1985_11_なんてったってアイドル_小泉今日子






今日の1曲セレクトは、「なんてったってアイドル」小泉今日子です。

 まずは、データでーす。

・タイトル    なんてったってアイドル
・アーティスト  小泉今日子
・作詞      秋元康
・作曲      筒美京平
・編曲      鷺巣詩郎
・リリース日   1985年11月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   28.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1985年12月2日〜1986年2月3日付

 さてさて、本日もキョキョンと行きます。怒涛の3連荘ですが、さすがに、続けて書くのもなんなんで、とりあえず、今日でひとまずキョンキョンは一区切りということで、この時期のサイゴとしては、やっぱり、一番の「問題作」をということで、この曲を引っ張ってまいりました。

 兎に角、この曲は衝撃的でしたね。よく言えば、アイドルに対する「警鐘」、悪く言えば、80年代アイドルに対しての「自爆」ってところでしょうか。
 
 弁護的に書くと、「アイドルも一人の人間。操り人形じゃなくて、自発的に行動したい」っていう自らの宣言ってもいえますけどね。

 ただ、やっぱり、「アイドル」っていうからには、語源的には「偶像」だからして、「自発的」なのは、アイドルとはちゃうんぢやないかなぁ・・とも思えるわけです。

 それと、もう一つとれるのは、おニャン子に対してのアンチテーゼってことかなぁ。
 「私はスターなのよ! あんたたちみたいな となりの○○子ちゃんとは違うのよ!」という強烈なメッセージとも取れますわね。

 しかも、詞は、おニャン子の仕掛け人の秋元氏がかいてるところがミソね。

 兎に角、考えれば考えるほど、いろいろととれる曲ですわねぇ。

 まあ、よくよく考えれば、いろいろメッセージ性がある曲ってわけで、実際のところ、そこまで考えて、この曲聴いてたかっていうと、そういうわけではないですよね。
 単純に楽しい曲って感じでさ。

 ただ、この曲、作曲は筒美京平氏なんですよね。それにしては、ちょっとこれっていうメロディがない・・っていうか、筒美氏的なところがあんまり見られないんだよね。
 やっぱし、詞とタイトルが強烈だかんね。 メロディは、あんまり重視しなかったってところでしょうか。
 この曲に関してはねどちらかというと、サウンドクリエート面で筒美氏は、関わっていたようです。

 実際のアレンジは、鷲巣詩郎氏で、筒美−鷲巣コンビは、松本伊代の「センチメンタルジャーニー」もそうですが、音的な指定は筒美氏が行っていたようです。
 歓声の声入れたり、わざと、ラッパの音をちゃちくしたりとかなど・・・ですね。

 あとは、ほとんどが打ち込みなので、音的には、ほんとにちゃちいんですよ。この曲。
 だから、最初聴いた時は、詩に関しては、「すげぇなぁ」とは思いましたが、音に関しては、「なんだ? このちゃちさは」って印象しかなかったなぁ。
 だって、歓声のSEにしても、なんか中途半端だしね。

 まあ、意図的にコンパクトにしたのかもしれないけど・・。

 あ、さいごの「バイバーイ」って言うのは、キョンキョンの意図的なところみたいですけど、。

 まあ、兎に角、この曲を境に、80年代アイドルっていうものに、ひとつの区切りが付いたことは間違いないですわなぁ。
 80年代の前半と後半を区切る1曲ってところですね。

 ・・で、現実はというと、この曲のように、アイドル=スターという神話は、これ以降くずれ、「となりの○○コちゃん」的、もっというと、オタク的にアイドルが傾いて行っちゃたのは、時代の皮肉さってもんですかねぇ。

 それとも、そこまで、秋元氏は考えてた? 


 うぬー、3連荘トリの曲にしては、腑抜けな文章になってしもたな〜。 読んでくれてる皆様、スマソ。





※2005年11月に書いたものの再掲載です。