどうのこうので、分裂が続いてるの?

 このヒトたちって、昔からそうなんだよねぇ。大友康平氏の我が強いのかなぁ。

 この「浮気なパレットキャット」を歌ってた頃のメンバーもすでに半分以上、いなくなってたりする。
・・・というか、この曲がヒットした翌年には、すでに、ドラム、ベース、ギターのメンバー3人も脱退してるんだよね。

 だから、この曲のジャケ写を見ると、今では全く存在しないメンバーが写ってたりする。

 紆余曲折奈バンドだよなぁ。

 だいたい、この曲から3年もヒットが無かったんだよね、このヒトたち。
 ただ、普通、そこまでなったら、解散しちゃうと思うんだけど、新たなメンバーを向かえて、「ff」のヒットから快進撃をはじめちゃうんだから、ポジティヴ志向っていったらそうなんだろうな。


で、この「浮気なパレットキャット」だけど、「ff」以降の汗臭い、ドロ臭いロックバンドなイメージがある方は、ちょっと想像しづらい曲調かなぁ。

 これが、ロカビリーなんだよね。まるっきりの。ツイスト&シャウトしちゃいそうな、ごきげんなナンバー(⇒うわ、いまや死語だぜよ、この表現)。

♪パッパッパッ パレットキャット きまぐれ子猫 あの娘は浮気なパレットキャット〜 ♪

 なんて、とっても、浮かれた詩だったりして・・・。

 まあ、コーセー化粧品のキャンペーンソングだったら、ちょっとダサメな詩を織り込んだってところなんだろうけどさ。

 だいたい化粧品のキャンペーンソングってそんなもんジャン。まえ書いた中原めい子の「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね」だって、今、ぱっと見たら、なんじゃこれ? でしょ。あれと同じ。
 言葉がキャッチー過ぎて、後になったら「笑える」ってパターンね。
でも、その分、その場の雰囲気で「なんだこれ?」って振り向いてくれるって言うのかなぁ。

 まあ、もともと、広告代理店が考えた、キャッチコピーを織り込んで・・・って言うのが、定番だからなんだろうけどさ。

 この曲も「浮気なパレットキャット」っていうのは、もともとあったキャッチコピーなんだろうね。

 なんで? パレットキャット?

 理由は簡単。あのころ、「なめ猫」ブームで、ニャン子がトレンドだったから・・・ってところでしょう。



この後の「ff(フォルテシモ)」とか「ROCS」あたりからハウンドドック知ったヒトには、ちょっと驚きかなぁ


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